5G, 自動運転,車のEV化に供する積層セラミックコンデンサ(MLCC)の材料,多層化,大容量化,高信頼性化の最新動向
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Zoom見逃し視聴あり

オンライン受講/見逃視聴なし → 

オンライン受講/見逃視聴あり → 


進化が続く積層セラミックコンデンサの基礎から最前線まで詳解します!

5G, 自動運転,車のEV化に供する
積層セラミックコンデンサ(MLCC)における
材料,多層化,大容量化,高信頼性化の最新動向


<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

講師

防衛大学 名誉教授 大阪公立大学 客員教授 工学博士 山本 孝 氏

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月26日(水) 10:30-16:30
●会場  会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

 5Gシステムは「Sub6」, 「NR化」,「ミリ波」と進化することで通信基盤から生活基盤へと進化し,様々な業界で利用され始めた。また、生成AI(人工知能)が空前のブームであるが、条件付き自動運転の「レベル3」,特定条件下の完全自動運転の「レベル4」といった高度な自動運転技術の普及がAI技術と相まって,自動車の自動運転はサイバー空間と現実世界(フィジカル空間)との融合を目指している。
 これらの世界を実現するために,まず第一に高集積・大容量のCPUが必須であり,これらを安定に動かす受動部品の代表である積層セラミックスコンデンサ-(MLCC)は小型・大容量・高性能・省電力・高信頼化が進んできた。特に, Ni内電MLCCはNi金属の低コスト化を特徴にして大容量・小型化が急激に進んだ。チップサイズは年々小型化し0201タイプ(0.2×0.1mm)10μFの実用化も始まっている。一方,生成AIサーバー向けに1608タイプ(1.6x0.8mm)の100μFの大容量MLCCの量産も発表された。
 当講座ではNi内電MLCCの適用例を取り上げ ”材料から始まって,これらの高積層技術,高信頼性技術”と更に将来展望まで幅広く、且つ詳細に解説を行なう。 
 
■この講座を受講して習得できること:
・何故,日本メーカは強いのか
・積層コンデンサ-(MLCC)材料の基礎から応用
・原料からMLCC積層体
・内部電極の進化
・MLCCの高積層・高容量の技術
・積層の技術、その問題
・MLCCの信頼性技術

セミナー内容

1.移動通信システムの進化/自動運転レベル3,自動運転レベル4とは

2.AIサーバー用大容量MLCCの必要性

3.民生用/車載用MLCCサイズの変遷

4.MLCCの温度特性:車載用/生成AIには

5.コンデンサのDC電圧依存性 (Class1 vs Class2 MLCCの温度特性/DC特性/温度上昇)

6.スマートホンに搭載される電子部品の個数/自動車に搭載されるMLCCの個数

7.AI サーバー向け大容量MLCC

8. ムーアの法則は生きているか, そろそろ飽和?ロジック半導体の微細化ではムーアの法則は生きている

9.MLCCの世界ランキングと市場, MLCC事情,MLCCの世界ランキングが変わる

10. Ni-MLCCの商用化で IEEE Milestone賞を受賞

11.MLCCをLCR等価回路で考えると,低ESLコンデンサの利用,Lキャンセルトランス

12. Lキャンセルトランスで,ノイズ対策,近傍アンテナ間のノイズ対策

13.MLCC材料から見たBaTiO3+希土類+アクセプタ+固溶制御材+焼結助剤の歴史

14.MLCCの小型化,容量密度の進化,誘電体層薄層化の進化

15.MLCCの進展方向,小型化,大容量,高信頼性,自動車用コンデンサの要求性能

16.Ni-MLCCの製造プロセス,グリーンシートの技術動向

17.高信頼性MLCCに必要なこと,微小粒径,コア・シェル構造の利点

18.BaTiO3の誘電率のサイズ効果/小型・大容量化の課題,コアシェル構造の効用

19.薄膜用MLCCに求められる特性,水熱BaTiO3、修酸法BaTiO3

20.微少・均一BaTiO3のためのアナターゼTiO2, アナターゼTiO2の合成法

21.固相反応によるBaTiO3 の反応メカニズム

22.水蒸気固相反応法、水を介してBaTiO3の低温反応/水で加速する室温固相反応(BaTiO3)/ Cold sintering は実用化できるか

23.粉砕と分散とは、メデイアのサイズ、メデイアの材質

24. 微小ビーズ対応ミルによるナノ分散テクノロジー最前線

25. 分散技術/分散質の種類と分散系/分散機構の概要

26. MLCC分野におけるポリグリセリン誘導体の検討,MLCC用添加剤材/MLCCへの適用,MLCC焼結体への効果

27. BaTiO3ナノキューブの開発と適用,BTナノキューブ/グラフェン積層体のMLCC適用

28.RFプラズマ法による複合ナノ粒子合成

29.分級,MLCCの内電Ni粒子に最も重要な技術/Niナノ粒子の作り方(分級の役割)

30. MLCCでもう一つ重要な要素,内部電極と外部電極

31.高積層・高容量MLCCのためのNi内部電極用Ni微粒子、

32. 供材の効果(Ni電極と誘電体の線膨張係数差を如何に少なくする)

33.2段焼成法のNi内部電極の効果,カバーレッジの向上

34.Ni内部電極の成形メカニズム(膜断面の観察),Ni内部電極の連続性(カバーレッジ)向上のメカニズム

35.熱プラズマNi微粒子の合成,粒度分布,表面不活性,

36.Ni電極への添加効果(Ni-Cr, Ni-Sn), Ni-Sn内電MLCCの特性

37.Ni電極印刷法(グラビア印刷),プラズマ法、微粒子コーテイング法

38.MLCC外部電極(高温対応)

39. セラミックスコンデンサー(MLCC)の温度特性

40.X8R規格のMLCC、(Ba,Ca,Sn)TiO3の特性評価、Caの役割、Snの役割

41.X8R規格のMLCCの他の方法、応力印加効果

42.電圧印加で容量が増加するMLCCとは,PZT薄膜のキュリー点が600℃???歪エンジニアリング/”Strain Engineering”

43.導電性高分子コンデンサ,フィルムコンデンサ,シリコンキャパシター

44. 2022 Taiwan-Japan Passive Component Technology Symposium

45.積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の信頼性/BaTiO3の絶縁性/

46. 絶縁破壊と絶縁劣化/BaTiO3の絶縁性を上げるための添加物の役割

47. 置換サイトの基本は絶縁性,BaTiO3のどのサイトに入る, 置換サイトの同定法

48. BaTiO3の高温電気伝導に与えるBa/Ti比,希土類効果

49. MLCCの絶縁劣化メカニズム/絶縁抵抗:時間,HALT結果

50.コア・シェル構造の絶縁抵抗依存性/Cu, Sn固溶Ni-MLCCの絶縁抵抗時間変化

51. 誘電体の導電メカニズムの分類/薄膜,MLCCのリ―ク電流依存性

52. ショットキー電流とプールフランケル電流/Cu-MLCCとNi-MLCCの特性の違い

53. 劣化時のリーク電流の変化について/酸素欠陥評価法:熱刺激電流

54. 交流インピーダンス・等価回路法による評価,MLCC, SOFCに適用

55.圧電応答顕微鏡(PFM),接触共振-圧電応答顕微鏡(CR-PFM),KFM法による表面電位測定,

56. 酸素欠陥(熱刺激電流)による酸素欠陥の評価

57. MLCCの絶縁抵抗劣化に及ぼすLa添加効果

58. セラミック/内部電極界面,粒内,粒界を流れる電流,JE特性による分類

59.最近のMLCC研究動向

60.まとめ

付記)現象論的熱力学を用いたBaTiO3の特性シミユレーション

<質疑応答>

セミナー番号:AD2503Z3

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