◆動画視聴形式のeラーニング講座です。受講可能期間は4ヵ月間となります。
◎二次元培養法と三次元培養法の違いとそれぞれの代表的な培養法の基礎知識を解説。
◎動物細胞培養を行う上での器具・機器および培地・添加物の基礎知識や無菌操作等を解説。
◎実際の動画を交えた手技の解説や経験に基づく三次元培養の構築法や課題を解説。
講師
九州大学大学院 大学院 工学研究院 化学工学部門 准教授 水本博 先生
ご略歴
1996年3月 九州大学工学部化学機械工学科卒業
1998年3月 九州大学大学院工学研究科化学機械工学専攻修士課程修了
2000年1月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2001年3月 九州大学大学院工学研究科化学システム工学専攻博士後期課程修了,博士(工学)
2001年4月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2002年4月 九州大学大学院工学研究院化学工学部門助手
2004年11月 九州大学大学院工学研究院化学工学部門助教授
2007年4月 九州大学大学院工学研究院化学工学部門准教授
現在に至る。
■ご専門および得意な分野・研究:
生物化学工学、動物細胞工学、組織工学
■本テーマ関連学協会でのご活動:
主な所属学協会:化学工学会、日本再生医療学会、日本動物細胞工学会
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受講開始日・受講料
●受講開始日(申込〆切):下記よりご選択いただけます。
毎月10日(前月月末の申込まで)
毎月25日(当月15日の申込まで)
※土日・祝日のお申込は翌営業日扱いとなります。
*初回開講は2020年6月10日です。
●受講期間:4ヵ月間
※期間延長の場合、1ヶ月あたり4,400円(税込(消費税10%))
(延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)
●受講料:受講人数に順じます。
1~9名 / 1名あたり 33,000円(税込(消費税10%)、資料付)
10名以上 / 1名あたり 26,400円(税込(消費税10%)、資料付)
30名以上 / joho-lms@johokiko.co.jpまでお問い合わせください。
※4名以上お申込みの場合、受講者のご所属・お名前・ご連絡先を
joho-lms@johokiko.co.jpまでお知らせください。
※学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
詳細は「申込要領・手順」を確認ください。
●管理者を設定する場合:4,400円(税込(消費税10%))
※管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。
★注意事項:
スムーズにご受講いただくために、必ずご一読ください (下記をクリックすると別タブが開きます)。
⇒ ■eラーニング講座申込要領・手順、■受講の流れ
※本eラーニング講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
講座のポイント
動物細胞の三次元培養技術の発展は著しく、また幹細胞の発見により、三次元培養は新たな展開を見せている。
本講座では、三次元培養について、基本手技から最近のトレンドであるオルガノイド形成までを概説する。
まず、動物細胞培養技術全般について概要を説明するとともに三次元培養法の特徴、その位置付けについて解説する。
次に、三次元培養法を実施するうえで必要な基本手技について説明する。
基本手技としては動物細胞培養の基本操作である無菌操作の概要から培養操作の実際までを解説する。
最後に、三次元培養法の実例と諸問題の解決として、演者の経験を中心に三次元培養を開始する上で考慮すべき要素、
三次元培養による細胞組織体(オルガノイド)構築の例を紹介すると共に三次元培養技術の現状と
特に医療分野における今後の展望を解説する。
■受講対象者:
・本テーマに興味のある方。
・動物細胞培養に関して未経験の方から、ある程度の経験を得た方。
■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に必要ありません。
■本セミナーで習得できること:
・動物細胞培養に関する基礎知識
・動物細胞培養の基本手技に関する知識
・三次元培養に関する基礎知識、ノウハウ、動向
※このコースは2019年12月20日撮影時点での内容を基にしております。
講座内容
※総視聴時間;4時間22分55秒
1. 動物細胞培養技術<
1.1 動物細胞培養技術の概要 (視聴:18分55秒)
1.2 二次元培養法
>二次元培養法 (視聴:6分54秒)
>単層培養での細胞形態と機能発現 (視聴:15分16秒)
1.3 三次元培養法
>ハイドロゲル培養法 (視聴:14分22秒)
>細胞凝集塊培養 (視聴:9分31秒)
>浮遊培養 (視聴:9分25秒)
>特殊表面培養 (視聴:9分13秒)
>スフェロイド以外の凝集塊培養 (視聴:5分12秒)
1.4 オルガノイド培養法
>オルガノイド培養法 (視聴:11分2秒)
>様々なオルガに度培養法 (視聴:10分49秒)
2. 動物細胞培養の基本手技<
2.1 必要機器・器具 (視聴:11分12秒)
2.2 滅菌法 (視聴:7分7秒)
2.3 培養培地
>培養培地 (視聴:6分55秒)
>培地添加物 (視聴:7分15秒)
2.4 無菌操作 (視聴:7分9秒)
2.5 無菌操作の実際 (視聴:18分20秒)
3. 三次元培養法の実際と諸問題の解決<
3.1 細胞の準備と播種条件
>細胞の準備 (視聴:5分8秒)
>培養条件と播種条件 (視聴:7分51秒)
>播種条件がiPS細胞分化誘導に与える影響 (視聴:11分37秒)
3.2 培養経過における細胞生存率の推移
>細胞凝集隊が生存できる環境 (視聴:7分55秒)
>細胞凝集隊内部での酸素枯渇点の理論的予測と実験的解析(視聴:12分38秒)
>アポートシス阻害剤添加の影響 (視聴:6分29秒)
3.3 高次元構造を有する三次元細胞組織(オルガノイド)形成の例
>高次元構造三次元細胞組織の形成例 (視聴:8分12秒)
>肝細胞スフェロイドの作成と内皮細胞との共培養 (視聴:7分38秒)
>内皮細胞が規則配置された肝オルガノイド (視聴:11分45秒)
3.4 三次元培養の今後の展望 (視聴:10分28秒)
最終テスト
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終了証発行