「導電性フィラー」会場セミナー:特性と設計及び開発について
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会場開催

〇金属粉末、カーボンブラック (CB) 、カーボンナノチューブ (CNT) 等、目的に応じた導電性フィラー分散高分子材料を作製するための複合材料中でのフィラー分散状態の制御や温度に対するPTC (Positive Temperature Coefficient) 特性の発現メカニズムを定量的解析まで含めて詳細に解説いたします。

導電フィラー分散高分子複合材料
特性と設計及び開発について
~金属粉末、カーボンブラック (CB) 、カーボンナノチューブ (CNT)~

<会場開催セミナー>

講師

大阪公立大学大学院  工学研究科 
物質化学生命系専攻 高分子科学研究室 
教授 堀邊 英夫 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

■ご略歴:
1981年4月 京都大学 工学部 合成化学科 入学
1985年3月 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
1985年4月 三菱電機 株式会社 入社 (研究員、主任研究員、主席研究員を歴任)
2003年4月 高知工業高等専門学校 物質工学科 助教授
2007年4月 金沢工業大学 バイオ・化学部応用化学科 教授
2013年10月~2022年3月 大阪市立大学 大学院 工学研究科 化学生物系専攻 教授
2014年4月~2017年3月 大阪市立大学 産学官連携推進本部 所長
2017年4月~2018年3月 大阪市立大学 大学院 工学研究科 化学生物系専攻 専攻長
2022年 大阪公立大学大学院工学研究科物質化学生命系専攻 教授 (現在に至る)
2022年4月~2024年3月 大阪公立大学 学長特別補佐

2007年4月 大阪大学 招聘教授 (兼) (現在に至る)
2015年4月~2016年3月 東北大学 客員教授 (兼)
2016年~2022年 兵庫県立大学 客員教授 (兼)
2016年~2019年 大阪工業大学 客員教授 (兼)
2017年 高知工科大学 客員教授 (兼) (現在に至る)
2017年 金沢大学 客員教授 (兼) (現在に至る)
2018年~2022年 東京農工大学 客員教授 (兼)
2021年 東北大学 特任教授 (兼) (現在に至る)
2021年~2022年 広島大学 客員教授 (兼)

■ご専門および得意な分野・研究:
高分子物性

■本テーマ関連学協会でのご活動:
昭和 61年 4月 高分子学会会員(現在に至る)
昭和 61年 4月 応用物理学会会員(現在に至る)
平成 20年 4月 Cat-CVD研究会 実行委員(現在に至る)
平成 21年 6月 第8回Cat-CVD研究会 実行委員長(平成21年6月まで)
平成 22年 4月 応用物理学会 本部第49期人財育成・教育事業委員(平成24年3月まで)
平成 22年 4月 応用物理学会 北陸・信越支部役員(平成24年3月まで)
平成 22年 4月 電気学会 論文委員(現在に至る)
平成22 年 9月 日本放射線化学会 常任理事(現在に至る)
平成24 年 1月 HWCVD International Advisory Committee(現在に至る)
平成24 年 2月 応用物理学会 第51期代議員(平成28年1月まで)
平成24 年10月 International Conference on Hot-Wire Chemical Vapor Deposition International Advisory Committee(現在に至る)
平成26 年 4月 フォトポリマー学会 組織・企画委員(現在に至る)
平成28 年 4月 関西コンバーティングものづくり研究会 会長(現在に至る)
平成28 年 4月 関西ナノテクネットワーク連絡協議会 委員(現在に至る)
平成29 年 4月 近畿化学協会 エレクトロニクス部会幹事(現在に至る)
平成30 年 4月 ラドテック研究会 理事(現在に至る)
平成31 年 4月 大阪工研協会 副部会長(現在に至る)

令和 6 年 4月 プラスチック成形加工学会 関西支部長(現在に至る)
令和 6 年 4月 フォトポリマー懇話会会長(現在に至る)

令和 6 年 4月 大阪公立大学 産官学共同研究会副会長(現在に至る)

日時・会場・受講料

●日時 2025年2月26日(水) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階第2特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

■はじめに
 ポリマーに金属粉末、カーボンブラック (CB) 、カーボンナノチューブ (CNT) などの導電フィラーを充填し作製した導電フィラー分散高分子複合材料は、フィラーが複合材料中でネットワーク状に連なり導電パスを形成するため、特異な電気特性を示す。特に結晶性ポリマーからなる導電性複合材料は、温度上昇とともに電気抵抗率が増加する正の抵抗温度係数 (PTC: Positive Temperature Coefficient) 特性を示す。PTC特性を示す材料はその特性から永久ヒューズ、温度センサー、ヒーターなどに応用可能である。導電性複合材料を永久ヒューズに応用する場合、室温抵抗率が低くかつ高温抵抗率が高く、抵抗率の増加が温度に対して急峻である必要がある。この目的に応じた導電性複合材料を作製するためには、PTC特性の発現メカニズムの解明が重要である。
 本講演では、フィラーはそもそも高分子のどこに入っているのか、室温時の抵抗を低下させ、一方、高温時の抵抗を上げるというトレードオフの関係を達成するためには、PTC特性の発現はどのような機構で起こるのか、高分子とフィラーのインターラクションについて、懇切に紹介したい。

■ご講演中のキーワード:
導電性フィラー分散高分子材料、フィラー分散状態、PTC (Positive Temperature Coefficient) 特性、金属粉末、カーボンブラック (CB) 、カーボンナノチューブ (CNT)

■受講対象者:
・高分子、導電性複合材料の研究や開発に関わる方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■本セミナーで習得できること:
•導電フィラー分散高分子複合材料
•PTC 特性 – 温度に対する抵抗率変化
•導電フィラーの複合材料中での分散状況
•PTC特性から見た高分子とフィラーのインターラクション

セミナー内容


1. 導電フィラー分散高分子材料とは?

1. PTC (PTC: Positive Temperature Coefficient) 特性とは?
2. 複合材料の導電性発現機構
3. 高分子の種類とPTC特性との関係
4. フィラーがCBの場合のPTC特性 – 最適なCBは? –
5. フィラーが金属の場合のPTC特性 – 最適な金属は –

2. ポリマーの結晶化度とフィラー分散高分子のPTC特性との関係
1. ポリマーの結晶化度の評価法
2. ポリマーの結晶化度とフィラー分散高分子のPTC特性
3. フィラー充填量とポリマーの結晶化度
4. フィラー充填量とフィラー分散高分子のPTC特性

3. フィラー分散高分子の溶融後の冷却速度の導電性への影響
1. 溶融後の冷却速度とポリマーの結晶化度
2. ポリマーの結晶化度と室温抵抗率
3. ポリマーの結晶化度とPTC特性

4. 結晶性高分子/Ni複合材料のPTC特性
1. Ni充填率と複合材料の室温抵抗率
2. Ni充填率と複合材料のPTC特性
3. 高分子とフィラーのインターラクション
4. FITモデル

5. 非晶性ポリマーと複合材料のPTC特性
1. 非晶性ポリマーにおけるフィラーの分散性 (SEM写真)
2. 非晶性ポリマーにおけるPTC特性

6. ポリマーブレンド/Niにける常温抵抗率とPTC特性
1. HDPE/PMMA/Ni複合材料の電気特性
2. HDPE/PVDF – Ni複合材料の電気特性 (混練順番を変えて)
3. HDPE – Ni/PVDF複合材料の電気特性 (混練順番を変えて)
4. PVDF/PMMA/Ni複合材料の電気特性

7. 複合材料のPTC特性の定量的解析
1. パーコーレーション理論における閾値の定義
2. ポリマーの体積膨張及び結晶化度を考慮したPTC特性
3. 絶縁領域の抵抗率になる温度での複合材料の見かけのフィラー充填率

セミナー番号:AC2502E3

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