……会場(対面)受講
★水耕栽培と循環式養殖システムを組み合わせた次世代農業技術「アクアポニックス」について、
それぞれの原理・設備等の基礎知識から独自の管理すべき項目、取り組み事例や事業性の検討まで、
知っておきたい基礎知識について幅広く解説します!
講師
国立大学法人 東京海洋大学 学術研究院 海洋生物資源学部門 准教授 遠藤 雅人 氏
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年3月19日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
●講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。また、申込者以外の受講・動画視聴は固くお断りいたします(代理受講ご希望の際は、開催前日までに弊社までご連絡お願いします)。
セミナーポイント
食料生産は、世界的な人口増加によってますます需要が高まり、増産が望まれている一方で水の大量消費や環境汚濁、フードロス等の深刻な問題を抱えている。最近では食料生産の効率化や廃棄物を出さない持続可能な食料生産が求められ、様々な技術開発が進められている。
このような背景から物質排出を抑えながら、効率的に水産養殖と農業を同時に行うアクアポニックスが注目されている。アクアポニックスとは、水を濾過して再利用しながら魚介類を養殖する循環式養殖システムと野菜などの水耕栽培を組み合わせ、養殖側から排出される物質を水耕栽培作物の肥料として用いる複合的な食料生産システムである。魚介類養殖では排出される物質が植物に吸収されることで水がきれいになり、水耕栽培では魚介類養殖から有機の肥料を得ることができる。
しかしながら、この複合的な食料生産には循環式養殖と水耕栽培の両方の知識が必要となり、これを連結したアクアポニックスについても独自の管理すべき項目が存在する。
本セミナーではアクアポニックスの歴史から、管理に必須となる知識として原理を使用機材や設備・システム等も含めて紹介し、生産種や国内外の現状と動向、事業価値、最新の研究についても解説する。
○受講対象:
・アクアポニックスを事業として始めたい方
・趣味用アクアポニックスの現状を知りたい方・興味のある方
・小中高校等の教育用途へアクアポニックスの展開をお考えの方
・アクアポニックスでお困りのことがある方
など
○受講後、習得できること:
・アクアポニックスの基礎知識(循環式養殖と水耕栽培を含む)
・水質分析の基礎知識 (原理や使用機材等を含む)
・水中における物質循環の基礎知識(窒素、リンをはじめとする物質の流れ)
など
セミナー内容
1. はじめに
1) アクアポニックスとは?
2) ルーツ
3) 歴史
2. アクアポニックスの原理(使用機材や設備・システム等も含む)
1)魚介類の循環式養殖
a) 水処理技術
b) 酸素供給
c) 排出される物質
d) 環境制御
e) 飼育管理方法
2) 水耕栽培
a) 栽培方式
b) 光環境
c) 養液
d) 気温、湿度
e) 栽培管理方法
3) アクアポニックス
a) 水管理
b) 養殖魚介類の管理
c) 水耕栽培植物の管理
d) 物質排出・吸収の安定化
e) アクアポニックスに適した魚介類・栽培植物
3. アクアポニックスの3大用途と求められる技術・環境など
1) 教育
2) 趣味
3) 産業 (食料生産)
4.アクアポニックスの国内外の動向
1) アメリカでの教育・趣味・産業
a) 教育
b) 趣味
c) 産業
2) 他の海外事例
a) オーストラリア
b) ヨーロッパ
c) アジア
d) 中南米等
3) 万国博覧会での展示
4) 国内の事例
a) 教育
b) 趣味
c) 産業
5) 事業性の検討
5. 我々の研究・取り組み
1) 東京海洋大学のアクアポニックス
2) 非連結型の塩水を使ったアクアポニックス
3) 鳥取大学メキシコ北西部生物学研究センターとの国際共同研究
4) 琉球大学との国内共同研究
5) 企業との共同研究
6. まとめ
<質疑応答>
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セミナーコード:AC2603M6


