……Zoomオンライン受講
・【メタン発酵】を基礎から学ぶ
・関わる微生物は? 理論収率の計算方法は?
・植物バイオマスを用いる場合のポイントは?
講師
石川県立大学 生物資源工学研究所 准教授 博士(農学)馬場 保徳 氏
講師紹介
キユーピー株式会社研究所,東北大学大学院農学研究科博士課程,日本学術振興会特別研究員(DC2採用ならびにPD採用)を経て,石川県立大学生物資源工学研究所に助教として着任し,現在准教授。東北大学総長賞(H26.3),農林水産省若手研究者賞(R1.11.)。
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月16日(水) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
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・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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セミナーポイント
○講師より/本セミナーのポイント
本セミナーではまず,一般的なメタン発酵に関する情報(基礎的な知識,理論値の計算,関わる微生物,消化液の活用,トラブル事例と対処法)をお伝えします。
その上で,植物バイオマス(木,草本類,紙,野菜クズなど)を用いる場合,主成分のセルロースの加水分解速度が遅いため,十分にメタンへ変換できないという課題を踏まえ,このような植物バイオマスのメタン発酵前処理法についても解説します。また,新しく開発されウシルーメン微生物を活用した植物系残さの可溶化装置「GEPソリューション」を採用した自立型メタン発酵システム「エコスタンドアロン」についても紹介します。
また,質問やディスカッションも歓迎します。できるだけ双方向的に進めていきたいと思っています。
○主な受講対象者は?
・バイオガス生産・メタン発酵技術を学びたい方、学び直したい方
・微生物の研究をしている方
・新エネルギーの創製技術に従事している方
・メタン発酵の防災技術への応用を考えている方
・食糧残さ・農業残さの有効活用を検討している方
・スーパーマーケットや道の駅を経営されている方
○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
・有機性廃棄物からのメタン(≒都市ガス)生産および発電に関する知識
・難分解である植物性バイオマスのメタン発酵前処理法に関する知識
・メタン発酵システムの実用化事例
・理論値の計算法
・トラブル事例と対処法
セミナー内容
*予定であり,変更の可能性もあります。
1. バイオマスの種類とメタン発酵適性
1-1 易分解性バイオマス
1-2 難分解性バイオマス(植物バイオマス)
2. 易分解性バイオマスのメタン発酵実用化事例
2-1 原料の収集
2-2 メタン発酵
2-3 メタン発酵残さ(=消化液)の活用
2-4 雇用の創出
3. 難分解性バイオマス(植物バイオマス)のメタン発酵実用化に向けた歩み
3-1 化学処理
3-2 熱処理
3-3 生物処理
3-3-1 酵素(セルラーぜ)
3-3-2 白色腐朽菌
3-3-3 ウシルーメン微生物
3-3-4 ウシルーメン微生物を使用した植物系残さの可溶化装置「GEPソリューション」の紹介
4. メタン発酵に関わる微生物
4-1 植物細胞壁成分の分解に関わる微生物
4-2 メタン生成古細菌と共生菌
5. 理論収率の計算方法
5-1 理論値
5-2 例題を用いたトレーニング
6. メタン発酵残さの肥料利用の優位性と注意点
6-1 メタン発酵液肥の特徴
6-2 化学肥料の特徴
7. メタン発酵の方式の違い(湿式、乾式)や温度の違いについて
7-1 高温発酵のメリット・デメリット
7-2 湿式と乾式のそれぞれの特徴
8. メタン発酵システムにおいて起こりうるトラブル
8-1 配管詰まり(異物混入,粉砕不足)
8-2 ガスがでない・メタン濃度が薄い・pHが低い
8-2-1 必須金属の不足
8-2-2 窒素不足
8-2-3 原料投入
8-2-4 温度ムラ
8-3 メタン発酵消化液の行き先が無い
<質疑応答>
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