……会場(対面)受講
●熱処理と主な鉄鋼材料の組織と機械的性質について丁寧に解説することで、開発・設計や製造に役立てるようにお話させていただきます。
講師
松野技術士事務所 代表 松野 進 氏
講師紹介
■略歴:
横浜国立大工学部金属工学科卒業。株式会社栗本鐵工所にて耐摩耗・耐腐食鉄系鋳造材料の開発に従事しながら、他メーカや大学等と共同研究を実施。“低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化”にて平成9年度 日本鋳造工学会技術賞を受賞。現在は、松野技術士事務所を開設。博士(工学)、技術士(金属部門)。
■専門および得意な分野・研究:
鉄鋼材料、熱処理、鋳造、摩耗、腐食、溶接
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本技術士会、京都技術士会、近畿化学協会の会員。
立命館大学の客員協力研究員。
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年4月22日(木) 10:00-16:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[東京・東新宿]新宿文化センター 4階第3会議室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
●講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。また、申込者以外の受講・動画視聴は固くお断りいたします(代理受講ご希望の際は、開催前日までに弊社までご連絡お願いします)。
セミナーポイント
■はじめに
鉄鋼材料は機械、自動車などに使用され、私たちの生活に欠かせないものになっています。機械や自動車を設計するとき材料を選択しますが、機械や自動車の性能を設計通りに発揮させたり、使用中に変形や摩耗などの問題が生じないようにする必要があります。鉄鋼材料は外観が同じでも、熱処理などによって、その特性は大きく異なります。そこで、本講座では、熱処理と主な鉄鋼材料の組織と機械的性質について丁寧に解説することで、開発・設計や製造に役立てるように致します。熱処理についての文献を読んでもよく理解できない方でも理解して活用できるよう配慮いたします。
■ご講演中のキーワード:
焼入れ、焼戻し、焼きなまし、焼きならし、鉄鋼材料
■受講対象者:
仕事で熱処理が必要なのに文献を読んでもよく分からない方。
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
特に必要はありません。
■本セミナーで習得できること:
・熱処理をする理由。
・熱処理の基礎知識。
・焼入れ性の意味。
・熱処理のトラブルと対策。
セミナー内容
Ⅰ. 熱処理の基本事項
・熱処理をする理由とは?
・これだけ覚えれば大丈夫! 熱処理方法の超大まかなイメージ
・鉄炭素系平衡状態図の平衡って何だ?
・鉄炭素系平衡状態図
・共析鋼の等温変態曲線(TTT曲線)
・共析鋼の連続冷却変態曲線(CCT曲線)
Ⅱ. 熱処理の種類と特徴
1. 焼なまし
2. 焼入れ
・焼入時の加熱温度が特性に与える影響
・焼入性と焼入硬さは意味が違う
・合金元素添加で焼入性が向上するのはなぜ?
・焼入硬さと炭素と合金元素の関係
・焼入性が向上する合金元素とは?
・焼入れ変形・割れの原因
・焼入変形・割れ対策
・焼割れを防止する焼入法
・焼入れの冷却時の注意点
3. 焼戻し
・焼戻し脆性とは?
・炭素鋼の低温焼戻し脆性
・低温焼戻し脆性に及ぼす不純物の影響
・Ni-Cr鋼の高温焼戻し脆性
・焼ならし
・表面焼入れ
Ⅲ. 主な鉄鋼材料の組織と機械的特性
1. 機械構造用炭素鋼(S45C)
2. ステンレス鋼鋼材(SUS304、SUS430、SUS410)
・オーステナイト系ステンレス鋼の熱処理の目的と内容
・フェライト系ステンレス鋼の熱処理の目的と内容
・マルテンサイト系ステンレス鋼の熱処理の目的と内容
・ステンレス鋼の温度と引張強さの関係
・ステンレス鋼の温度とシャルピー吸収エネルギーの関係
・ステンレス鋼がさびにくい理由
3. 炭素鋼鋳鋼品(SC450)
4. 高速度工具鋼鋼材(SKH51)
Ⅳ. 鉄鋼材料の評価方法
1. 材料が本来の姿になっているかを判断できる組織観察
・光学顕微鏡で何故組織観察できるのか?
・SS400の組織はどういう相から構成されているのか?
2. 強度を評価できる引張試験
・何故、引張強さと破断応力は違うのか?
・壊れ難さを評価できるシャルピー衝撃試験
・試験後のシャルピー衝撃試験片の破断面から何が分かる?
・製品の使用温度を延性ー脆性遷移温度以上にする理由
・へき開破壊
・粒界破壊
・延性破壊
Ⅴ. 機械的強度や耐摩耗性に影響を及ぼす硬さの測定
1. ブリネル硬さ(HBW)
2. ビッカース硬さ(HV)
3. ロックウェル硬さ(HRC)
4. ショア硬さ(HS)
・硬さはどういう使い分けをするのか?
Ⅵ. JISについて知っておくべきこと
1. JISで規定されている化学分析値が表す意味とは?
・製品分析の許容変動値の考え方
2. JISで規定されている熱処理条件が適用できる製品形状は?
・JIS熱処理条件は、どの様な製品形状でも有効か?
・熱処理条件の注意点
3. JISで定義された供試材と試験片は違う?
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セミナーコード:AC2604E4


