◆動画視聴形式のe-ラーニング講座です。
◇好きな場所で!好きなタイミングで!
◆受講可能期間は4ヵ月間、自分のペースでじっくり学べます!
◎凍結乾燥(フリーズドライ)技術で押さえておくべき基本原理を「場所・時間問わず」「何度でも」「習熟度を確認しながら」学べる!
◎凍結乾燥過程で起きる現象や装置の理解から、Excelを用いたシミュレーション、製品品質の劣化要因やプロセス最適化(何を制御すべきか)デザインスペース活用の考え方まで。
講師
京都大学 工学研究科 化学工学専攻 准教授 中川 究也 氏
※ご所属・ご経歴等は撮影当時(2020年)のものとなります。
<講師紹介>
■ご略歴:
平成15年 京都大学 工学研究科化学工学専攻博士後期課程修了・工学博士
平成15年 チュラロンコン大学(タイ) 博士研究員
平成16年 リヨン第一大学(仏) 博士研究員
平成18年 兵庫県立大学工学研究科 機械システム工学専攻・助教
平成22年 兵庫県立大学工学研究科ナノマイクロ構造科学研究センター・准教授
平成25年 京都大学農学研究科 食品生物科学専攻 農産製造学分野・准教授
平成31年 京都大学工学研究科 化学工学専攻 分離工学分野・准教授
■ご専門および得意な分野・研究:
・医薬食品乾燥プロセスの最適化と品質制御に関する研究
・医薬や食品を対象とした新しい乾燥技術の開発
・食品マイクロカプセル製造技術開発と機能創出に関する研究
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・日本食品工学会
・日本化学工学会
・日本食品科学工学会
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受講開始日・受講料
●受講開始日(申込〆切):下記よりご選択いただけます。
毎月10日(前月月末の申込まで)
毎月25日(当月15日の申込まで)
※土日・祝日のお申込は翌営業日扱いとなります。
●受講期間:4ヵ月間
※期間延長の場合、1ヶ月あたり4,400円(税込(消費税10%))
(延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)
●受講料:受講人数に順じます。
1~9名 / 1名あたり 25,300円円(税込(消費税10%)、資料付)
10名以上 / 1名あたり 19,800円(税込(消費税10%)、資料付)
30名以上 / 1名あたり 14,300円(税込(消費税10%)、資料付)
100名以上 / joho-lms@johokiko.co.jpまでお問い合わせください。
※4名以上お申込みの場合、受講者のご所属・お名前・ご連絡先を
joho-lms@johokiko.co.jpまでお知らせください。
※学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
詳細は「申込要領・手順」を確認ください。
●管理者を設定する場合:4,400円(税込(消費税10%))
※管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。
★注意事項:
スムーズにご受講いただくために、必ずご一読ください (下記をクリックすると別タブが開きます)。
⇒ ■eラーニング講座申込要領・手順、■受講の流れ
※本eラーニング講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
講座のポイント
■はじめに:
本講座では,医薬や食品を対象とした凍結乾燥プロセスに関する基礎原理を詳細に解説します.品質確保のための定性的な理解にとどまらず,乾燥原理に基づいたシミュレーションの方法も紹介します.Excelを用いて実施できる計算方法を概説し,様々なトラブル対処に必要な乾燥過程の温度・乾燥速度の決定原理からデザインスペースの推算までを概説します.プロセスの最適化と将来的な応用に必要な基礎を習得してもらいます.
■受講対象者:
・凍結乾燥に関する研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方.
・FD製品の開発に取り組んでいる方.物理化学的・化学工学的な理解と数学的アプローチを検討したい方.
・FD製品開発時の課題解決のためのヒントを求めている方.
・凍結乾燥が実現できる可能性へのヒントを求めている方.
■本講座で習得できること:
・凍結乾燥の基礎原理,基礎知識
・FDプロセスや装置の理解
・FDプロセスの化学工学的な理解と数学的アプローチ
・FD製品製造の様々なトラブル対処の考え方
など
<講座サンプル動画>
※動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。
※本動画は講師の著作物となります。
講座のプログラム
総動画時間:2時間34分9秒
Chapter1.凍結乾燥プロセスの概説 *動画時間:10:30
1.1 凍結乾燥とは
1.2 凍結乾燥の工程
1.3 凍結乾燥装置の概要
1.4 凍結乾燥装置内の物質収支
Chapter2.凍結乾燥過程で起こる現象 *動画時間:10:56
2.1 凍結過程で起こる現象
2.2 乾燥過程で起こる現象
2.3 凍結乾燥過程の温度チャート
2.4 凍結乾燥過程におけるコラプス
Chapter3.凍結現象の詳細 *動画時間:31:10
3.1 過冷却現象と過冷却解除
3.2 二成分溶液の固液相平衡
3.3 氷晶のパターン形成
3.4 凍結濃縮相の緩和・オストワルドライプニング(アニーリング)
3.5 氷晶サイズの推算・分布
Chapter4.熱の移動・物質の移動 *動画時間:18:50
4.1 フーリエの法則・フィックの法則
4.2 伝熱方程式・拡散方程式
4.3 定常状態
4.4 境膜内伝熱係数と物質移動係数
4.5 放射伝熱
Chapter5.乾燥の基礎 *動画時間:10:48
5.1 液滴の蒸発
5.2 蒸発速度と湿球温度
5.3 乾燥特性曲線
5.4 定率乾燥期間と減率乾燥期間
Chapter6.凍結乾燥のモデル化(数学的扱い方) *動画時間:24:36
6.1 凍結乾燥を進行させる駆動力
6.2 棚板式バイアル凍結乾燥モデル
6.3 モデルの計算法
6.4 Rp-Kvモデル
Chapter7.シミュレーションの実施例 *動画時間:8:42
Chapter8.デザインスペースの計算 *動画時間:16:55
8.1 シミュレーションの利用
8.2 デザインスペースとは
8.3 デザインスペースの計算
8.4 デザインスペースの計算例
Chapter9.凍結乾燥製品の品質 *動画時間:21:42
9.1 製品品質の変化と関わる現象
9.2 最適化の考え方
9.3 凍結時のタンパク質の変性要因
9.4 乾燥操作の重要性
9.5 保護物質の重要性