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会場開催

・陸上養殖に取り組むのなら知っておきたい設備の技術!
・採算性の鍵:“水処理技術”については特に詳しく解説!

陸上養殖技術の概要と

実用化に欠かせない水処理技術のポイント


<東京会場セミナー>

講師

(株)プレスカ 専務取締役 佐藤 順幸 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

 東京水産大学(現・東京海洋大学)修士課程終了後、水処理メーカーで、排水処理装置(下水処理、アルカリ性排水中和、油水分離等)、養殖機器(泡沫分離、液体サイクロン等)の設備管理、研究・開発に従事。
 2008年、(株)プレスカ設立に参加し、魚介類蓄養・養殖設備に用いられる浄化機器(特に泡沫分離装置)、アルカリ排水中和装置の設計・技術指導、好気脱窒装置及び閉鎖循環式アワビ養殖システムの研究・開発を行っている。今までに携わったことのある魚種・魚介類(研究・テストも含む)は、アワビをメインにヒラメ、ドウマンガニ等、多岐にわたる。

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月19日(水) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階G会議室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

○講師より
 「閉鎖循環式陸上養殖」はサステナブルな養殖技術として注目が高く、トラウトサーモンなどごく限られた魚種では実用化の段階に到達しています。しかし、多くの魚種でいまだ様々な問題を抱えており、実用化に向けた研究開発が各企業で行われています。
 閉鎖循環方式による養殖を実現するには、種苗、飼育、水質、エネルギーなど解決しなくてはならない技術的課題が多岐にわたります。特にアワビは水質に敏感であり、また成長も遅く個体差が激しく、人気はあるが実現が難しい代表的な魚介類です。
 本セミナーでは、「閉鎖循環式陸上養殖」の基礎事項を概説するとともに、水処理技術について、必要不可欠な泡沫分離と硝化、生産性の鍵を握る好気脱窒、意外と知られていない重要技術である曝気・脱気、省エネにつながる水温調整について解説をします。アワビの養殖事例、収支(コスト)試算例をもとに、「閉鎖循環式陸上養殖」の魅力、現状の課題、事業化を実現するためのポイントを説明します。

○主な受講対象者は?
・「陸上養殖」を調査・研究している方
・「陸上養殖」の実用化・黒字化を目指して取り組んでいる方
・陸上養殖、特に閉鎖循環式陸上養殖において要となる水処理技術に興味・関心のある方
・水処理関連技術に携わっている方 等

セミナー内容

1 陸上養殖について
 1.1 陸上養殖の概要
 1.2 閉鎖循環養殖の歴史
 1.3 閉鎖循環養殖メリットと課題
 1.4 養殖を始める前に

2 閉鎖循環式養殖で最も重要な水処理システム
 2.1 浄化対象水質と浄化装置
 2.2 ベストな水処理システムを構築するには
  ・経験ではなく設計の重要性
    ~一体型(飼育水槽・水質浄化・水温調整)設備の限界~
  ・設計上のポイント~機器性能及び負荷の把握~
  ・システムの構築
 2.3 水処理における要素技術
  2.3.1 泡沫分離:最も重要な要素技術
   ・泡沫分離の基礎知識
   ・同じ粒子除去技術であるドラムフィルターとの大きな違い
   ・タンパク質除去だけではない多機能性
   ・性能の良い装置を見分けるためのポイント
   ・導入事例から見えてくる重要性
  2.3.2 硝化(生物ろ過):ベース技術故の重要性
   ・硝化の基礎知識
   ・閉鎖循環養殖に適した技術、ろ材
   ・設計する上で必要なこと
   ・ろ材熟成の重要性と注意点
  2.3.3 脱窒:なぜ今、注目されているのか
   ・脱窒の基礎知識
   ・何故脱窒が閉鎖循環養殖に導入されるようになったのか
   ・好気脱窒~現在最も注目されている最先端技術~
  2.3.4 ガス交換:ほとんど知られていない重要技術
   ・ガス交換(気体溶解、脱気)の基礎知識
   ・酸素溶解における注意事項
   ・炭酸ガス除去の必要性
 2.4 その他の技術 ~さらなる効率を目指すには~
  ・水温調整 ~断熱の有効性~
  ・殺菌、難分解性有機物除去、pH調整
  ・水質・システム管理

3 閉鎖循環式養殖の採算性 ~アワビを例に~
 3.1 陸上養殖の四つの試み
  ・かけ流し式:異業種大規模養殖の先駆け
    ~斬新な企画は何故失敗したか~
  ・半循環式:海洋深層水養殖
    ~なぜ発展しなかったのか~
  ・閉鎖循環式①:産官学連携養殖プロジェクト
    ~高校生の挑戦~
  ・閉鎖循環式②:冷凍コンテナを用いた養殖
    ~どこでもできる手軽さと利点・欠点~
 3.2 閉鎖循環式養殖は儲かるか
  ・コスト試算
  ・イニシャルコスト、生産原価から見える問題点
  ・採算性を改善するための有効なポイント
  ・差別化できる技術の重要性

<質疑応答・名刺交換・個別質問>

セミナー番号:AC250305

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