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高機能フィルム成形(製膜・延伸)│セミナー・2025年10月│基礎、塗布・乾燥技術、トラブル対策

高機能フィルム成形(製膜・延伸)の
基礎から塗布・乾燥技術の実際とトラブル対策

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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〇高機能(機能性)フィルムの製造における、一連の流れと代表技術、トラブル対策を包括的に学べる!
〇概要と成形技術の基礎から塗布・乾燥技術の詳細と工程で発生する欠陥および対策例、ドライラミネート・スリッターなど周辺工程の解説まで。

講師

ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏

※希望者は講師との名刺交換が可能です。

講師紹介

1984年 富士フイルム株式会社に入社、生産技術部配属(高機能部材を中心とした製造技術の開発に従事)
2018年 退職
退職後は、フリーランスとして、これまで10社以上と契約し、技術顧問・技術アドバイザーなどの業務に従事して、現在に至る

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日時・会場・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年10月22日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」

●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


お申込みはこちらから

会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。

●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。
●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)

セミナーポイント

■はじめに:
 プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、なくてはならない材料となっています。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大しています。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれますが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されています。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術となります。
 本セミナーでは、これらの代表的な技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々なトラブルや問題について、その対策に役立つような事例等も紹介いたします。

■受講対象者:
・フィルム製造に関わり始めたばかりの方から、ある程度の実務経験を経た方
・業務へ活かすため、フィルム製造の知見を得たいと考えている方
・高機能フィルム製造に関するトラブル対策について知りたい方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です

■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません

■本セミナーで習得できること:
・フィルム成形における溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容
・PETやTACに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
・薄膜塗布に採用される数種の塗布方式ならびにその特徴
・塗布乾燥における課題、発生する欠陥/トラブルとその対策例
・ドライラミネートの課題とその対策例
など

セミナー内容

1.高機能(機能性)フィルムの概要
 1-1 高機能フィルムとは
 1-2 高機能フィルムの構成と種類
 1-3 高機能フィルムの製造
 1-4 RtoRによる高機能付与
 1-5 高機能フィルムの製品例

2.フィルム成形技術の課題・対策
 2-1 製膜方法(溶融・溶液製膜)
 2-2 PETフィルムの特徴
 2-3 PETフィルムの製法
 2-4 インフレーションフィルムの製法
 2-5 溶液成膜方法の特徴
 2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策
 2-7 フィルム成形まとめ

3.塗布技術と課題・対策
 3-1 塗布の基礎
 3-2 ロール塗布技術
 3-3 ロール塗布での欠陥と対策例
 3-4 ダイ塗布技術
 3-5 ダイ塗布技術課題
 3-6 諸々の工業的な課題と対策例
 3-7 特許事例における、欠陥と対例
 3-8 間欠塗布の方式と課題・対策

4.乾燥技術と課題・対策
 4-1 乾燥工程の基礎
 4-2 乾燥工程における欠陥と対策
 4-3 風ムラ対策事例
 4-4 乾燥に関わる様々な欠陥と対策
 4-5 溶剤使用に関する課題、環境対策

5.塗布乾燥に関わる周辺工程とその技術課題、トラブル対策
 5-1 ドライラミネート技術と課題、トラブル対策
 5-2 フィルムハンドリング技術と課題、トラブル対策
 5-3 裁断(スリッター)技術と課題、トラブル対策
 5-4 フィルム欠陥の要因と対策
 5-5 クリーン化・静電気対策
 5-6 その他(表面処理、外観検査技術など)

6.補足…多層膜形成に関する技術と課題
 6-1 多層フィルム成形技術
 6-2 多層塗布の方式・特徴、技術課題

<質疑応答・個別相談・講師との名刺交換>


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セミナーコード:AC251013

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