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eラーニング|晶析技術セミナー

晶析

基本原理からトラブル対策まで


◆動画視聴形式のeラーニング講座です。受講可能期間は4ヵ月間となります。

<講座サンプル動画>

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講師

有限会社クラルテ東雲 取締役 須田 英希 先生

講師紹介

1980年 早稲田大学大学院修了。月島機械株式会社入社 プラント技術部配属、化学系など各種分野のプロセスで晶析を中心に各種単位操作機器の基本設計、各種プラントのプロセス設計や試運転に携わる。
2021年 月島機械株式会社退社。現在はコンサルタントとして活動。

【専門】
晶析(晶析プロセス設計、DP晶出機、掻取り晶出機、溶融晶析精製装置)
Bisphenol-Aの製造プロセス及び機器

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※一部の動画について、収録環境の都合上、若干、周囲の環境音が聞こえる場合がございます。予めご了承ください。

受講開始日・受講料

●受講開始日(申込〆切):下記よりご選択いただけます。
毎月10日(前月月末の申込まで)
毎月25日(当月15日の申込まで)
 ※土日・祝日のお申込は翌営業日扱いとなります。
 ※初回開講は2022年2月25日です。

●受講期間:4ヵ月間
 ※期間延長の場合、1ヶ月あたり4,400円(税込(消費税10%))
 (延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)

●受講料:受講人数に順じます。
1~9名 / 1名あたり 27,500円(税込(消費税10%)、資料付)
10名以上 / 1名あたり 22,000円(税込(消費税10%)、資料付)
30名以上 / joho-lms@johokiko.co.jpまでお問い合わせください。
 ※4名以上お申込みの場合、受講者のご所属・お名前・ご連絡先を
  joho-lms@johokiko.co.jpまでお知らせください。
 ※学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
  詳細は「申込要領・手順」を確認ください。

●管理者を設定する場合:4,400円(税込(消費税10%))
 ※管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。

★注意事項:
スムーズにご受講いただくために、必ずご一読ください (下記をクリックすると別タブが開きます)。
⇒ ■eラーニング講座申込要領・手順、■受講の流れ
※本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
 

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講座のポイント

■ご受講に際し
・動画の総視聴時間:約3時間
・本講座のテキストは印刷物を郵送致します。

■はじめに

晶析操作は理論と実際の現象が一致しないことが多く、経験と勘に頼ることが多い単位操作の代表的なものといえる。そのため製品品質、生産性や経済性が損なわれる事態が多く発生し、手間のかかる操作、設備になっているケースが多い。そこでそれらの問題の軽減の手助けとなるよう、晶析の基本・原理を理解し、各種晶析装置の特徴や用途を説明する。さらに結晶品質(粒径、純度、形状など)のコントロールのこつ、スケールアップの考え方・注意点、トラブル対策等のノウハウについて理解を深めてもらい晶析設備の安定稼動、収率向上、製品結晶品質の向上などの一助にしてもらいたい。

■受講対象
・晶析の基礎的な原理や考え方を知りたい方
・晶析装置の導入をご検討の方
・晶析装置の運転上、品質上の問題を解決したい方

■本講座で修得できること
・晶析の基礎知識
・晶析装置の選定方法
・結晶品質のコントロールのコツ
・晶析操作のトラブル対策

講座内容

1. 晶析の基礎・原理
  1)溶解度:溶媒と溶質、融液:相図
  2)過飽和:ドライビングフォース
  3)核発生:結晶の誕生
  4)結晶成長:結晶の個性

2. 晶析方法とその特徴
  1)溶媒の有無
    a)溶液(溶媒)晶析
    b)溶融(メルト)晶析
  2)操作方法の違い
    a)バッチ操作
    b)連続操作
  3)過飽和を作る方法の違い
    a)冷却方式
    b)濃縮方式
    c)貧溶媒(第3成分)添加方式、pHシフト
    d)反応方式

3. 晶析装置の種類と特徴
  1)撹拌槽型
  2)強制循環型
  3)オスロ型
  4)ドラフトチューブ型
  5)カランドリア型
  6)掻き取り型
  7)静止、付着型
  8)溶融(メルト)晶析精製装置
  9)渦流型(微小結晶晶析装置)

4. 晶析操作のポイントと結晶品質の制御
  1)晶析操作の操作因子
  2)晶析操作における撹拌・混合の重要性
    a)撹拌の目的
    b)結晶品質への影響
  3)晶析操作の目的と条件設定方法
    a)純度アップ
    b)粒径制御(粒径・分布・形状)
    c)省エネ
  4)結晶品質の制御方法
    a)結晶形状
    b)結晶純度
    c)粒径・粒度分布
    d)操作条件の影響
    e)不純物の影響
    f)バッチ晶析操作
    g)回収率

5. 晶析装置のスケールアップ
  1)バッチ晶析:撹拌槽
  2)連続晶析
    a)撹拌槽型
    b)ドラフトチューブ型
    c)スケールアップファクター、手順
    d)スケールアップのポイント

6. トラブル事例とその対策
  1)スケーリング
  2)堆積・閉塞
  3)粒径・粒度分布、結晶形状
  4)結晶純度
  5)固液分離操作への影響

 
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