OD錠技術とコーティング操作・マスキング技術解説セミナー【口腔内崩壊錠技術の最前線と高機能化】
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☆口腔内崩壊錠(OD錠)技術の今を知り、明日へとつなげる!
☆約40年にわたる豊富な経験・実績をお持ちの講師による、貴重な講演です!
☆製剤設計・製剤技術の基礎から実務に至るまで、情報を共有しましょう!

口腔内崩壊錠(OD錠)技術最前線
高機能化
のためのコーティング操作・マスキング技術
①OD錠の製剤設計と製造技術、②粒子コーティングによる製剤機能の付与、
③製剤の苦味評価/比較方法、医薬品の苦味抑制、製剤設計への応用、
④3Dプリンターを活用した新規OD錠製造技術
<Zoomによるオンラインセミナー・見逃し配信あり>

講師

シミックCMO株式会社
製剤開発センター フェロー
博士(薬学)
岩田基数 氏

講師紹介

経歴
【学歴】
1983年3月 名古屋市立大学 大学院 薬学科 博士前期課程 修了
1999年6月 名古屋市立大学 博士号(薬学) 取得
【職歴】
1983年4月 大日本製薬株式会社 製品研究所
1990年9月~1991年5月 米国テキサス州立大学 薬学部 客員研究員
1998年4月 大日本製薬株式会社 製剤研究所 主任研究員
2005年4月 大日本住友製薬株式会社(現:住友ファーマ)グループマネージャー
2011年4月 同 シニアスペシャリスト
2014年3月 大日本住友製薬株式会社 退職
2014年4月 シミックCMO株式会社 製剤開発センター 製剤研究室長
2015年2月 同 センター長
2017年10月 同 フェロー
2019年10月 同 副センター長
2022年10月~ 同 フェロー

専門および得意な分野・研究
・経口固形製剤、注射剤の製剤設計
・研究信頼性保証

本テーマ関連学協会での活動
・日本薬剤学会「製剤の達人」
・日本薬剤学会代議員及び元製剤技師認定委員
・製剤技術伝承講習会講師:
  第9回「速放錠の設計と外部滑沢打錠法の活用」
  第11回「苦みマスキング技術」
  第13回「製剤の苦味評価の基礎と苦みマスキング」
  第28、30、32、33回「医薬における粒子コーティング」
・製剤機械技術学会執行理事
・富山大学非常勤講師
・Aprecia社3Dプリンター製剤技術の業界・アカデミアへの紹介

日時・会場・受講料

●日時 2025年3月17日(月) 13:00-16:00
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。

●録音・撮影行為は固くお断り致します。


■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →

※配布資料等について

●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
 (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(ご確認の上、お申込みください。)
・PC/タブレット/スマートフォン等、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
・インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
・開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡致します。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
・受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域等のネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応致しかねますので予めご了承ください。

Zoom
Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)
・公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
 → 確認はこちら
 →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、
  カメラ・マイクが使えない等の事象が起きる可能性がございます。
  お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
 →音声が聞こえない場合の対処例

・Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
 →参加方法はこちら
 →一部のブラウザは音声が聞こえない等の不具合が起きる可能性があります。
  対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
  (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

見逃し視聴あり
申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。
(クリックして展開)
・見逃し視聴ありでお申込み頂いた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
・原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex) 2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
 ※メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
 ※準備出来しだい配信致しますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
  上記例の場合、2/8(水)から開始となっても2/17まで視聴可能です。
 ※GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
 ※原則、配信期間の延長は致しません。
 ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
  (見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
 →見逃し視聴について、こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ) パスワード「123456」 

セミナーポイント

講座のポイント
 現在の口腔内崩壊錠(OD錠)は、製剤技術及び添加剤等の発達により、通常製剤と同様の製造法、生産設備で製造されることも多く、ユーザーもあまり意識することなく普通錠と同じように取扱うことが可能である。また、服薬コンプライアンス向上の観点から、苦味マスキングや徐放化等の機能が付与された製品も少なくない。これらは、添加剤や原薬の性質を効果的に活用し、きめ細かな製剤特性の制御を行うことにより達成されている。そこには製剤技術者の思いと様々な工夫があり、サイエンスが集積されている。
 本講義では、添加剤の特徴を生かした幾つかのOD錠の設計について解説するとともに、OD錠の設計において知っておくべき製剤の味の評価に関する理論と、その苦味のマスキング法についても紹介する。更に、最新のトピックとして、3Dプリンターを適用したAprecia社の新規OD錠製造技術(ZipDose®技術)についても紹介する。

受講後、習得できること
・口腔内崩壊錠(OD錠)の設計に当たり、考慮すべき製剤技術の基礎
・種々の添加剤の特性を活用したOD錠の処方設計の考え方
・粒子コーティングによるOD錠への機能付与
・製剤の苦味評価の基礎と苦味マスキング法
・3Dプリンターを用いたOD錠技術の最新情報

講演中のキーワード
・口腔内崩壊錠(OD錠)
・苦味マスキング
・フィルムコーティング
・外部滑沢

セミナー内容

1 口腔内崩壊錠(OD錠)の製剤設計と製造技術
 1.1 OD錠に要求される条件 ~口腔内崩壊錠設計のポイント~
 1.2 速放錠の製剤設計からOD錠へ
 1.3 外部滑沢打錠技術を活用したOD錠の設計
 1.4 加熱エージング処理により硬度を高めたOD錠の設計

2 粒子コーティングによる製剤機能の付与
 2.1 コーティングに適した粒子加工(造粒)
 2.2 造粒物(顆粒)のフィルムコーティング
 2.3 フィルムコーティングにおける被膜(フィルム)の組成と性質
 2.4 顆粒コーティング技術を用いたOD錠の事例
 2.5 知っておきたいその他の造粒・コーティング法

3 製剤の苦味評価/比較方法、医薬品の苦味抑制、製剤設計への応用
 3.1 官能評価(数値化)の基礎
 3.2 ヒトによる官能試験(等価濃度試験法、VAS試験法)
 3.3 閾値濃度による苦味強度の数値化と苦味マスキング効果の評価
 3.4 医薬品の苦味の抑制方法
 3.5 苦味マスキング技術の口腔内崩壊錠への適用

4 3Dプリンターを活用した新規OD錠製造技術
 4.1 固形製剤に適用される代表的な3Dプリント技術について
 4.2 Biner Jet法による、既存添加剤を使用したOD錠の製造技術(ZipDose®技術)
 4.3 ZipDose®技術の今後の展開について

5 質疑応答

セミナー番号:AB250347

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