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マイクロニードル 書籍

<医療用>

マイクロニードル技術動向および応用展開

〜開発状況、設計・製造技術、評価方法および今後の展開〜


発刊・体裁・価格

発刊  2011年6月28日  定価  36,300円(税込(消費税10%))
体裁  B5判 114ページ  ISBN 978-4-904080-80-1   →詳細、申込方法はこちらを参照

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本書のポイント

今後の応用展開が非常に注目されている技術の最新情報を解説!

<講習会参加者が本当に知りたかった情報を一冊に集めた書籍!>
 ○マイクロニードルに関する情報収集として
 ○マイクロニードルに使用されている素材についての情報収集
 ○マイクロニードルの今後の応用展開
 ○マイクロニードル製剤及び技術などについての知識を深めたい!


■医療用マイクロニードル概要から、特長・利点と課題についての解説!
■マイクロニードルにおける設計・製造技術とは?
■今後の応用展開・・経皮吸収剤、貼るワクチン、美容ケアなど。
■評価方法の解説・・どのような評価方法があるのか?
■今後の展開・・実用化における課題など!

執筆者一覧(敬称略)

●杉林 堅次(城西大学)
●神山 文男 (コスメディ製薬(株))
●権 英淑(コスメディ製薬(株))
●笹瀬 広之(スリーエムヘルスケア(株))
●飛永 芳一 ((株)エレガフィ)
●山内 仁史(ニプロパッチ(株))

目次

第1章 医療用マイクロニードル概要

第1節 海外も含めた現在の開発状況
1.薬物投与デバイスとしてのマイクロニードル開発状況
 1.1 開発中のマイクロニードル
 1.2 参入企業
 1.3 適用薬物
  1.3.1 薬物量・薬液量
  1.3.2 薬物の物理化学的性質と安定性
 1.4 開発中のマイクロニードル製剤:事例紹介
  1.4.1 薬物コーティング型マイクロニードル製剤
  1.4.2 中空型マイクロニードル製剤

第2節 市場ニーズの検証

第2章 経皮吸収とマイクロニードル
1.経皮吸収促進の必要性
2.化学的促進法と物理的促進法
3.マイクロニードルを用いた吸収促進の開発状況
4.マイクロニードルと皮膚バリアー能
5.イオントフォレシスとの併用
6.In-skinエレクトロポレーション

第3章 マイクロニードルの特徴、利点と課題

第1節 マイクロニードルの特徴と利点
(1)貼付剤に近い外観と適用方法
(2)投与時にほとんど痛みを伴わない
(3)水溶性薬物、高分子薬物の経皮的送達が可能
(4)皮内への薬物送達(注射に近い投与経路)

第2節 マイクロニードルの課題
(1)用量(薬物量・薬液量)の制限
(2)適用時間
(3)マイクロニードル素材の安全性
(4)実生産を視野に入れた製造体制・品質確保・素材選択・コスト
(5)薬事規制
(6)共同開発体制

第4章 マイクロニードルの設計・製造技術

第1節 マイクロニードル製剤設計上の課題

第2節 マイクロニードルの種類及び経皮吸収機構

第3節 マイクロニードルの素材及びそれらの特徴

第4節 マイクロニードルのディメンジョン、機械的強度、及び皮膚挿入性

第5節 マイクロニードルの成型法及び薬物添加法

第6節 マイクロニードルの製造及び品質管理体制


第5章 マイクロニードルの応用展開
1.マイクロニードルの基本構造とその開発
2.美容ケア
3.蛋白医薬の経皮吸収製剤
4.経皮ドラッグディバリー用マイクロニードル(貼るワクチンの検討および開発)
5.生体サンプル採取法(痛みを伴わない採取)の検討
6.生体信号を取り出すヘッドデバイスとしてのマイクロニードル
7.将来への展開

第6章 マイクロニードルの評価方法
1.刺入性評価方法
2.生体安全性評価
3.有効性評価

第7章 マイクロニードルの今後の展開
1.医薬品のライフサイクルマネジメント
2.経皮吸収製剤と比較したマイクロニードルの特徴
3.マイクロニードルの実用化における課題

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