……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
●持続可能な固液、液液分離技術である遠心分離機のうち、ディスク型とデカンタ型の特徴を概説!!
●試験管遠心器によるテーブルテストから実用機にスケールアップする手法についてお話させていただきます。
●医薬、食品業界を中心に、固液、液液分離の適用事例を紹介します。
講師
アルファ・ラバル株式会社 分離技術試験室 室長 青木 裕 氏
講師紹介
■略歴:
1981年3月 東京都立大学工学部工業化学科卒業、同年4月アルファ・ラバル入社。(当時は長瀬アルファ㈱(長瀬産業とアルファ・ラバルの合弁)。化学、バイオ向けディスク型遠心分離機の技術営業(15年)、植物油脂用機器の技術営業(7年)、分離技術試験室で食品、バイオ、化学向け遠心分離の用途開発(22年)。
■専門および得意な分野・研究:
サンプル試験によるディスク型、デカンタ型遠心分離機の用途開発
■本テーマ関連学協会でのご活動:
化学工学会固液分離分科会
<その他関連セミナー>
化学工学(分離・反応プロセス等) 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年8月8日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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セミナーポイント
■はじめに
遠心力という物理力のみを使った、廃棄物を発生させない、持続可能な固液、液液分離技術である遠心分離機のうち、ディスク型とデカンタ型の特徴を概説する。試験管遠心器によるテーブルテストから実用機にスケールアップする手法を説明する。小型パイロット試験機による連続ラボテストの留意点を解説する。テストにより選定された機種をプラントに導入する場合に必要な設計要件を述べる。医薬、食品業界を中心に、固液、液液分離の適用事例を紹介する。
■ご講演中のキーワード:
固液分離、液液分離、分級、遠心力、遠心沈降面積、スピンテスト、ディスク型、デカンタ型
■受講対象者:
•本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
•液体分離をしているが、消耗品がたくさん出るので困っている。
•遠心分離機を使用しているが、性能が出ず、困っている。
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
•この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ない。
•書籍「ユーザーのためのろ過/脱液/遠心分離事例集」(LFPI編)https://www.lfpi.org/business/publication/book.html
セミナー内容
1. はじめに
1-1 工業用遠心分離機の分類
1-2 ディスク型/デカンタ型遠心分離機の分離範囲
2. ディスク型遠心分離機の特徴
2-1 ディスク型遠心分離機の原理
(1) ストークス則
(2) 遠心効果
(3) 遠心沈降面積
(4) 液液分離
2-2 ディスク型遠心分離機の構造
(1) ボウルとフレーム
(2) 駆動方式
(3) 固形分排出機構 保持、間欠、連続
(4) インレット、アウトレット
(5) 液液分離の二つのタイプ
3. ディスク型遠心分離機の設計方法
3-1 試験管遠心器テストによるスケールアップ
(1) 清澄能力確認のための重力沈降速度測定
(2) 固形分処理能力確認のための12,000条件
(3) 安息角測定のためのペントメータテスト
3-2 小型パイロット試験機による連続ラボテスト
(1) 遠心沈降面積によるスケールアップと分離効率の算出
(2) 間欠排出型の固形分圧密の確認
(3) インレット相違による清澄能力の確認
3-3 選定機種の設計要件
(1) 据付
(2) 製品、ユーティリティのコネクション
(3) 防爆設置の基本
(4) 固形分洗浄効率のシミュレーション
(5) 液液分離における比重板選定
(6) GMPバリデーション
4.ディスク型遠心分離機のプロセス適用事例
4-1 清澄
(1) 飲料
(2) 動物細胞
4-2 固形分濃縮
(1) パン酵母
(2) 微細藻類
(3) 乳酸菌
4-3 固形分回収
(1) バイオリアクター用バクテリア
(2) カツオエキス
4-4 分級
(1) でんぷん
(2) 研磨剤
4-5 液液分離
(1) 潤滑油
(2) 植物油
(3) 魚油
(4) 乳脂肪
(5) 柑橘皮油
5.デカンタ型遠心分離機の特徴
(1) 傾斜沈殿槽からデカンタ型遠心分離機の完成
(2) 主要コンポーネント
(3) 運転原理・性能最適化
(4) 分離機構
6. デカンタ型遠心分離機の設計方法
6-1 試験管遠心器テストによるスケールアップ
(1) 清澄能力確認のための2条件
(2) 脱水確認条件
(3) 凝集剤添加サンプルのための脱水セル試験
6-2 小型パイロット試験機による連続ラボテスト
(1) 主要パラメータ
(2) スケールアップの2指標
6-3 選定機種の設計要件
(1) 据付
(2) 電力消費量
(3) 騒音
7.デカンタ型遠心分離機のプロセス適用事例
(1)コーヒー
(2)トマト
(3)フルーツ
(3)魚製品
(4)畜肉副産物
(5)大豆たんぱく
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