排熱回収・熱エネルギー対策 セミナー (2025年3月6日東京開催セミナー)
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会場開催

★どこから手をつければ良いのか?対策を行う際の注意点、リスクも含め解説!
★熱回収ができる箇所を知り、自社工場の省エネポテンシャルを発見できます。

<脱炭素、CO2削減の要!ガス、電力単価高騰時代に向けた>

排熱回収考え方と自然エネルギーをフル活用した

熱エネルギー対策・暑熱対策

<会場開催セミナー>

講師

MDI(株) 代表取締役  岩澤 賢治 氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

*ご略歴:
 1992年~1996年 千代田化工建設株式会社にて石油プラント向熱交設計に従事
 1996年~2001年 マーレージャパン株式会社にて大型冷却塔の技術営業に従事
 2001年~2005年 アルファラバル株式会社にて冷凍機向け熱交設計・営業に従事
 2005年~現在   MDI株式会社を設立、排熱回収熱交メーカーとして現在に至る

*ご専門および得意な分野・研究:
 機械工学、熱力学、冷凍装置の開発、熱交換器の不具合解析、排ガス熱回収設計、超高効率空調用熱交換器開発、熱交換器専用洗浄液の開発、防錆用添加剤の開発

*本テーマ関連のご活動:
 エレクトロヒートセンター主催による排熱回収セミナー 講師
 省エネルギーセンター主催による排熱利用、熱回収に関する技術導入説明 講師
 各電力会社様向け ヒートポンプの基礎勉強会 講師

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月6日(木) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階第1特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 ※会場での昼食の提供サービスは中止しております。
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

 工場の脱炭素、CO2削減問題の大きな割合を閉める熱エネルギー対策について、気が付いていない低温熱回収、暑熱対策のポテンシャルを知ることで大きなランニングコスト改善のチャンスがあることを知るだけでも今後の改善対策に織り込めるメリットがあります。
 省エネを進める=省エネ機器を買えばOKという従来思想では今後のCO2削減の宿題は大きく出遅れてしまう現実があります。熱回収ができる箇所を知ることで、将来に向けた省エネポテンシャルを発見できます。対策を行う際の注意点、リスクも含めてセミナーではお伝えいたします。
 決して聞こえのいい大手製品営業のような内容ではなく、現実的な視点で理解できる内容となっています。

(株)MDIについて
 ・熱交換、チラー、ヒートポンプ、冷却塔などの熱機器の効率改善や、循環水や排ガスの汚れ問題対策を経験し、実際の加熱炉、洗浄槽、乾燥機、集塵機、ボイラーの省エネ化提案などを行える企業としては、日本国内ではあまり経験がない企業が多いですが、MDIでは設立当初からこれらのマーケットに精通しているため多くの知見、解決策がございます。

○受講対象:
 工場のCO2削減チームや、暑熱対策で従来式空調では問題が改善しない現場の管理者の方、既設の設備をどうしたら良いかわからない保全課担当者様、今後の工場のエネルギー問題を徹底的に改善したい責任者の方などが対象となります。
 特に塗装プロセス環境の前処理洗浄槽の蒸気削減対策や、焼入れ炉の熱回収、リネン工場の酷暑現場の空調改善、コンプレッサ室のオーバーヒート対策など熱エネルギーに関する解決事例を含めた考え方について解説します。

○受講後、習得できること:
 ・排熱回収の見つけ方、利用方法、注意点
 ・暑熱対策の自然エネルギー利用の考え方、空調プロセスの高効率化について
 ・汚れ、腐食が存在する場合の熱交換器、ヒートポンプの活用方法
 ・熱交換器のメンテナンス時の注意点と推奨する洗浄方法

セミナー内容

1.熱とは
 (1)熱の種類、基礎

  ~熱の第一法則と第二法則を知れば完璧~
 (2)実際の熱ロス
  ~30℃以上の排熱を見つける~
 (3)熱の基礎から考え直す熱交換の方法
 (4)省エネ、CO2削減の対策の順番を知る

  ~環境のために温度差発電?その前にやるべきことをやってください~

2.最新の熱交換器および関連アイテムの解説
  ~プレート式熱交換器とシェルチューブ式、フィンチューブしか知らない?
   様々なアイテムを知り状況に応じ適切に対応するために~

 (1)排ガス/液用プレート式

  ~特長(モジュール構造)~
  ~用途(無圧蒸気、ボイラ排気、ベーパーコンデンサ)~
  ~事例(炊飯、製麺排気、リネン排気)~
 (2)コンプレッサエアー、エンジン排ガス用SUS316プレート式
  ~用途(アフタークーラー、エンジン排気ガス、減圧ガス)~
 (3)気体/液用超高効率アルミプレートフィン式(150℃以下)
  ~特長(熱効率最大80%以上、潜熱回収、小型、耐腐食設計モデル、低圧力損失の両立)~
  ~用途(エコノマイザ後のガス燃焼排気、半導体小型集塵機排気)~
  ~事例(アフタークーラー高効率+低圧力損失化、井水冷房用“下げろ!デマンド君HYPER”)~
 (4)汚水熱回収用腐食設計チタンコルゲート2重管
  ~事例(カット野菜工場排水、牛舎糞尿熱回収ヒートポンプ熱源用)~
 (5)超小型10馬力ヒートポンプチラー“BLACKBOX”
  ~1台の熱交換器で蒸発、凝縮、スーパーヒーター、サブクーラーを実現~
 (6)関連アイテム(SS汚れ成分の簡単な分離、除去アイテム)
  ~特長(高効率熱交換器のリスクであるSS汚れ成分の簡単な分離、除去)~
  ~用途(マルチサイクロン;砂、泥、火山灰対策用砂、泥、火山灰対策用ガラスパールろ過器;赤水対策用)~
 (7)関連アイテム(熱交換器のメンテナンス用洗浄液)
  a)ダイナミックGC-S
  ~特長(アルミ腐食ゼロ、火傷をしない、アルカリ(pH13))~
  ~用途(アルミ熱交換器用専用洗浄液)~
  ~事例(油煙、排ガスPM、工作機械現場の油ミスト対策)~
  b)ダイナミックデスケーラー
 (8)熱エネルギーコンサルタント、CO2削減ポテンシャル診断熱の基礎、現場の熱機器保守の考え方

3.工場・設備のCO2削減対策、環境改善対策の盲点と改善例
 (1)省エネ機器を設置して、CO2削減が出来ていない実例

  ~機器を交換すれば省エネが完了!と考えるところに落とし穴がある~
 (2)チラーの放熱方法による消費電力の違いの実情
  ~なぜ某社製の空冷チラーは水冷チラーよりも効率よく冷えるようになった?~
  ~空冷と水冷、同一コンプッサを前提とした冷却温度による消費電力の違いの説明~
 (3)暑熱対策は、エアコン?加湿冷房?地球が暑くなるのも当然
   :過去の日本人に習う自然エネルギーによる冷房システムの最新事例
  ~炉の熱が暑いから換気扇増設+スポットエアコン?固定観念が熱の基本からは逸脱~
  ~冷風扇、ミスト散水は冷房ですか?~
   :熱中症問題、アルミ製品の錆び問題、レジオネラ菌問題続出
  ~最新井水利用の除湿冷房熱交換器“下げろ!デマンド君HYPER”の設計思想~
  ~自然エネルギーを利用した超高効率空調最新情報~
   :暑さ指数の考え方
   :空気線図で考える冷房と加湿による空気温度低下の比較
 (4)液化天然ガスのベーパライザのための温水製造をボイラゼロ化させる方法
 (5)ベーパーコンデンサの考え方を間違うと、CO2増加システムとなる事例


4.排熱回収とは~具体的事例~
 (1)熱回収の考え方

  ~気が付かない排熱が膨大な利益を排出~
   :ある某大手自動車半導体実装工場内の自然エネルギー利用による空調コスト削減事例
 (2)熱交換器とヒートポンプの違い
  ~基本的な設計思想の再認識~
 (3)蒸気ボイラの基本と省エネの見方
  ~タンク温度が温まっているから省エネしている?~
 (4)ヒートポンプの基礎
  ~冷媒ガスの種類と温度範囲、特徴から考える お得な使い方~
 (5)排熱回収熱交換器とヒートポンプを組み合わせた超高効率システム例
 (6)都市ガス、LPガス燃焼排ガス中の熱回収での注意点と対策事例
 (7)排熱回収を行うことで冷房出力できる最新提案
 (8)コンプレッサのオーバーヒート対策

  ~機械効率アップとボイラ給水加熱の両立~
 (9)再生可能エネルギー利用のシステムの考え方
  ~地熱やエンジン熱利用におけるバイナリー温度差発電プラントの熱交換器としての注意点~
  ~バイオマスボイラー、バイオマスガス発電プラントにおけるチップ乾燥の盲点~

  <質疑応答>

セミナー番号:AC2503L1

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