◆動画視聴形式のeラーニング講座です。受講可能期間は4ヵ月間となります。
◎型彫放電加工の原理や加工のポイントを学びたい方にお勧めです。
◆動画視聴形式のe-ラーニング講座です。
◇好きな場所で!好きなタイミングで!
◆受講可能期間は4ヵ月間、自分のペースでじっくり学べます!
講師
やなか技術士事務所 代表 今井 誠 先生
講師紹介
1999~2002 日本電産株式会社
2002~2008 オグラ宝石精機工業株式会社
2008~2020 都内特許事務所
日本電産株式会社にてHDD用スピンドルモーターの設計・分析・試験・評価に従事し、
その後HDD用スピンドルモーター部品のコストダウン研究に従事する。
次いで、オグラ宝石精機工業株式会社にて、放電加工機による難削材料の加工方法の開発及び
加工装置の開発(設計・組立・評価)に従事し、その後、工業用宝石の加工方法の開発及び
加工設備の開発(設計・組立・評価)に加えて、加工設備の新規導入計画の立案・導入、
製造ラインへの設置、作業者への教育に従事。
【専門】型彫放電加工/研削加工/3Dプリンティング技術(AM技術)
【本テーマ関連学協会での活動】日本技術士会(正会員)、千葉工業大学技術士会(理事)
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受講開始日・受講料
●受講開始日(申込〆切):下記よりご選択いただけます。
毎月10日(前月月末の申込まで)
毎月25日(当月15日の申込まで)
※土日・祝日のお申込は翌営業日扱いとなります。
●受講期間:4ヵ月間
※期間延長の場合、1ヶ月あたり4,400円(税込(消費税10%))
(延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)
●受講料:受講人数に順じます。
1~9名 / 1名あたり 27,500円(税込(消費税10%)、資料付)
10名以上 / 1名あたり 22,000円(税込(消費税10%)、資料付)
30名以上 / 1名あたり 16,500円(税込(消費税10%)、資料付)
100名以上 / joho-lms@johokiko.co.jpまでお問い合わせください。
※4名以上お申込みの場合、受講者のご所属・お名前・ご連絡先を
joho-lms@johokiko.co.jpまでお知らせください。
※学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
詳細は「申込要領・手順」を確認ください。
●管理者を設定する場合:4,400円(税込(消費税10%))
※管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。
★注意事項:
スムーズにご受講いただくために、必ずご一読ください (下記をクリックすると別タブが開きます)。
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※本eラーニング講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
講座のポイント
■はじめに
型彫放電加工技術は、金型作成において主に使用され、日本の製造業の根幹をなしている加工技術です。
しかし、金型製造の多くが中国等の海外に移管され、型彫放電加工技術が徐々に失われて行っています。
本講座では、型彫放電加工の基礎を理解しながら、微細深穴加工、超硬材や脆性材の加工等、
金型作成以外の用途への型彫放電加工技術の活用について解説します。
後半では、型彫放電加工における生産性の向上、特に電極成形時間の短縮を図るための
WEDG法の紹介、WEDG装置の作成、WEDG装置を使用した電極成形の実例を解説します。
機械の製品や金型関連に関わる技術者の方で、型彫放電加工に関心のある方や
型彫放電加工の幅広い活用を図りたい生産及び製造技術、製造部門の方、
型彫放電加工の原理や加工のポイントを学びたい方にお勧めです。
■想定される主な受講対象者
・製造技術に関わる技術者
・放電加工を担当するオペレーター
・新人技術者
・型彫放電加工機の金型加工以外の活用を考えている方
■本講座に参加して修得できること
・型彫放電加工の原理を基礎から学ぶことができる。
・型彫放電加工において、微細深穴加工、超硬材、脆性材の加工ポイントを得ることができる。
・型彫放電加工における生産性の向上、特に電極成形時間の短縮を図ることができる
WEDG法について学ぶことができる。
・型彫放電加工における加工条件の設定の知識に基づいて加工計画の立案ができるようになる。
<講座サンプル動画>
※動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。
※本動画は講師の著作物となります。
講座のプログラム
総動画時間:約4時間
1. 型彫放電加工とは
1.1 型彫放電加工の概要
1.2 型彫放電加工の用途
1.3 型彫放電加工の原理
1.4 型彫放電加工の特徴
1.5 型彫放電加工の優位性
2. 型彫放電加工の基礎
2.1 型彫放電加工機の概要
2.2 放電加工の特性
2.3 電極
(1)電極材料
(2)電極の種類
(3)各電極材料の特徴
2.4 放電条件
(1)放電回路
(2)放電波形
(3)放電波形と加工性能
(4)放電パルス方式違い
2.5 放電加工の性能
(1)加工速度
(2)面粗さ
(3)加工ギャップ
(4)電極消耗率
(5)面積効果
2.6 電極の消耗
(1)電極の消耗形態
(2)均一消耗
(3)コーナー消耗
(4)偏消耗
(5)異常消耗
2.7 加工液と液処理
(1)加工液の役割
(2)加工液の劣化
(3)液処理の目的
2.8 位置だし
2.9 工作物の固定
2.10 ワイヤー放電加工との違い
3. 型彫放電加工の活用
3.1 電極極性
(1)電極、加工物の組合せによる極性
(2)極性が及ぼす加工性能
3.2 加工物質と放電加工特性
(1)各加工物質の放電加工特性の対比
(2)チタン合金の放電加工特性
(3)アルミニウム合金の放電加工特性
3.3 最適電極設計
(1)電極材料の選定
(2)電極減寸量
3.4 ローラン(揺動)加工
(1)ローラン加工の特徴
(2)ローランパターンの使い分け
(3)ローラン加工と加工精度
3.5 放電創成加工
(1)放電創成加工の特徴
(2)放電創成加工の工程フロー
3.6 微細穴加工
(1)微細穴加工方法の種類
(2)微細穴加工電極
(3)微細穴加工の問題点とその対策
3.7 超硬材加工
(1)電極の選定
(2)超硬材加工の問題点とその対策
3.8 脆性材料加工
(1)脆性材料加工の実例
(2)脆性材料加工の問題点とその対策
4. 型彫放電加工における生産性の向上
4.1 生産性向上の課題
(1)加工屑による2次放電
(2)電極の再成形時間
4.2 放電条件の最適化
4.3 WEDG法による電極成形時間の短縮
(1)電極成形の課題
(2)WEDG法を用いた電極成形の提案
(3)WEDG装置の概要
(4)WEDG装置による電極成形の効果
4.4 加工屑排出を考えた加工
(1)電極の回転方向及び移動方向の関係
(2)加工屑の排出性を高める荒加工の設定とその効果
5. まとめ