撹拌 スケールアップ セミナー 撹拌槽の実践的スケールアップ技術(2025年3月13日)
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会場開催

・講師の企業経験に基づいた実践的な手法

撹拌槽の実践的スケールアップ技術

<東京会場セミナー>

講師

技術コンサルタント 博士(工学) 藤本 清二 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

1973年 住友化学工業(現住友化学)(株)入社、主に合成樹脂や機能性フィルムの製造プロセス並びにR&Dに従事
2006年 大倉工業(株)入社、主にフィルム加工プロセスのR&Dに従事し、技術教育も担当
2022年4月以降、フリーの立場で技術記事の執筆、技術指導を行うと共に、セミナー講師も務めながら現在に至る

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月13日(木) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
●会場 [東京・大井町]きゅりあん5階第1講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

○講師より/本セミナーのポイント
 「プラント一式の計画と立ち上げを担う」これは、特に若い技術者への講師の希望です。プラントの計画と立ち上げは(1)新規製品の工業化や既存事業の拡大、或いは(2)技術の合理化・革新を目的として行われるものです。したがって、これを担当することは「事業(経済)」と「技術」の両面で社業に貢献することに他なりません。(1)と(2)はどちらも「スケールアップ」がうまくいってこそ成就するものですから、技術者は「その方法論」をよく学んでおくことが必要です。
 そこで、本講ではスケールアップの対象として「撹拌槽」を採り上げ、講師の経験を踏まえて「実践的なスケールアップ手法」について解説します。

○主な受講対象者は?
・撹拌プロセスに従事する技術者・研究者
・撹拌槽のラボレベルからのスケールアップに従事する技術者・研究者
・スケールアップ全般に関心のある方
・現象のモデル化に関心のある方
・プロセス・エンジニアとしてキャリアを積もうとしている技術者

○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
・反応槽、または反応を含まない撹拌槽のスケールアップ技術
・撹拌動力と混合特性に関する実験・解析方法
・反応槽のシミュレーション:その有効性
・講師の企業経験に基づいた実践的な技術論

セミナー内容

1.スケールアップ総論
 1.1 スケールアップとは
 1.2 スケールアップの流れ
  1.2.1 実験と解析の準備
  1.2.2 原型機による実験
  1.2.3 実験データの解析とスケールアップ基準因子の見極め
  1.2.4 実機仕様の決定(基本設計)
  1.2.5 実機の詳細設計と設計変更への対応
  1.2.6 実機の水運転と実液運転
  1.2.7 スケールアップの検証とその結果の継承

2.撹拌槽のスケールアップ:スケールアップ比の決定・基準因子の見極め
 2.1 撹拌性能を決定する重要な諸元
 2.2 スケールアップ比の決定
 2.3 スケールアップ比と撹拌特性倍率
  2.3.1 スケールアップの基準因子(幾何学的相似の必然性)
  2.3.2 原型機と実機の撹拌特性の対比
 2.4 スケールアップの基準因子を読み解く

3.原型機による撹拌実験
 3.1 序論(核心は撹拌動力の決定と混合特性の同定)
 3.2 撹拌動力の測定と結果の適用
  3.2.1 測定方法
  3.2.2 撹拌動力数-レイノルズ数線図
  3.2.3 撹拌動力の決定
 3.3 混合特性の同定(完全混合の見極め)
  3.3.1 ステップ応答法による解析
  3.3.2 1段完全混合槽の残存濃度曲線
  3.3.3 可視化実験による混合時間の測定
  3.3.4 無次元混合時間-レイノルズ数線図

4.実機によるスケールアップの検証
 4.1 撹拌動力
  4.1.1 モーター動力の推算方法
  4.1.2 水運転と実液運転による検証
 4.2 混合特性
  4.2.1 水運転による検証(槽列モデル)
  4.2.2 実液運転の想定

5.スケールアップに関連する技術検討
 5.1 撹拌翼を増設するときの動力推算法
 5.2 原型機-実機間の幾何学的相似を外すときの考え方
 5.3 反応のシミュレーション
  5.3.1 連続塊状重合の例
  5.3.2 回分式懸濁重合の例
 5.4 立ち上げを想定した事前検討(シミュレーションの適用)
  5.4.1 スタートアップ手順
  5.4.2 エマージェンシーへの対応

6.教訓(スケールアップを振り返る)
 6.1 「サイズ効果」という原型機の落とし穴
 6.2 失敗しないためのポイント

<質疑応答・名刺交換・個別相談>

セミナー番号:AC250304

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