塗布条件に適した塗工方式の選定と塗工技術のノウハウ
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Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


塗る条件に適した方法は何か?どういう基準で選択すれば良いか?
数式は最小限に抑え、塗工のノウハウを解説します!

塗布条件に適した
塗工方式の選定と塗工技術のノウハウ

-スロット、グラビア、ブレード、バー、スピン、ディップなど-


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

AndanTEC 代表 浜本 伸夫 氏

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月6日(木) 10:30-16:00
●会場  会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

機能性フィルムの開発ではスピンコーターや手塗りバーが活用されるが、Roll To Roll量産には、汎用のスロット、グラビア、コンマ方式等が活用されます。薄かったり厚かったり、塗る条件に適した方法が何れか、どういう基準で選択すれば良いか迷う研究者も多いであろう。しかし化学工学の専門書や論文は数式が乱立して分かりにくく、特に化学系や生物系出身の研究者が習得する負担になっている模様。このウェビナーでは、数式は最小限に抑え、図表、動画や演習ツールで塗工のイメージ作りを支援します。

■この講座を受講して得られる情報・知見:
-現場力向上を目指す! スキルアップセミナー
-Roll To Rollの製造トラブルへの恐怖を取り除きます

セミナー内容

1.はじめに
 1-1. はじめに
 1-2. 塗工と乾燥 (開発とパイロットと量産) 
 1-3. フィルムが利用されている製品は? 
 1-4. 製品に占めるフィルム要素
 1-5. フィルムの構成要素 ~厚みと層数~
 1-6. 塗る~溶かした液を塗る(Dry厚とWet膜厚)
 1-7. Wet塗布量の決め方
 1-8. 塗工方法の比較(三種しかないダイ方式
 1-9. 開発のステップ
 1-10. 実験室とRoll to Rollの違い
 1-11. 実験室の塗工方式
 1-12.  開発と要因変更、異なるアプローチ

2.スロット塗工
 2-1. スロットダイの塗工性
  2-1-1. スロットダイの構成と部品
  2-1-2. 給液方法
  2-1-3. ダイヘッドの設置角度
  2-1-4. 薄塗りと厚塗り
  2-1-5. 薄塗り限界 (スジ)
  2-1-6. 最小膜厚 (Ca数との関係)
  2-1-7. 塗布可能領域 (Coating Window)
  2-1-8. Couette-Poiseuille流
  2-1-9.Couette-Poiseuille流(非ニュートン)
  2-1-10. リップ形状(厚塗りと薄塗り)
  2-1-11. 上リップの渦
  2-1-12. 厚塗りの操作
  2-1-13. 背面減圧しない操作方法
  2-1-14. より薄く(OverBite)より厚く(UnderBite)
 2-2. テンションド・ウェブ方式
  2-2-1. テンションと流体圧のバランス
  2-2-2. ギャップの見積もり
  2-2-3. Coating Window
  2-2-4. スロット渦
  2-2-5. リップ形状
  2-2-6. リップ形状と塗布性
 2-3. ダイ内の流れ 
 2-4. 配管・マニホールド・スロットの流動
 2-5. マニホールド差圧による流量減少
 2-6. マニホールド差圧への非ニュートン影響
 2-7. スロットギャップ偏差の影響
 2-8. 厚み調整ボルトの隣接干渉とヒートアクチュエーター

3.ブレード塗工(コンマ・コーター) *コンマコーターはヒラノテクシードの商標
 3-1. ブレード塗工の分類(ナイフ・スティッフ・ベント)
 3-2. コンマ・コーターの特徴
 3-3. ナイフ型ブレードの塗工厚み
 3-4. コンマロールたわみ
 3-5. コンマロール保温
 3-6. 給液方法
 3-7. 接合通過
 3-8. 間欠塗工
 3-9. 液ダム内の流動
 3-10. ダム液面と底面
 3-11. 液ダムの液漏れ防止フィルム

4.グラビア塗工
 4-1.ダイレクト方式(正転)
 4-2.リバース方式(逆転)
 4-3.キスリバース方式(バックアップなし)
 4-4.ドクターチャンパー方式(密閉型)
 4-5.ダイレクト方式の液だまり(ギャップと粘度)
 4-6.ダイレクト方式の膜分断(渦と周速比)
 4-7.リブ発生条件(ダイレクトの場合)
 4-8.リバースの膜転写箇所の流動
 4-9.リバース方式の塗布可能領域
 4-10.セルの過充填と部分充填
 4-11.ブレード後のセル残液
 4-12.ドクターブレード当て角
 4-13.ドクターブレード形状
 4-14.ドクターブレードの押し圧と膜厚
 4-15.ドクターブレードの当て角と摩耗
 4-16.ドクターブレードの接触面に作用する力
 4-17.ドクターブレード当て板
 4-18.端部の厚塗り対策
 4-19. 塗られる膜厚を支配する因子 (ロール塗工)
 4-20. フォワード・グラビア(ダイレクト/キス)の膜厚
 4-21. セルからの転写率
 4-22. 溝付バーのDLC表面処理
 4-23. 各社のグラビア特許・実用新案 登録数
 4-24. 小径グラビア塗工方式
 4-25. ドクターチャンバー方式
 4-26. フィルム端部の持ち上げ方式
 4-27. グラビアロール撓みとロール径

5.ワイヤーバー塗工
 5-1.ロール塗工の比較 (グラビア塗工とバー塗工)
 5-2.塗工部(ワイヤーバーと溝付バー)
 5-3.実験室の手引きバー
 5-4.回転の塗布量への影響は?
 5-5.量産と同様の回転方式
 5-6.手塗布の回転しない方式
 5-7.ワイヤレスバーの塗工量
 5-8. 塗工量の計算
 5-9.塗工量の計算値と公知データ
 5-10.レベリング
 5-11.塗布直後のレベリング
 5-12.可視化実験系
 5-13.リップル筋の様子
 5-14.粘度とバー形状
 5-15.スジのレベリング
 5-16. 膜厚の定式化
 5-17. バー塗工のスジ限界速度の定式化
 5-18. 塗工部(受け座)
 5-19. 塗工液のオーバーフロー
 5-20. 塗工部(バーの真直度)
 5-21. 駆動部とカップリング

6.スピン塗工
 6-1.流動支配と乾燥支配
 6-2.理論膜厚(Emsile式)
 6-3.厚みと回転時間
 6-4.厚み分布と回転数
 6-5.ペロブスカイト太陽電池のガスフローと平滑性
 6-6. 膜厚と風の分布

7.ディップ塗工
 7-1.ディップ塗工の歴史
 7-2.薄塗りと厚塗り
  7-2-1.薄塗り(毛管駆動)
  7-2-2.厚塗り(排出駆動)
 7-3.排出区間ごとの挙動
 7-4.定常厚みの理論
 7-5.実際の塗工厚み

8. 開発・スケールアップ・量産
 8-1. 開発品のRoll To Rollへのスケールアップ
 8.2. 開発と量産のアプローチ
 8-3. トラブル時の工程分離
 8-4. チャンピオンと金太郎飴
 8-5. Roll To Rollでスケールアップするには

<質疑応答>

講師紹介

1992年 北大 工学部 合成化学工学専攻 修士修了
 同 年 富士写真フィルム、フィルム生産工程業務に従事
2013年 サムスン電子 総合技術院 素材開発センターで新素材開発
2019年 栗村化学 工程開発チーム長
2021年 米国 Zymergen社でバイオ素材開発
2022年 ミドリ安全 商品開発部GM
2023年 AndanTEC

セミナー番号:AD2503Z1

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