CFRPリサイクル セミナー(2025年1月)―欧米や中国および国内の技術動向を把握
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Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

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★CFRPからの炭素繊維の各種回収技術から、その加工および再利用・製品適用技術まで!
 カーボンニュートラルの観点からも注目のCFRPリサイクルの最新動向を解説します!

<国内外における>

炭素繊維・CFRPにおける

リサイクル・再利用技術動向・課題

<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴有>

講師

溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学)  柴田 勝司 氏

ご略歴:

 1980年     京都大学工学部合成化学科卒業
 1980年     日立化成工業株式会社入社
 2011年~2014年 熊本大学大学院 博士(工学)取得
 2015年     日立化成株式会社を定年退職
 2016年     溶解技術株式会社を設立
 2019年~2022年 名古屋大学客員教授を兼任

日時・会場・受講料

●日時 2025年1月30日(木) 10:30-16:30
●会場 会場では行いません
●受講料
 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
   →「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

 これまで炭素繊維強化プラスチック (CFRP) は,軽量化による燃費の大幅な向上が期待される航空機に使われてきた.2010年代に入ってからは,様々な電子機器を装備した高級車や,大量の蓄電池を積んだ電気自動車などの軽量化のためにも使われるようになった.その結果,炭素繊維(CF)は最近5年間で約2倍の生産量となり,それに伴って使用済みCFRPおよびCF生産工程廃材も大幅に増加している.
 また,CFを用いた輸送機器は軽量化でき燃料は節約できるが,CFを製造する際には長時間高温で焼成するため,多量のエネルギーを必要とし,環境影響評価 (LCA) の結果では環境によい材料ではないとされる.長距離を走る商業用輸送機器でのみ効果が得られるという東京大学の高橋らの試算がある.その対策としては,使用済みの輸送機器から回収したCFを,同種の輸送機器に再利用することが最良の方法としている.
 本講演では,国内並びに国外におけるCFRPのリサイクル技術の最新動向を紹介する.

○受講対象:
 ・CFRPの研究開発に携わっている方
 ・複合材料のリサイクル事業を行いたいと思っている方
 ・CFRPの低コスト化のためにリサイクルCFの利用を考えている方

○受講後、習得できること:
 ・CFRPリサイクル技術の世界的な技術動向
 ・CFRPからCFを回収する技術
 ・回収したCFの加工技術
 ・回収したCFの製品適用技術

セミナー内容

1. 緒言
  ・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の出荷量
  ・CFRPの用途
  ・ボーイング787に使われている材料
  ・PAN(PolyAcryloNitrile)系CFの製造法
  ・CF製造時のエネルギーとCO2排出量
  ・CF廃材の種類
  ・CFRP廃材のリサイクルに適用可能な技術
  ・各種CFRPリサイクル技術の比較

2. 国内のCFRPリサイクル技術
 2.1 マテリアルリサイクル

  ・ACA-空気流によるCF回収技術
 2.2 熱分解法
  ・炭素繊維協会-実証プラント
  ・東レ-省エネルギ-熱分解法
  ・三菱レイヨン-省エネルギ-熱分解
  ・三菱ケミカル-省エネルギ-熱分解
  ・高安-前処理なし
  ・カーボンファイバーリサイクル工業-省エネルギ-熱分解
  ・リーテム,富士加飾-自動制御システム
  ・ファインセラミックスセンタ--水蒸気分解
 2.3 超臨界流体法
  ・静岡大 岡島准教授-亜臨界流体
  ・熊本大(現名大)-後藤教授-亜臨界アルコール
 2.4 加溶媒分解法
  ・東京工大 久保内教授-硝酸
  ・大阪府立大-酸
  ・産総研,東邦テナックス-液相分解
  ・アースリサイクル-グリコール
  ・日立化成-アルコール
 2.5 その他の回収技術
  ・八戸高専 杉山教授-電解酸化法
  ・成蹊大-電解酸化法
  ・信州大 水口特任教授-半導体分解法
  ・埼玉産技セ-CFRTPの有機溶剤溶解法
 2.6 再利用技術
  ・愛媛大,東レ-コンクリート
  ・JAXA-航空機部品
  ・阿波製紙(株)-CF製紙
  ・三菱重工-再生CFRTP評価

3. 海外のCFRPリサイクル技術
 3.1 マテリアルリサイクル

  ・HADEG Recycling (DE)-CF生産工程廃材
  ・Procotex (BE)-CF生産工程廃材
  ・Sigmatex (GB)-CF生産工程廃材
  ・Hexcel Reinforcements UK Ltd. (GB)-CF生産工程廃材
  ・Carbon Fiber Remanufacturing LLC (US)-CF生産工程廃材
  ・Fiberline Composites (DK)-CFRP工程廃材
  ・Airbus (FR)-航空機
  ・ROTH International (DE)-各種製品
 3.2 熱分解法
  ・Karborek (IT),ENEA (IT)
  ・ELG Carbon Fibre Ltd. (GB)
  ・Carbon Conversions Inc. (US)
  ・REFORM (EU)-Re-Fib法
  ・Aachen Univ. (DE)-残留炭素除去
  ・Univ. of Concepcion (CL)-CNT付加
  ・Alpha Recyclage Composites (FR), Toulouse Univ.(FR)-水蒸気分解
 3.3 超臨界流体法
  ・The Univ. of Nottingham (GB)-超臨界プロパノール
  ・Harbin Inst. Of Tech. (CN)-超臨界水
  ・Vartega (US)-超臨界CO2
  ・Cranfield Univ. (GB)-亜臨界アセトン/水
  ・Washington State Univ. (US)-亜臨界水orエタノール
  ・Korea Inst. Of Sci. & Tech. (KR)-超臨界水
 3.4 加溶媒分解法
  ・Adherent Technologies, Inc. (US)-溶媒不明
  ・Advanced Plastics Technologies, Ltd. (GB)-酸,塩基
  ・Siemens (DE)-アミン
  ・寧波材料技術與工程研究所 (CN)-DMF/H2O2
  ・中国科学院大学 (CN)-AlCl3/酢酸
  ・The Boeing Company (US)-各種溶媒
  ・Shocker Composites (US)-プリプレグ,インライン
  ・Indian Inst. Of Tech. Madras (IN)-酢酸/H2O2
  ・Global Fiberglass Solutions (US), Washington State Univ.(US)-エタノール,水
  ・Nuremberg Inst. Of Tech. (DE)-NMP→H2O2
  ・Catack-H (KR)-水+?
  ・Korea Inst. Of Sci. and Tech.(KR)-水
  ・Korea Inst. Of Sci. and Tech.(KR)-水+界面活性剤
 3.5 その他の回収技術
  ・Vetrotex France S.A. (FR)-溶媒洗浄法
  ・DaimlerChrysler AG, (DE)-高周波分解法
  ・Shenzhen Univ. (CN)-電気分解法
  ・Shenzhen Univ. (CN), Univ. of Manchester (GB)-電気分解法
  ・Kunming Univ. of Sci. and Tech. (CN)-高周波分解法
  ・Fraunhofer Institut fur Chemische Technologie ICT (DE)-高周波分解法
 3.6 易分解樹脂
  ・オランダ応用科学研究機関(TNO)(NL)-Diels-Alder反応を利用した樹脂
  ・Mallinda (US) /Univ. Colorado Boulder (US)-新規ポリイミン
 3.7 再利用技術
  ・Imperial College London (GB)-評価技術
  ・North Carolina State Univ. (US)-評価技術
  ・CFK Valley (DE)-航空機部品
  ・SGL ACF/BMW (DE)-自動車部品
  ・Triumph Composites Systems (US),Washington State Univ.(US)-航空機部品
  ・Steelhead (US), Vartega (US), Michelman (US)-圧力容器
  ・Composite Recycling Technology Center (US)-パドル
  ・Composite Recycling Technology Center (US)-ベンチ
  ・Composite Recycling Technology Center (US)-合板
  ・Composite Recycling Technology Center (US),ELG Carbon Fibre Ltd. (GB),
   Inst. For Advanced Composite Manufacturing Innovation (US)-シートバック
  ・Dell (US), SABIC (SA) -ノートPC筐体
  ・Boeing (US), ELG Carbon Fibre (GB)
  ・Adesso Advanced Materials Wuhu Co., Ltd. (CN)-自動車部品
  ・Vartega (US), Janicki Industries (US)-航空機部品
  ・Vartega (US), Janicki Industries (US)-航空機部品
  ・Composite Technology Center (DE),Airbus (FR)
  ・Alchemy Bicycle Co (US), Vartega Inc.(US)
  ・Fraunhofer ICT (DE)-電池セパレータ
  ・Vartega (US), Braskem (BR)-CF強化PP3Dフィラメント
  ・CarloRatti Associatti,Italo Rota (IT)-MAE Museum
  ・Vartega (US)-自動車部品
  ・Vartega (US)-自転車部品
  ・Fairmat (FR)-プリプレグ-パデルラケット,インソール
  ・Hefei Univ.,Hefei Univ. of Tech. (CN)-回収CFの配向技術
  ・Vélos Advancements (NZ)-自転車
  ・Lenovo (CN),東レ (JP)-ノートPC
  ・IPC/CReCoF (FR)-複合材料リサイクルガイドブック

4. 結言
 (1) 結論
 (2) 今後の技術課題

  <質疑応答>

セミナー番号:AD2501N1

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