☆PMDAへの対面助言相談において、留意すべきポイントとは何か?
1.種類と概要、2.開発前相談、3.医療機器評価相談、4.医療機器申請資料確定相談等。
☆治験総括報告書の作成でおさえておくべきこととは?
1.ISO14155:2020の附属書D、2.特に留意すべき記載項目(該当目次標題)。
☆製造販売承認申請書の添付資料概要(STED)作成で気を付けるべきこと!
1.各種準備すべき資料、2.承認申請前相談の資料作成、3.照会事項への対応。
新医療機器の企画開発から薬事承認申請における
メディカルライティングの基礎と実践対応
~PMDAとの対面助言相談(開発前、臨床試験要否、プロトコル)/
治験総括報告書/STED作成等の留意点~
<Zoomによるオンラインセミナー・見逃し配信あり>
講師
シカゴ東京メディカル株式会社
総括製造販売責任者
中道正行 氏
講師紹介
■経歴
1971年4月~1985年1月:バイエル薬品株式会社研究開発部、新医薬品質保証試験室
1985年2月~1996年11月:Warner Lambert 株式会社 Parke-Davis 医薬研究開発部Sr.プロジェクトマネジャー
1996年11月~1998年5月:IBRD JAPAN株式会社 薬事監査室長・臨床企画ライティング担当部長
1998年8月~2005年5月:株式会社メディサイエンスプラニング 臨床開発部、薬事室
2005年6月~2006年2月:クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社 クインタイルズ・アカデミー事業部
2006年2月~2007年2月:エドワーズライフサイエンス株式会社 薬事部クリニカルアドバイザー
2007年2月~2008年3月:スミス・アンド・ネフュー エンドスコピー株式会社 薬事・開発部臨床グループマネジャー
2008年4月:薬事開発コンサルタントとして独立
2008年4月~2010年6月:スミス・アンド・ネフュー エンドスコピー株式会社 薬事・開発部Sr.コンサルタント
2010年6月~2011年1月:株式会社メタトロン取締役・CTDメディカルライティング部事業部長
2011年2月~現在、シカゴ東京メディカル・総括製造販売責任者
2011年5月~2019年10月:株式会社マイクロン・顧問
2008年4月:独立以降、医療機器企業に対する薬事及び開発への助言・支援を行っています。
■専門および得意な分野・研究
医薬品及び医療機器GCP体制構築及び教育研修、医療機器の薬事及び開発に関する助言指導。
■本テーマ関連学協会での活動
・日本臨床試験学会認定制度委員
・GCPポケット資料集国際版作成委員
・日本化学会終身会員
・日本メディカルライター協会正会員・監事
・Membership of Advancing Science, Serving Society(AAAS)
・その他の学会等
日時・会場・受講料
●日時 2025年3月19日(水) 13:00-17:00
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
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確認はこちら
→Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
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お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
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音声が聞こえない場合の対処例
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申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
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・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
※原則、配信期間の延長は致しません。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
→見逃し視聴について、
こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」
セミナーポイント
■講座のポイント
新医療機器の開発企画から薬事承認申請に至るまでの各段階において、規制当局(医薬品医療機器総合機構、PMDA)との対面助言相談の活用と相談資料の提出が必要となります。この各段階で提出された資料及び承認申請資料が新医療機器の承認取得のための中核となるものです。
その資料の作成において、資料内容の信頼性・質が重要なことは当然のことですが、そのため及び併せて留意すべき事項があります。
新医療機器の開発の資料作成において当該機器の臨床的な意義、新規性、臨床的な性能及び安全性についての資料作成にこれから携わるメディカルライティングの方々に、各段階での資料作成の留意事項の習得を、本講座は目指しています。
■受講後、習得できること
・新医療機器のPMDAの対面助言相談の種類の概要
・医療機器開発前相談、医療機器臨床試験要否相談、医療機器治験相談等の資料作成における留意事項
・総括報告書の作成における留意点事項
・医療機器承認申請資料概要(STED)作成における留意事項
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・「医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令(平成16年12月17日厚生労働省令第169号)施行日:令和3年8月1日(令和3年厚生労働省令第15号による改正)
・「医療機器の製造販売承認申請について」 薬食発1120第5号 平成26年 厚生労働省 医薬食品局長
・「医療機器の製造販売承認申請書添付資料の作成に際し留意すべき事項について」 薬食機参発0120第9号 平成27年1月20日 厚生労働省大臣官房参事官(医療機器・再生医療等製品審査管理担当)
・「医療機器に係る基本要件適合性チェックリストについて」令和3年8月18日薬生機審発 0818 第1号、一部改正令和5年12月22日医薬機審発1222第2号 厚生労働省医薬局医療機器審査管理課長
・「医療機器の「臨床試験の試験成績に関する資料」の提出が必要な範囲等に係る取扱い(市販前・市販後を通じた取組みを踏まえた対応)について」 薬生機審発1117第1号 薬生安発1117第1号 平成29年11月17日厚生労働省 医薬・生活衛生局医療機器審査管理課長 同医薬安全対策課長
・「医療機器の製造販売承認申請資料に試験成績書を添付する際の留意事項について」 薬食機発0329第4号 平成25年3月29日 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長
・「希少疾病用医療機器等に関する臨床試験データの取扱いの明確化について」 薬食機発0329第1号 平成25年3月29日 厚生労働省 医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長
・「医療機器の製造販売届出に際し留意すべき事項について」 薬食機参発1121第41号 平成26年11月21日 厚生労働省 大臣官房参事官(医療機器・再生医療等製品審査管理担当)
・「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第41条第3項の規定により厚生労働大臣が定める医療機器及び体外診断用医薬品の基準の取扱いについて」 薬食機参発1105第5号 平成26年11月5日 厚生労働省 大臣官房参事官(医療機器・再生医療等製品審査管理担当)
・「医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令」のガイダンス」 策定:平成17年7月20日、改正:平成21年12月24日、改正:平成24年1月24日、改正:平 成25年2月8日、一部改正:平成25年3月29日、一部改正:平成25年4月4日、一部改正薬生機審発0831第12号令和2年8月31日 厚生労働省 医薬食品局審査管理課医療機器審査管理課長、一部改正 医薬機審発1226第1号令和5年12月26日
・「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」、「医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の製造販売後安全管理の基準に関する省令の一部を改正する省令」及び「医療機器の製造販売後の調査及び試験の実施の基準に関する省令の一部を改正する省令」の施行について(平成29年7月31日 薬生発0731第4号)、令和5年5月26日、令和5年6月16日、令和5年12月13日、令和6年4月1日各一部改正施行
・「医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令」(平成17年厚生労働省令第36号) 施行日:令和3年8月1日(令和3年厚生労働省令第15号による改正)、施行日:令和4年5月20日(厚生労働省令第84号)、施行日:令和5年12月26日(令和5年厚生労働省令第第161号)
・「臨床評価報告書及び臨床評価相談用資料作成の手引き part1:作成手順」 (一社)日本医療機器産業連合
・臨床評価報告書及び臨床評価相談用資料作成の手引き part2:臨床評価報告書受け入れの基本的な考え方 (一社)日本医療機器産業連合
■講演中のキーワード
1. 医療機器カテゴリー
2. FMEA (Failure Mode Effects Analysis)
3. STED (Summary Technical Documentation)
4. ISO 14155:2020(Clinical investigation of medical devices for human subjects ― Good clinical practice)
セミナー内容
1. 新医療機器の開発各段階での対面相談時の資料作成
1.1. 新医療機器のPMDAの対面助言相談の種類の概要
1.2. 開発前相談の留意事項
1.2.1. 導入・開発の戦略~同一性と新規性
1.2.2. 既入手又は入手可能データの一覧
1.2.3. 性能(有用性)について
1.2.4. 安全性(リスク分析FMEA, Complaints)
1.3. 医療機器評価相談(・安全性 ・品質 ・性能 ・探索的治験 ・治験 ・使用成績調査)
臨床試験要否相談、プロトコル相談、評価相談資料提出時照会の留意事項
(臨床試験=治験「要」の場合)
1.3.1. 治験の実施の根拠、正当とした理由
1.3.2. 対象疾患と症例数
1.3.3. 評価方法
1.3.4. エンドポイント
1.4. 医療機器申請資料確定相談の留意事項
1.4.1. 相談すべき事項の特定
1.4.2. 効果的な相談資料の作成と照会事項を踏まえた資料の提出
2. 治験総括報告書の作成についての留意事項
2.1. ISO14155:2020 の附属書D
2.2. 特に留意すべき記載項目(該当目次標題)について
3. 製造販売承認申請書の添付資料概要(STED)作成の留意事項
3.1. STED作成と共に準備すべき資料
3.2. STED提出前の承認申請前相談の資料作成
3.3. 照会事項への対応
4. 事前質問に対する回答
5. Q&A
※ご参加いただいた方へ、以下、付録テンプレート等もご提供いたします。
①STED・作成要領(Wordデータ)
②治験総括報告書・作成要領(Wordデータ)
③ISO14155:2011の付属書D総括報告書の内容と構成(目次ISO・訳)