セミナー:磁気センサの設計手法および効果的活用法2025|車載カメラ、ホールIC
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Zoom

★応用範囲が広く、自動車や産業機器など多くの用途で使われている磁気センサに関して、センサの全体像から、磁石、磁性体、磁気回路、検出素子の特徴、磁気センサ設計上の注意点など、講師の経験や実例を交えて、広く解説。

最適システム構築のための

磁気センサの設計手法および効果的活用法

<Zoomによるオンラインセミナー>

講師

岩瀬技術士事務所 所長 岩瀬栄一郎 氏

講師紹介

■経歴
1986 東京理科大学理工学部物理学科卒業、同年A社入社
1986-1999 ピックアップ回転センサの設計、量産化に従事
2000-2008 ホールIC車高センサの開発。ホールIC/AMR回転センサの開発および量産化
2009-2015 荷重センサ、ストロークセンサ、電流センサ、LIDERの研究開発
2016- 超音波ソナーの開発および量産化

■専門および得意な分野・研究
・磁気センサなど各種センサの開発、設計およびプロジェクトマネジメント
・メカトロ製品の設計保証手法、故障解析

日時・会場・受講料

●日時 2025年2月25日(火) 10:00-17:00
●会場  会場での講義は行いません。
●受講料 1名49,500円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,500円
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

 ●録音・録画行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。


●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

セミナーポイント

■講座のポイント
自動車やFA機器などシステムの電子化・自動化が進む今、センサは車両や設備システムを制御、自動化するうえで必須の技術であり、各メーカーがセンサを用いたシステム開発を加速させています。センサ及びシステムを最適設計し活用するためには、センサの種類や特徴、動作原理やその根本を知っておくことが重要となります。センサはいずれも磁気、力、温度、光、などの物理原理を適用することで、検出を可能にしています。その中でも磁気を使ったセンサは最も応用範囲が広く、多くの用途で使われています。
本セミナーではまず、温度、ひずみなど広く各種センサの原理や特徴を解説し、各種センサの全体像を把握していただきます。続いて磁気学の基礎を解説したうえで、磁石、磁気回路、検出素子の特徴、さらに設計上の注意点を解説します。自動車用センサ開発の第一線で活躍してきた技術士が、失敗例や失敗しないコツなど経験を交えた説明を行いますので、実践的で使える内容です。

■受講後、習得できること
・各種センサの一般知識
・磁気センサの設計開発や活用に取り組むために必要となる、磁石・磁性体に関する知識
・磁気センサを最適設計、活用するために必要不可欠な、磁電変換素子の原理や長所・短所

■受講対象
・磁気センサを活用し、システムの最適設計をめざす方
・磁気センサの開発設計者、実験評価者、品質管理者

■講演中のキーワード
・磁気センサ
・ホールIC
・MR
・磁石
・磁性体

セミナー内容

1.センサの基礎と各センサの特徴
 1-1.センサとは
 1-2.各種センサの主な原理と特徴
  1-2-1.温度センサ
  1-2-2.ひずみ応用センサ
  1-2-3.光センサ
  1-2-4.化学センサ
  1-2-5.磁気センサ(概要、特徴、製品例)

2.磁気回路の基礎と設計へのポイント
 2-1.磁石の物理的意味
  2-1-1.磁性体の基礎
  2-1-2.磁気の源
  2-1-3.強磁性体の構造(磁区、磁壁)
  2-1-4.初期磁化曲線
  2-1-5.磁化と磁気異方性
 2-2.電磁気の基礎
  2-2-1.磁界と磁束
  2-2-2.電流による磁界
  2-2-3.磁界中の強磁性体とその関係式
 2-3.磁石の設計技術
  2-3-1.磁石データの読み取り方と減磁曲線
  2-3-2.減磁曲線の詳細説明
   ・J-H曲線、B-H曲線・最大エネルギー積・反磁界
   ・動作点とパーミアンス係数
   ・可逆減磁と不可逆減磁(温度変化、外部磁界下の設計)
 2-4.各磁石材質と特徴
  2-4-1.各磁石材質の特徴
  2-4-2.各磁石の減磁曲線
  2-4-3.磁石製造工程と磁気異方性、評価方法
 2-5.磁気回路の設計知識
  2-5-1.磁性材料に求められる特性とは
  2-5-2.各種軟磁性材料と特徴
  2-5-3.磁気回路の設計とその注意点・対策
  2-5-4.磁気回路設計時や使用時における注意点と対策
  2-5-5.磁気シミュレーションと実機確認のすり合わせ

3.磁気検出デバイスの種類と特徴
 3-1.リードSW
 3-2.電磁ピックアップ
 3-3.ホール素子・IC
 3-4.AMR
 3-5.半導体MR
 3-6.GMR・TMR
 3-7.MI素子
 3-8.渦電流式
 3-9.レゾルバ

4.よく使われる素子の種類と特徴・活用ポイント
 4-1.ホールICの特徴と使用時の設計
  4-1-1.デジタル出力ホールIC
   4-1-1-1.設計時の不具合要因(回転センサ)
   4-1-1-2.デジタル出力ホールICの種類と外乱対応
    ・素子配置の工夫
    ・信号処理の工夫
  4-1-2.リニア出力ホールIC
   4-1-2-1.角度検出ホールICの特徴
   4-1-2-2.磁場強度検出リニアホールICの特徴(電流センサ)
 4-2.MR素子/ICの特徴と使用時の設計
  4-2-1.デジタル出力MRIC
   4-2-1-1.回転センサとしての磁気設計
   4-2-1-2.MR回転センサ設計時の不具合要因や留意点
  4-2-2.リニア出力MRICを使った設計
   4-2-2-1.角度検出MRICの特徴
   4-2-2-2.MRIC設計上の注意点
 4-3.まとめ
  4-3-1.磁気式エンコーダ(回転、角度、変位センサ)と他方式との使い分けポイント
  4-3-2.磁気式電流センサと特徴と他方式との使い分けポイント
 4-4.磁気センサIC使用上共通の注意点

5.磁気センサ製品例と磁気設計のポイント

6.主な構成部品、構造設計のポイント


<終了後、質疑応答>

セミナー番号:AG250262

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