……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
・脱炭素・廃プラ削減・資源循環としての昆虫ビジネス
・収益モデル:処理委託費・バイオマス販売・ライセンス等、先行事例は?
・ヒトの食糧だけでなく、家畜・魚類の餌としての可能性?
講師
(株)DCTA 代表取締役社長 畠山 達彦 氏
講師紹介
1989年三菱化学入社。三菱化学にてプラスチック製品の研究開発から生産現場の立ち上げ・経営改革まで一貫して従事。自社工場の設計・製造責任者として国内外での工場マネジメントを経験後、2014年にDCTA株式会社を設立。製造業のスマート化支援に加え、環境分野ではCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)国際協力WGのメンバーとして、海洋プラ・産業廃プラ問題への国際協力を推進。近年は、プラスチックの生物的分解を目指すミールワームの実証・事業化の支援を進めている。
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月28日(月) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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→音声が聞こえない場合の対処例
→一部のブラウザは音声が聞こえないなどの不具合が起きる可能性があります。
対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
(iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)
→見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
○講師より/本セミナーのポイント
ミールワームは、ゴミムシダマシという甲虫の幼虫です。2015年、スタンフォード大学の研究チームが、ミールワームがポリスチレン(発泡スチロールなどの原料)を消化できることを発見しました。これは環境科学の分野で大きな衝撃を与えた発見でした。まさに「自然の力」を活用した環境問題への解決策です。
本セミナーでは、ミールワームの基本的な特徴を概説するとともに、ミールワームによる資源循環の可能性、事業性について述べます。
○主な受講対象者は?
・廃プラスチック問題に取り組む自治体・行政関係者
・環境ビジネスやサーキュラーエコノミー領域の新規事業開発担当者
・リサイクル業・廃棄物処理業の経営層・企画担当者
・農業・飼料・昆虫食関連のスタートアップ事業者
・ESG・インパクト投資に関心を持つ投資家・VC関係者
○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
・ミールワームの生態・生物的特性と環境適応力の詳細
・プラスチック分解の科学的プロセスと腸内微生物の役割
・世界各国での研究成果・導入事例とその比較
・ミールワームを活用した資源循環・ゼロエミッションモデル
・具体的なビジネス化・投資モデルと収益構造の構築方法
セミナー内容
第1部:ミールワームの生物学的基礎と歴史(約45分)
1. ミールワームとは何か?分類と形態の基本知識
2. 世界各地における利用の歴史と文化的背景
3. ミールワームのライフサイクルと生態
4. 近年の昆虫食・持続可能資源としての再評価
第2部:プラスチック分解能力とメカニズムの科学(約45分)
1. ミールワームがプラスチックを分解する仕組み
2. 腸内細菌と酵素の役割:Exiguobacterium属などの働き
3. 対象となるプラスチック(ポリスチレン・ポリエチレン等)
4. 分解速度・温湿度条件・副産物の扱い
第3部:国内外における研究成果と実証事例(約30分)
1. アメリカ:スタンフォード大学の事例
2. 中国:北京航空航天大学などの研究とスタートアップ
3. スウェーデン・ドイツなど欧州でのモデル化
4. 日本:京都大学・理研・DCTAでの展開
5. 実用化・商業化に向けた課題と可能性
第4部:資源循環システムへの応用とビジネス展開(約30分)
1. 廃棄物管理と環境政策との親和性
2. ミールワームリサイクル施設の構築・運用例
3. 農業・飼料・食品用途への副産物の再利用
4. ベトナム・インドネシアなどアジア新興国での活用ポテンシャル
第5部:投資・ビジネスモデルと将来展望(約30分)
1. 収益モデル(処理委託費・バイオマス販売・ライセンス等)
2. 各国の初期費用・ROIと回収戦略
3. 政策・規制との関係と導入支援制度
4. ミールワームによる次世代型資源循環ビジネスの構想
<質疑応答>
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