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「ラジカル重合基礎」会場セミナー2025:注意点、新しい手法~

ラジカル重合のしくみ、解析、注意点、新しい手法
~重合の種類から学ぶ基礎編~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

会場(対面)受講……会場(対面)受講


●ラジカル重合の基本からわかりやすく説明します。
●当日は、素朴な疑問だけでなく、参加者が直面する具体的な課題、質問を歓迎します。時間が許す限り個別の課題についても対応します。
●8/7に予定しておりますセミナーも併せてご検討下さい。詳細はこちら

講師

徳島大学 名誉教授 田中 均 氏

※希望者は講師との名刺交換が可能です。

講師紹介

■ご略歴:
2014年 徳島大学定年退職 名誉教授

■ご専門および得意な分野・研究:
高分子化学、特にラジカル重合と機能性高分子

■本テーマ関連学協会でのご活動:
高分子学会、日本化学会、アメリカ化学会

<その他関連セミナー>
プラスチック・高分子・成形加工 一覧はこちら


日時・会場・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年8月6日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1特別講習室→「セミナー会場へのアクセス」

●受講料:
「8/6 【会場受講】ラジカル重合基礎のみの受講の場合」
1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

「8/7 【会場受講】ラジカル重合応用セット受講の場合」
1名69,300円(税込(消費税10%)、資料付)
1社2名以上同時申込の場合、1名につき58,300円

※「8/7 ラジカル重合の実践的な課題解決に向けて~機能性SDGs化合物における重合技術~」セミナーの詳細はこちら
学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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8/6 ラジカル重合の基礎編のみ受講

8/6 ラジカル重合の基礎、8/7 ラジカル重合の応用セット受講

会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。

●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。
●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)

セミナーポイント

■はじめに
 ラジカル重合はビニルポリマーの80%以上を製造する重要な反応で、古くからの詳しい研究により完成度の高い重合と云われてきた。しかし近年、その基礎データーの見直し、新しい概念の導入、それに伴う新規反応機構が提案されている。また、難しいと云われてきた分子量、立体構造など分子構造の制御も最近可能になってきており、目を離せない状況になっている。そのような中、残念ながらラジカル重合の基礎から最新情報までを学ぶ機会は現在ほぼ失われています。本講では、重合反応の分析・解析から最新の情報、実践的な課題の解決について、初めての方にも解りやすく基礎から詳しく解説します。

■ご講演中のキーワード:
 ラジカル重合,重合機構,共重合,リビング重合,立体規則性,分解,機能性材料,SDGs

■受講対象者:
・高分子材料の研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方
・業務に活かすため、ラジカル重合についての知見を得たいと考えている方
・ラジカル重合法による高分子材料の合成に現在取り組んでいるが、なかなか成果が得られずに困っている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・化学の基礎知識。大学教養課程レベルの化学の知識。
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識がなくても問題ない。

■本セミナーで習得できること:
・ラジカル重合の基礎知識 
・最新の改定データー 
・重合方法のノウハウ 
・実験手法
・異常反応のトラブル対処法
・リビングラジカル重合の開発動向
・現在直面している課題を解決するヒント

セミナー内容

1.はじめに
1)重合の基本用語
2)重合の種類

2.素反応の解析
1)素反応の種類
2)重合速度。速度の求め方
3)分子量と分子量分布。実測と理論
4)重合速度と分子量の経時変化
5)重合のエネルギー
6)重合操作

3.単独重合
1)モノマーの特徴
2)開始反応。開始剤の種類と選び方
3)成長反応。重合の限界
4)停止反応。新しい停止機構
5)連鎖移動反応
6)イレギュラー構造を与える重合

4.共重合
1)種類と特徴
2)素反応の解析。モノマー反応性比
3)モノマーの構造と反応性。Q-e値
4)工業化の課題

5.重合阻害因子とポリマーの耐光性
1)禁止剤。酸素とフェノール類の影響
2)ポリマーの着色と防止
3)光分解
4)生分解


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8/6 ラジカル重合の基礎編のみ受講

8/6 ラジカル重合の基礎、8/7 ラジカル重合の応用セット受講
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