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リチウムイオン電池リサイクル セミナー:2025年7月11日オンライン講座。回収・リサイクル処理システムから関連の法規制・LIBリサイクル技術まで

リチウムイオン電池リサイクル処理の

現状および法規制・各種動向と課題

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


★直近のEU電池規則等法規制の動向・影響および、対応する市場・処理現場における実態・課題まで、現状を網羅的・体系的に把握できます。

講師

(株)GSユアサ 産業電池製造部 品質管理グループ 鹿島 理 氏


講師紹介

 JEMA蓄電システム業務専門委員会の委員として、リチウムイオン電池搭載蓄電システムのリサイクルに関する業界活動
 BAJ再資源化委員会の委員として、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池の再資源化に関する業界活動

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年7月14日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

     蓄電池は従来から様々な用途で使用されており、鉛蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池等のアルカリ蓄電池、近年はリチウムイオン蓄電池と多様な種類が存在する。これらは使用する材料が様々であり、リサイクルを行うには、その材料に適した方法が必要となるため、正しく回収する必要がある。
     また、製品の廃棄やリサイクルには法規制も深く関わっており、関係者は自身の立場を理解した上で、適正な処理を行う義務が生じる。特に2023年7月に公布された欧州バッテリー規則の影響により、多くの事業者がその対応に迫られる見通しとなり、注目されている。

    ○講演のねらい:
     リチウムイオン蓄電池の登場は新しい製品を誕生させ、蓄電池の用途を飛躍的に拡大させている。一方、多種多様な材質の使用や電解液の可燃性等の特徴から、市場・リサイクル処理工程での事故や課題も多く聞かれる。
     本講演では、従来蓄電池とリチウムイオン蓄電池を対比しながら、蓄電池の廃棄やリサイクルに関する法規制、処理の実態や技術動向、そこで見られる課題等の現状について、最近の欧州バッテリー規則等における要求事項などもふまえ、主に初級者を念頭に俯瞰、体系的に概説する。

    ○受講対象:
     ・リチウムイオン電池を使用する機器の設計に携わっている方
     ・リチウムイオン電池及び使用機器の販売に携わっている方
     ・リチウムイオン電池の処理にお困りの方
     ・リチウムイオン電池のリサイクル市場への参入をお考えの方
     など

    ○受講後、習得できること:
     次に示す事項の基礎知識
     ・蓄電池、リサイクル関連法令、蓄電池のリサイクルシステムと処理工程
     ・リサイクル技術、市場実態や制度と課題

    セミナー内容


    1.蓄電池の基礎
     1) 蓄電池の原理
       起電力が発生する原理について解説する。
     2) 蓄電池の歴史
       ガルバニ電池からリチウムイオン蓄電池までの蓄電池の歴史を解説する。
     3) 蓄電池の構造と反応式
       鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウムイオン蓄電池の構造や材質、反応式を解説する。

    2.電池・リサイクルにかかわる関連法令
     1) リサイクル関連の法体系
       環境基本法、循環型社会形成推進基本法、廃掃法、資源有効利用促進法、個別リサイクル法などのリサイクルに必要な法令の体系を解説する。
     2) 廃掃法の概要
       廃掃法のうち、産業廃棄物等の種類、廃棄物処理業、広域認定制度等の廃棄物の回収・リサイクルに必要な事項を解説する。
     3) 資源有効利用促進法の概要
       資源有効利用促進法のうち、蓄電池が関連する指定再資源化製品等の枠組みについて解説する。

    3.蓄電池のリサイクル
     1) 処理工程の概要
       鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、リチウムイオン蓄電池の処理工程の概要について解説する。
     2) 蓄電池のリサイクルシステム
       小型二次電池や始動用鉛蓄電池、車載用リチウムイオン電池等、現在、運用されているリサイクルシステムの概要や設立の背景について解説する。
     3) 蓄電池の流通量と回収量
       車載用や小型二次電池などの日本国内での流通量と回収量を解説する。
     4) 蓄電池の資源価値と課題
       各種金属の資源価値や処理における経済性、そこに存在する課題について解説する。
     5) リサイクル技術の取組と課題
       LIBリサイクル技術の現状と、次世代リサイクル技術の開発状況について解説する。

    4.リチウムイオン蓄電池リサイクルにおける市場・現場の実態と課題
      現状の安全性の実態やリサイクル現場で起こっている問題、法規制や制度面での動きについて解説する。
     1) 用途ごとの課題
       用途ごとに見られる課題について解説する。
     2) 民生品用等の小型携帯機器用途の課題
       LiB製品の発火事故の増加、リサイクル処理業者や市町村で増加する処理中の発火事故とその原因、資源有効利用促進法等の制度と対応状況と言った小型民生用市場で見られる課題について解説する。
     3) EV用等の大型機器用途の課題
       日本のLIBリサイクルの課題、世界のLIB廃棄量と生産量、国内資源の流出と事例、LIB関連の世界シェアとサプライチェーンと言ったEV用等の大型市場で見られる課題について解説する。
     4) 今後のリサイクル市場の展望
       EVが普及していない日本国内におけるリサイクル市場の将来を展望する。

    5.EU電池規則の動向
      直近におけるEU電池規則の動向を解説する。

      <質疑応答>


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