「高分子結晶化」会場セミナー:物性・機能制御に向けた基礎知識と評価法
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会場開催

●低分子や金属と対比しながら、高分子結晶の構造と結晶化プロセスの特徴について解説!
●分子構造の規則性、温度条件、配向条件などを取り上げ、最終的にどのような構造形成につながるか、実例を交えながら紹介させていただきます。

高分子結晶および結晶化プロセス入門
~物性・機能制御に向けた基礎知識と評価法~

<会場開催セミナー>

講師

京都大学 化学研究所 准教授  登阪 雅聡  氏

* 希望者は講師との名刺交換が可能です

講師紹介

■ご略歴:
平成元年より旭化成工業(株)(当時)にて光学製品の開発に従事。
平成7年、京都大学化学研究所に助手として着任。
平成22年より、京都大学化学研究所准教授。高分子結晶の高分解能電子顕微鏡観察技術の確立に貢献する他、高分子結晶の局所構造解析、ゴムの伸長結晶化に関する精密解析等を手がけ、現在に至る。

繊維学会 平成26年度繊維学会賞 受賞
日本接着学会 平成27年度(第37回)進歩賞 受賞
日本ゴム協会 第21回CERI最優秀発表論文賞 受賞
繊維学会 平成30年度繊維学会論文賞 受賞
日本接着学会 令和6年度(第46回)学会賞

■ご専門および得意な分野・研究:
高分子結晶の高次構造解析、高分子結晶化

■本テーマ関連学協会でのご活動:
繊維学会(Journal of Fiber Science and Technology編集委員)
日本ゴム協会(編集委員)
日本接着学会(評議員、関西支部幹事)
著書:高分子の結晶化、延伸による高性能化 分担執筆(登阪雅聡, 第10章「架橋ゴムの伸長による結晶化―高強度化への布石―」, pp. 95-103 担当)シーエムシー出版 (2024)

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月24日(月) 10:30-16:30 ※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。
●会場 [東京・京急蒲田]大田区産業プラザ(PiO)6階C会議室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 ※会場での昼食の提供サービスは中止しております。
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。
 ●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
 ●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
  場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
  *PC実習講座を除きます。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

会場開催
会場で開催する対面セミナーです。
・東京都内の会場を中心に開催しております。詳細は各セミナーページの案内をご参照ください。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する 弊社の対応はこちら
・セミナー費用等について、当日会場での現金支払はできません。
・昼食の提供もございませんので、各自ご用意頂ければと存じます。

セミナーポイント

■はじめに
 結晶性高分子材料の物性は、結晶が織りなすナノからミクロンスケールの階層的な構造に大きく左右される。こうした結晶構造のコントロールは、より優れた物性の発現や、更なる高機能化を図る為に必須である。従って、様々なスケールで結晶の構造を解析すると共に、そうした構造が形成される機構を正しく理解する必要がある。
 本講演では先ず、低分子や金属と対比しながら、高分子結晶の構造と結晶化プロセスの特徴について解説する。さらに、物性との関わりが深い項目として、分子構造の規則性、温度条件、配向条件などを取り上げ、最終的にどのような構造形成につながるか、実例を交えながら紹介する。
引き続き、高分子結晶の階層的な構造を解析する手法として、顕微鏡法、および、回折・散乱による解析法について解説する。

■ご講演中のキーワード:
ラメラ晶、平衡融点、顕微鏡、X線回折、散乱

■受講対象者:
新しく高分子結晶を取り扱うエンジニア
高分子結晶の構造解析に新しく携わるエンジニア
高分子結晶の関係する測定データの解釈にお困りの方
高分子結晶の解析方法にお困りの方

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
高分子に関する基礎知識
高校レベルの数学の知識

■本セミナーで習得できること:
高分子結晶に関する考え方
顕微鏡観察に関する基礎知識
回折・散乱の解釈に関する基礎知識

セミナー内容

1.高分子の結晶の基礎
  1-1.「結晶」とは何か
    1-1-1.「結晶」の定義
    1-1-2.結晶はなぜ生成するか
  1-2.高分子結晶の構造的特徴
    1-2-1.低分子結晶との対比
    1-2-2.線状高分子の凝集構造
    1-2-3..高分子結晶特有の高次構造(ラメラ晶、球晶、繊維構造)
  1-3.高分子結晶の生成
    1-3-1.結晶核の形成
    1-3-2.二次核生成→生長
    1-3-3.結晶化速度
    1-3-4..結晶化温度と融点
  1-4.物性との関わりと評価法
    1-4-1.結晶化度
    1-4-2.融点
    1-4-3.分子構造の規則性(融点への影響、結晶成長への影響)
    1-4-4.配向
  1-5.高分子結晶化の特性を活用した加工技術の例
    1-5-1.ゲル紡糸
    1-5-2.ナノ配向結晶体(NOC)

2.構造解析法
  2-1.顕微鏡法と回折・散乱法について
    2-1-1.手法の特徴と使い分け
    2-1-2.波長と観察スケール
    2-1-2.コントラスト
  2-2.透過型電子顕微鏡
    2-2-1.試料調製
    2-2-2.観察モード(明視野像観察、電子回折、暗視野観察)
  2-3.回折・散乱の基礎
    2-3-1.散乱とフーリエ変換
    2-3-2.ブラッグ回折
    2-3-3.逆空間
  2-4.結晶の回折
    2-4-1.逆格子(回折反射の指数、エヴァルト球、限界球)
    2-4-2.多結晶体の回折(粉末図形、繊維図形)
    2-4-3.微結晶サイズの評価(シェラーの式)
    4-4-4.測定とデータ処理の流れ
    2-4-5.電子回折
  2-5.小角散乱による積層ラメラの解析
  2-6.放射光を用いた解析の実例

    2-6-1.高速時分割測定
    2-6-2.マッピング

セミナー番号:AC2503Z9

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