……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
○絶縁特性などの基礎から、パルス静電応力法による空間電荷分布測定や電流積分法の原理と測定例、空間電荷の蓄積と生じる問題、ポリエチレン・エポキシ・ポリイミドなどの劣化対策まで。
○絶縁材料開発のヒントを得たい方、材料の劣化評価を行いたい方など、ぜひご受講ください!
講師
東京都市大学 理工学部 機械システム工学科 教授 田中 康寛 氏
講師紹介
1961年9月10日生まれ。1991年3月早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。1990年4月同大学理工学部助手属任。1992年4月武蔵工業大学機械工学科専任講師,1998年4月同大学機械システム工学科助教授、2004年同教授、現在に到る。学科主任教授(2009-2016)を経て、現在専攻主任(2017-)。工学博士。1999年4月-2000年3月英国サザンプトン大学客員研究員。主として有機高分子材料の高電界特性,特に空間電荷分布測定の研究に従事。1990年電気学会論文発表賞、2010年電気学会論文賞、2013年IEC1906賞、2018年Liu Ziyu 記念講演賞、同年、IEEE Caixin Sun and Stan Grzybowski Lifetime Achievement賞、2019年電気学会 基礎・材料・共通部門 学術・貢献賞受賞、2021年電気学会 誘電・絶縁材料技術委員会 学術貢献賞「家田賞」受賞。電気学会、放電学会、日本設計工学会、IEEE, IEC, CIGRE会員。電気学会基礎・材料共通部門誘電絶縁材料技術委員会委員長(2013-2018), IEEE DEIS Advisory Committee Member-at-large (2015-2017, 2018-2020), IEC TC112 WG8 Convener (2015-), IEC TC112日本代表団長(2023-),IEEE DEIS Japan Chapter Chair (2019-2020), 放電学会会長(2020-2022), 電気学会フェロー (2022-).
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年8月22日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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セミナーポイント
■はじめに:
近年,パワーデバイスを中心に,高温・高電界下でも動作可能な機器の開発が求められているが,素子を支える高分子絶縁材料にも,高温・高電界下での優れた絶縁性能が要求されるようになり,その特性を評価する手法が求められている。本講演では,高温/直流高電圧下における絶縁性評価手法として,パルス静電応力法による空間電荷分布測定手法や電流積分法の原理と測定例を紹介する。また,材料開発における実際のニーズに応じて,これらの測定法がどのように活用され,どのように材料開発に生かされたかについても,なるべく具体的な例を挙げて紹介する。これらを聴講することで,今後の新たな絶縁材料開発に役立つ知識が得られるとともに,現在使用されている材料の劣化評価などにも役立つものと考えられる。
■受講対象者:
・高分子絶縁材料の開発を始めたばかりの方から,ある程度の研究経験を経た方。
・高温・高電界に耐えうる高分子絶縁材料開発に取り組んでいるが,突破口をなかなか見いだせない方
■必要な予備知識:
高校卒業レベルの電磁気学の知識があればなお良いが,基本的には,この分野に興味のある方なら,それほど多くの予備知識は必要ありません。
■本セミナーで習得できること:
・高分子絶縁材料の直流高電界下における絶縁特性の基礎知識
・高分子絶縁材料の新しい絶縁性評価法
・高温・高電界下で使用できる高分子絶縁材料の開発のヒント
など
セミナー内容
1.高分子絶縁材料の応用と課題
1)高電圧直流送電ケーブル・機器用絶縁材料
2)パワーデバイス用絶縁材料
3)電気自動車のモータ用巻線被覆絶縁材料
2.直流高電界下の絶縁材料の電気的特性と絶縁性評価方法
1)直流高電界下で絶縁材料を流れる電流
2)電流積分電荷(Q(t))法による絶縁性評価
a)Q(t)法の原理
b)Q(t)法の測定結果の見方
c)Q(t)法の測定例
3)空間電荷分布測定による絶縁性評価
a)空間電荷蓄積現象
b)パルス静電応力(PEA)法の原理
c)PEA法の特徴
d)PEA法の測定例
4)空間電荷の蓄積と問題点
a)ケーブル用絶縁材料(ポリエチレンなど)
b)モールド用絶縁材料(エポキシなど)
c)巻線被覆用絶縁材料(ポリイミドなど)
5)劣化対策
a)ケーブル用絶縁材料(ポリエチレンなど)
b)モールド用絶縁材料(エポキシなど)
c)巻線被覆用絶縁材料(ポリイミドなど)
<質疑応答>
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