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<3極対応>微生物試験法 書籍

<3極対応>微生物試験法

の留意点および微生物管理


発刊・体裁・価格

発刊  2012年2月27日  定価  78,100円(税込(消費税10%))
体裁  B5判 484ページ  ISBN 978-4-905545-43-9   →詳細、申込方法はこちらを参照

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<3極対応>微生物試験法 書籍

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本書のポイント

試験法から微生物汚染防止策、微生物試験の逸脱、査察対応等、実務対応の書籍がついに発刊!

◎USP,EP,JSP対応をふまえた微生物試験法のバリデーションと試験実施の留意点
 無菌試験法・エンドトキシン試験法・微生物限度試験法など
 製薬用水の品質管理/非無菌医薬品の微生物学的品質特性/培地の特性と損傷菌培養への応用とは?

◎保存効力試験法の留意点・・・定基準と判定方法・保存効力試験のバラツキの管理・保存効力試験の効率化とは?

◎環境微生物とモニタリング・・・目的と意義および国際調和の現状
 環境微生物モニタリング手順書の留意点および環境微生物サンプリング方法

◎微生物の同定法・・・遺伝子解析による微生物の迅速同定の利点および問題点とは?
 遺伝子解析におけるトラブルシューティング

◎微生物の保存・・・各種保存法とその差異、凍結法/乾燥法/冷蔵法(継代保存法)
 保存における留意点とは?

◎医薬品・医療機器の滅菌方法、滅菌バリデーションならびに滅菌保証
 ■エチレンオキサイドガス滅菌バリデーション/高圧蒸気滅菌バリデーション/放射線滅菌バリデーション
 ■医薬品・医療機器に使用される滅菌剤,殺菌剤,消毒剤とは?
 ■医療機器の滅菌に関する内外規制動向

◎微生物汚染事例と未然防止策・・・作業員の基本原則とGMPとは?
 製造プロセスにおいて注意すべき汚染原因、危機管理、使用機器の管理方法等を解説!

◎逸脱管理の実践ポイント!
 ■逸脱の定義/目的/特性/適用範囲
 ■逸脱レベルと処理対応・逸脱管理実施手順の流れと関連規定・逸脱管理を行う上での基本事項とは?
 ■逸脱管理体制逸脱管理責任者および役割
 ■発生した逸脱の原因究明と是正措置
 ■規格外試験検査結果(Out of specification  OOS)処理に関する留意点とは?

◎化粧品の微生物管理
 ■微生物学的品質確保に関わる国内のガイドラインから化粧品の微生物汚染、微生物汚染防止の留意点とは?
 ■化粧品の微生物管理に関する国際動向も解説!

◎食品の微生物管理
 ■食品における微生物制御、問題となる微生物と微生物汚染の特徴、保存料の種類と特性とは?
 ■品保存料の現状と問題点及び食品原材料や食品の保存設計

◎教育訓練の具体的な取り組み
 ■教育訓練の課題とは?・・・・ゴール、GMP教育訓練と人材育成、教育訓練の問題の解説!
 ■訓練と評価方法とは?リスクに応じた教育訓練とは?


▲微生物関連での査察における指摘事項と対応事例
 ・微生物試験に関する留意点・・・GMPと微生物管理/無菌製剤の微生物汚染管理
 ・環境微生物の管理・製造用水の微生物管理
 ・非無菌製剤の微生物汚染の防止・・・GMPの規定、製造における微生物汚染の防止、非無菌製剤用空調設備のガイドライン
                   FDA査察:483文書
 ・試験法のバリデーション・・・試験設備・機器のバリデーション/サンプリング/試験法のバリデーションなど
 ・FDA査察における指摘事項と対応例・・・警告書/483文書
 ・微生物汚染による医薬品回収事例とは?

▲微生物管理における3極GMPの規制要件およびガイドライン
 ・日米欧のガイドラインの解説!(PIC/S ガイドラインの含め)
 ・極の共通点と相違点とは?

執筆者一覧(敬称略)

●佐々木 次雄((独)医薬品医療機器総合機構)
●池永 義宏((株)住化分析センター)
●高岡 文(和光純薬工業(株))
●小此木 明(クラシエ製薬(株))
●風間 奏一(野村マイクロサイエンス(株))
●池嶋 規人(野村マイクロサイエンス(株))
●小田 容三(ニプロファーマ(株))
●長沼 孝文(山梨大学大学院)
●鈴木 昌二((財)日本食品分析センター)
●高田 浩一(参天製薬(株))
●村上 大吉郎((株)大気社)
●福田 大介(第一三共RDノバーレ(株))
●朝山 和喜子(千寿製薬(株))
●新谷 英晴(中央大学)
●中村 宗弘((株)カネカ)
●新井 一彦(日本ジェネリック((株)
●菅又 昌実(首都大学東京)
●河田 茂雄(NPO・QAセンター)
●阿南 秀人(花王(株))
●五十君 静信(国立医薬品食品衛生研究所)
●藤井 達也(大塚製薬(株))
●人見 英明(合同会社ヒトミライフサイエンス)
●宮木 晃(上武大学)
●守山 隆敏(スリーエム ヘルスケア(株))

目次

第1章 微生物試験概要~国際調和,日局16改正を踏まえた~
1.医薬品の品質保証,微生物管理の目的
 1.1 医薬品の品質保証
 1.2 微生物管理の目的
2.国際調和への対応~ICH,米国,欧州など~
 2.1 日米欧薬局方と国際調和
 2.2 USP,EP及び日局の無菌試験対象物
 2.3 ICH/Q6Aガイドライン関連試験法
 2.4 PDGにおける国際調和
3.微生物関連試験法:16局での改正点
 3.1 プロセスシミュレーション(培地充てん試験)
  3.1.1 培地充てん試験における許容無菌性保証水準
  3.1.2 実施頻度と許容基準値
  3.1.3 ワーストケースの考え方
  3.1.4 何故,ワーストケースを考慮しなければならないのか?
 3.2 環境モニタリング
  3.2.1 改正「環境モニタリング法」
  3.2.2 USP<1116>の改正案
  3.2.3 USP<1116>の主な改正点
 3.3 製薬用水の品質管理
  3.3.1 製薬用水の生菌数評価法
  3.3.2 R2Aカンテン培地の性能試験
  3.3.3 製薬用水システムの微生物に対する処置基準値
4.微生物試験法:今後の展望
 4.1 迅速微生物試験法の積極的導入
  4.1.1 迅速無菌試験法
  4.1.2 迅速無菌試験法の実例
  4.1.3 BacT/ALERT 3DR Dual-T
  4.1.4 その他の迅速微生物測定法
  4.1.5 高度な無菌性保証医薬品に対しては
 4.2  非無菌医薬品の微生物管理
  4.2.1 有害微生物とは
  4.2.2 具体的な有害微生物種とは
  4.2.3 非無菌医薬品の微生物学的試験

第2章 微生物試験法のバリデーションと試験実施の留意点

第1節 無菌試験法
1.無菌試験の目的
2.無菌試験の国際調和
3.無菌試験実施環境
 3.1 実施環境
 3.2 無菌試験施設の環境微生物測定と管理
 3.3 環境微生物の検出時の措置
4.無菌試験に用いる培地及び洗浄液
 4.1 液状チオグルコール酸培地
 4.2 変法液状チオグルコール酸培地
 4.3 ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地
 4.4 培地のpH
 4.5 培養温度
 4.6 培地の保存と保存期間
 4.7 洗浄液
5.培地の適合性
 5.1 培地性能試験
 5.2 試験頻度
 5.3 微生物の管理
6. 無菌試験の留意点
 6.1 メンブランフィルター法
 6.1.1 水溶性液剤、水溶性固形剤の試験
 6.1.2 油及び油性液剤、軟膏剤及びクリームの試験
 6.2 直接法
 6.3 最小供試個数と最小試料採取量
 6.4 結果の判定
7.適合性(バリデーション)試験
 7.1 手法の適合性試験
 7.2 手法の適合性試験における事例
 
第2節 エンドトキシン試験法
1.エンドトキシン試験の目的と適用範囲
2.第16改正エンドトキシン試験法の改正点と留意事項
3.第16改正日本薬局方におけるエンドトキシン試験法の実施手順と判定基準
 3.1 試料の最大有効希釈倍数(MVD)の決定
 3.2 ゲル化法
  3.2.1 予備試験 (バリデーション)
  3.2.2 日常試験
 3.3 光学的定量法(比濁法、比色法)
  3.3.1 予備試験(バリデーション)
  3.3.2 定量
4.エンドトキシン試験法の選択基準
5.エンドトキシン試験法の国際調和の動向

第3節 微生物限度試験法
1.微生物限度試験の目的と国際調和の経緯
 1.1 微生物限度試験の目的と基本手順
 1.2 微生物試験法の分析法バリデーションについて
 1.3 三薬局方の国際調和における微生物限度試験の国際調和について
2.微生物限度試験法の分析法バリデーション
 2.1 微生物限度試験法の生菌数試験
  2.1.1 生菌数試験の主な改正点
  2.1.2 生菌数試験の分析法バリデーションについて
 2.2 微生物限度試験の特定微生物試験
  2.2.1 特定微生物試験の主な改正点
  2.2.2 特定微生物試験の分析法バリデーション
3.試験実施上の留意点
 3.1 培地について
  3.1.1 調製培地について
  3.1.2 市販生培地について
 3.2 試料採取について
 3.3 試料液調製について
 3.4 再試験について
 3.5 測定法又は試験法の適合性試験について

第4節 生薬の微生物限度試験法の設定・実施方法
1.生薬への微生物限度試験法への適用
2.生薬のバイオバーデン
3.生菌数試験
 3.1 構成
 3.2 試料の採取、試料溶液の調製
 3.3 試験の手順
  3.3.1 カンテン平板混釈法
  3.3.2 カンテン平板表面塗抹法
  3.3.3 液体培地段階希釈法(最確数法)
  3.3.4 メンブランフィルター法
 3.4 発育阻止作用
4.特定微生物試験
 4.1 構成
 4.2 試料の採取、試料溶液の調製
 4.3 試験の手順
  4.3.1 腸内細菌とその他のグラム陰性菌
  4.3.2 大腸菌
  4.3.3 サルモネラ
  4.3.4 黄色ブドウ球菌
 4.4 発育阻止作用
 
第5節 製薬用水の品質管理
1.製薬用水の種類と微生物管理
 1.1 薬局方
 1.2 製薬用水の種類
  1.2.1 日本薬局方
  1.2.2 USP
  1.2.3 EP
 1.3 微生物管理
2.製薬用水中の微生物計測のためのサンプリング例
 2.1 精製水製造設備
 2.2 蒸留器
 2.3 製薬用水貯水・供給設備
 2.4 ユースポイント
3.超ろ過法
4.製薬用水の選択
 4.1 日本薬局方
 4.2 USP
 4.3 EP
5.製薬用水の品質管理
 5.1 品質管理に必要な要件
 5.2 水質の管理項目
 5.3 ピュア蒸気の質
 5.4 サンプリング頻度
 5.5 警報基準値(アラートレベル)と処置基準値(アクションレベル)
 5.6 常水の維持管理

第6節 非無菌医薬品の微生物学的品質特性
1.非無菌医薬品の微生物学的品質特性の国際調和
2.非無菌医薬品原料の微生物管理
3.非無菌製剤の微生物管理
4.生薬及び生薬を配合した製剤の微生物管理
5.非無菌医薬品の製造環境の微生物管理
 5.1 製薬用水の微生物管理
 5.2 非無菌医薬品の製造区域の微生物モニタリング

第7節 培地の特性と損傷菌培養への応用
1.組成からみた培地の特性
2.培地を構成する成分に関する注意事項
3.損傷菌の回復培養

第3章 保存効力試験法
1.保存効力試験法
 1.1 製剤とそのカテゴリー
 1.2 試験菌株
 1.3 接種菌液の調製及び試料への接種
 1.4 培地性能試験,発育阻止物質の確認試験
  1.4.1 培地性能試験
  1.4.2 発育阻止物質の確認試験
 1.5 試料の生菌数測定
 1.6 判定

第4章 保存効力試験法-試験法のポイントと新しい取り組み
1.試験実施の留意点
 1.1 試験菌株の入手・保管
 1.2 前培養
 1.3 接種菌液の調製・接種
 1.4 試験サンプルの生菌数測定
 1.5 観察
2.判定基準と判定方法
3.保存効力試験のバラツキの管理
4.保存効力試験の効率化

第5章 環境微生物とモニタリング
1.環境微生物モニタリングの目的と意義および国際調和の現状
 1.1 EC-GMP Annex 1における三極に関連する留意事項
 1.2 清浄度レベルによる作業所の分類
 1.3 ISO 14644での清浄度クラスの分類の計算式
2.環境微生物モニタリング手順書の留意点:無菌操作法による無菌医薬品製造指針の視点
 2.1 一般要求事項
 2.2 環境モニタリングプログラム作成
 2.3 モニタリングの方法: 試料採取方法及び検出方法
 2.4 モニタリングの警報基準値及び処置基準値
 2.5 日常管理要求事項
 2.6 環境モニタリング判定基準例
 2.7 重要区域(グレードA)
 2.8 直接支援区域(グレードB)
 2.9 その他の支援区域(グレードC及びグレードD)
3.環境微生物サンプリング方法
 3.1 サンプリング処理と測定から判定までの流れ
 3.2 連続サンプリング
4.環境微生物試験方法のバリデーション
5.環境中で浮遊菌、落下菌、製品汚染(バイオ バーデン)
 5.1 バイオバーデンと滅菌条件
 5.2 滅菌バリデーションとパラメトリックリリース
 5.3 バイオバーデンの許容値
 5.4 環境中のバイオバーデン調査
6.クリーンルームの日常管理、運用ポイント
 6.1 空調システムの留意点
 6.2 清浄区域環境内の温度及び相対湿度
 6.3 空気流管理
7.評価基準と運用管理
8.第十七改正日本薬局方作成基本方針
 8.1 環境徹生物のモニタリング
 8.2 環境モニタリングデータの評価
 8.3 表面付着徹生物の測定方法
  8.3.1 コンタクトプレート法
  8.3.2 拭き取り法
9.JP以外の規格との相違点のまとめ

第6章 微生物の同定法

第1節 微生物同定の意義と、同定手法の推移
1.微生物同定の意義
2.微生物同定手法の推移

第2節 遺伝子解析による微生物の迅速同定
1.遺伝子解析による同定方法の利点、および問題点
2.遺伝子解析による細菌の同定
 2.1 細菌種の同定
 2.2 遺伝子解析に必要な装置と試薬
 2.3 解析方法
 2.4 塩基配列データの解析と、相同性検索
3.遺伝子解析による真菌種の同定

第3節 遺伝子解析におけるトラブルシューティング

第4節 病原性の確認

第7章 微生物の保存

第1節 各種保存法とその差異
1.凍結法
 1.1 液体窒素を用いる保存法(-130 ℃以下での保存)
 1.2 ディープフリーザーを用いる保存法(-80 ℃~-90 ℃での保存)
 1.3 その他の凍結法(-20 ℃での保存)
2.乾燥法
 2.1 凍結乾燥法(freeze-drying, lyophilization)
 2.2 L-乾燥法(liquid-drying, drying from the liquid state)
3.冷蔵法(継代保存法)

第2節 保存における留意点

第8章 医薬品・医療機器の滅菌方法、滅菌バリデーションならびに滅菌保証

第1節 滅菌バリデーション
 第1項 エチレンオキサイドガス滅菌バリデーション
  1.EOGの特性
  2.滅菌工程バリデーション
  3.重要滅菌工程因子
  4.微生物監視
  5.毒性
 第2項 高圧蒸気滅菌バリデーション
  1.滅菌メカニズム
  2.高圧蒸気滅菌バリデーション原案
  3.高圧蒸気滅菌バリデーション研究
  4.バリデーション報告
  5.バリデーションの維持
 第3項 放射線滅菌バリデーション
  1.IQ
  2.線量計
  3.OQならびにPQ
  4.素材適合性
  5.滅菌線量設定
  6.日常工程管理

第2節 医薬品・医療機器に使用される滅菌剤,殺菌剤,消毒剤について
 
第3節 医療機器の滅菌バリデーション
1.医療機器の滅菌
2.滅菌バリデーションの要素
3.医療機器の滅菌プロセスからのリリース
4.オーバーキル法とバイオバーデン法
5.一般的に用いられる滅菌方法とその管理
 5.1 エチレンオキサイド滅菌とそのバリデーション
  5.1.1 エチレンオキサイド滅菌
  5.1.2 エチレンオキサイド滅菌のOQとPQ
  5.1.3 エチレンオキサイド滅菌残留物
 5.2 湿熱滅菌とそのバリデーション
  5.2.1 湿熱滅菌
  5.2.2 飽和蒸気滅菌のOQ、PQ
  5.2.3 オーバーキル条件の達成。
 5.3 放射線滅菌とそのバリデーション
  5.3.1 放射線滅菌
  5.3.2 放射線滅菌のバリデーション
  5.3.3 製品品質への影響確認
  5.3.4 滅菌線量の監査
6.医療機器の滅菌に関する内外規制動向

第9章 微生物汚染事例と未然防止策
1.人からの微生物汚染原因
2.作業員の基本原則とGMP
 2.1 遵守事項
 2.2 教育訓練
  2.2.1 無菌操作法に係る作業に関する手順書の作成
  2.2.2 教育訓練計画
  2.2.3 教育内容
  2.2.4 無菌医薬品の製造に関わるもの以外への教育
  2.2.5 教育訓練の効果の評価
  2.2.6 プロセスシミュレーション
  2.2.7 新規作業者
  2.2.8 無菌操作区域への入室制限
3.製造プロセスにおいて注意すべき汚染原因
 3.1 製品の無菌性保証と製造管理
4.危機管理、使用機器の管理方法等
 4.1 無菌室内での作業者の行動制限
 4.2 更衣室管理
 4.3 設備運用管理
  4.3.1 空調設備
  4.3.2 製造用水設備
  4.3.3 滅菌設備

第10章 バイオセーフティ

第11章 逸脱管理の実践ポイント
1.逸脱とは -変更管理施行時の基本的事項-
 1.1 逸脱管理の定義
 1.2 逸脱管理の目的
 1.3 逸脱管理の特性
 1.4 逸脱管理の適用範囲
 1.5 逸脱を考える -逸脱の区別と処理対応-
 1.6 逸脱レベルと処理対応
 1.7 逸脱管理実施手順の流れと関連規定
 1.8 逸脱管理を行う上での基本事項
  1.8.1 逸脱管理体制 
  1.8.2 逸脱管理責任者および役割
 1.9 発生した逸脱の原因究明と是正措置
  1.9.1 逸脱の原因究明
  1.9.2 是正措置(Corrective action)の実施手順
 1.10 逸脱管理実践のポイント
2.規格外試験検査結果(Out of specification  OOS)処理に関する留意点
 2.1 規格外試験検査結果(OOS)の管理での留意事項
 2.2 規格外試験検査結果(OOS)対処フロー
 2.3 規格外試験検査結果の発生要因と調査結果に対する対応
  2.3.1 規格外試験検査結果の発生要因
  2.3.2 調査結果に対する対応
 2.4 品質管理部門(QC)責任者が関与できる事例と品質保証部門(QA)責任者が対応する事例9)
  2.4.1 試験検査部門責任者の権限で対応可能事例
  2.4.2 品質保証部門(QC)に報告を要する製品の品質に係る重大な逸脱事例
 2.5  微生物試験検査におけるOOS対応
  2.5.1 微生物試験検査評価の特性
2.5.2 微生物試験検査時の再試験の留意点

第12章 化粧品の微生物管理
1.化粧品の微生物学的品質
 1.1 化粧品とは
 1.2 化粧品の微生物学的品質確保の重要性
 1.3 微生物学的品質確保に関わる国内のガイドライン
2.化粧品の微生物汚染
 2.1 微生物汚染事例
 2.2 微生物汚染解析
3.微生物汚染防止の留意点
 3.1 製造段階における微生物汚染防止対策
 3.2 処方設計段階における微生物汚染防止対策
  3.2.1 防腐処方設計における留意点
  3.2.2 容器・使用法における汚染防止
  3.2.3 防腐力評価による汚染防止
  3.2.4 特殊製品に対する防腐処方設計及び防腐力評価
4.化粧品の微生物管理に関する国際動向
   
第13章 食品の微生物管理
1.食品における微生物制御
2.問題となる微生物と微生物汚染の特徴
 2.1 魚介類とその加工品
 2.2 食肉と食肉製品
 2.3 卵とその加工品
 2.4 牛乳と乳製品
 2.5 穀類など
 2.6 野菜・果実など
3.保存料の種類と特性
 3.1 保存料
  3.1.1 ソルビン酸、ソルビン酸カリウム(ソルビン酸K)
  3.1.2 安息香酸、安息香酸ナトリウム(安息香酸Na)
  3.1.3 パラオキシ安息香酸エステル類
  3.1.4 プロピオン酸、プロピオン酸塩
  3.1.5 デヒドロ酢酸ナトリウム(デヒドロ酢酸Na)
  3.1.6 プロピレングリコール
  3.1.7 ポリリジン
  3.1.8 しらこたん白抽出物
 3.2 防かび剤
  3.2.1 o-フェニルフェノール
  3.2.2 ジフェニル
  3.2.3 チアベンダゾール
  3.2.4 イマザリル
 3.3 日持ち向上剤など
4.食品保存料の現状と問題点及び食品原材料や食品の保存設計

第14章 教育訓練の具体的な取り組み
1.教育訓練の課題
 1.1 教育訓練のゴール
  1.1.1 能力
  1.1.2 理念
  1.1.3 人格
 1.2 GMP教育訓練と人材育成
 1.3 教育訓練の問題
2.教育訓練体制の留意点
3.訓練と評価方法
4.リスクに応じた教育訓練
 4.1 リスクアセスメント
 4.2 リスクコントロール
 4.3 リスクレビュー

第15章 微生物関連での査察における指摘事項と対応事例
1.微生物試験に関する留意点
 1.1 GMPと微生物管理
 1.2 無菌製剤の微生物汚染管理
  1.2.1 FDA査察ガイド:無菌試験
2.環境微生物の管理
3.製造用水の微生物管理
4.非無菌製剤の微生物汚染の防止
 4.1 GMPの規定
 4.2 製造における微生物汚染の防止
 4.3 非無菌製剤用空調設備のガイドライン
 4.4 FDA査察:483文書
5.無菌製剤の製造管理
6.試験法のバリデーション
 6.1 試験設備・機器のバリデーション
 6.2 サンプリング
 6.3 試験法のバリデーション
 6.4 培地充填試験の頻度
7.環境モニタリングによる環境微生物の管理
 7.1 清浄環境での空気のモニタリング
8.FDA査察における指摘事項と対応例
 8.1 警告書
 8.2 483文書
9.微生物汚染による医薬品回収事例

第16章 微生物管理における3極GMPの規制要件およびガイドライン
     ~JGMP、cGMPの要求事項の違い、要求される書類の違いなどの含めた~


第1節 日米欧のガイドライン
1.日本のガイドライン
 1.1 GMP省令(厚生労働省令第179号、平成16年12月24日)
 1.2 薬局等構造設備規則(平成17年12月24日)
 1.3 「無菌操作による無菌医薬品の製造に関する指針」(平成18年7月4日)
2.米国のガイドライン
3.欧州のガイドライン 
 
第2節 PIC/S ガイドライン
 
第3節 3極の共通点と相違点
 
第17章 微生物試験に関わるQ&A
第1問 エンドトキシンとβグルカンのタイムコースの違い、試験中注意する点
第2問 エンドトキシン規格値の考え方(開発段階)とは?
第3問 非無菌医薬品の微生物学的品質特性・・工程中の溶液や粉末の管理等、どのように考えるべきなのか?
第4問 微生物迅速検出法の世界の動向とは?
第5問 クリーンルームの除菌方法(ホルマリン・過酢酸・過酸化水素等)の実例や,バリデーション方法とは?

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