……会場(対面)受講
・自社の社員の特許への知識や発明への意欲が足りないと思われている方、特許権利化を強化したいと思われている方、特許や知財をもっと活用せねばならないと考えている方、その社内啓蒙を試みている方へ
・誰でも直ちに実践できる目からウロコの五つのメソッド
・孫正義氏が実践し、又、AIも活用している技術開発・発明技法
講師
弁理士法人 来知国際特許事務所 弁理士 発想力マイスター 宇高 克己 氏
講師紹介
【専門分野】
知的財産、発明(化学と機械)
【略歴】
1970年 東京工業大学 応用化学科 卒業
1972年 東京工業大学大学院 修士課程 高分子工学科 修了
1973年 浜特許事務所入所
1974年 弁理士試験合格
1977年 宇高国際特許事務所(現:弁理士法人来知国際特許事務所)開設
2003年 社団法人蔵前工業会(東京工業大学(現・東京科学大学)同窓会)・蔵前ベンチャー相談室 コーディネーター・アドバイザー 就任
2006年 社団法人蔵前工業会・蔵前技術士会 幹事就任
2008年 社団法人蔵前工業会(東京工業大学同窓会) 理事就任
2013年 社団法人蔵前工業会 就職アドバイザー 就任
2013年 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)知財活用促進ハイウェイ評価委員会 委員就任
2015年 国立研究開発法人科学技術振興機構 知財委員会 委員就任
2017年 国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的イノベーション創造プログラム 知財委員会 委員就任
2019年 国立研究開発法人科学技術振興機構 知財活用促進ハイウェイ評価委員会 委員就任
2020年 国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的イノベーション創造プログラム 知財委員会 委員就任
2025年 現在に至る。大企業~ベンチャー企業問わず幅広く支援
<その他関連セミナー>
特許・知財/契約/ライセンス・法務 一覧はこちら
日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年11月14日(金) 13:00-16:30*途中、小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1グループ活動室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
お申込みはこちらから
会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
セミナーポイント
○受講者対象
・主にメーカー勤務の特許関連業務担当者、研究開発部門の方、リーダークラスの方
・自社の社員の特許への知識や発明への意欲が足りないと思われている上層部の方や特許権利化を強化したいと思われている管理部門の方
・特許や知財をもっと活用せねばならないと考えている方、その社内啓蒙を試みている方
○必要な予備知識
・特許や発明に対しての予備知識は問いません。
○習得できる知識
・特許・知的財産・発明についての基礎知識
・特許の意外な活用方法・有効な利用方法
・ヒット製品・技術の開発・発明に役立つ五つのメソッド、等
○講師より
発明・特許の取り扱い、これが今後の企業にとって肝要であることは言うまでもありません。大したことではないと思っている当人(技術者・研究者)のアイディアが大きな発明・特許になり、それが企業の主力事業になり得ることもあり、その知財意識の醸成が鍵になります。
前半は、発明・特許・知財についての意義を様々な視点から、提供します。
後半は、発明に導く五つのメソッドを提供します。たった五つのメソッドを手にするだけで、誰もが、簡単に、発明できます。これはメソッドですから、誰でも実践できます。
また、ご質問にも丁寧にお応え致します。会場での対面セミナーですので、皆様のお悩みに、時間の許す限り応じるようにします。
セミナー内容
1.特許・発明の基礎知識と発明者にとっての発明のメリット
1.1 特許とは・発明とは
1.2 発明者(発明をした技術者・研究者)にとってのメリット
1.3 発明者による活用
報奨金以外に何が有ると言うのか?
是を知ると発明に邁進したくなる!
2.会社としての特許発明のメリットと広い活用例
2.1 ライバルの排除(独占・排他権:矛)
2.2 ライバルからの攻撃に対する防御(盾)
権利侵害と謂われる前に執っておくべき防衛策は?
2.3 侵害者・類似品が現れた場合の対処法
形式的にも100%(絶対)侵害は殆どない
グレーゾーンでの侵害事件における権利者側の対処法
グレーゾーンでの侵害事件における侵害者側の対処法
2.4 利益を生み出す源泉
TI社はキルビー特許で2000億円のロイヤリティ
日本ビクター社はビデオ特許で100億円/年のロイヤリティ
2.5 ブランディング
特許発明は世界一の技術である事が認定!
2.6 ISO56000シリーズ
イノベーション人材育成支援
2.7 信用
新たな価値を創造 (イノベーション)
2.9 会社活性化
2.10 事業承継(M&A、会社売却)・株式上場・融資
3.発明のための五つのメソッド
※下記原理で特許が得られた事例を数多く挙げて、説明致します。研究開発者にとっては目から鱗のノウハウだと自負しております。
3.1 似せ替えの原理とそのコツ
・JP1414447B(磁気テープ):磁性層中のカーボンブラックを黒色粉末TiOに代替
・JP7332211B:新規化合物[i-C3H7NC(n-C3H7)N-i-C3H7]2M
JP2016-172894Aには[R1-NC(R2)N-R3]2M(R1,R3が炭素数3~6の側鎖を有するアルキル基,R2はエチル基,n-プロピル基,n-ブチル基)の開示が有った。
なのに、[i-C3H7NC(n-C3H7)N-i-C3H7]2Mが何故特許を認められたか?
頭脳明晰な方ほど陥ってしまう落とし穴!
・JP940548B(ICカード):キャッシュカードにおける磁性材をICに代替
・PET:カローザス博士発明のポリエステルが基に
3.2 算盤の原理
足し算・引き算(結合・抜擢・除去・分割)の原理
スティーブ・ジョブズ:創造性とは繋ぐ力だ!
3.2.1 足し算(結合)の原理とそのコツ
・JP2704705B:金属有機化合物+溶媒(前記金属有機化合物の有機基を持つ化合物)
HfaCu・TMVS+TMVS
DPM2Cu・DPMH+DPMH
DPM2Cu・Trien2+DPMH
Acac2Cu・AcacH+AcacH
Hfa2Cu+HfaH
・JP7407342B:Ti溶接棒(抗菌性金属(Cu,Ag,Au,Pt,Ni,Al,Sn,Zn)の線材+Ti棒)
Ti-5Al-2.5Sn合金製の溶接棒は公知
・USP3138743B:キルビー特許(トランジスタ1個+抵抗3個+コンデンサー1個
+基板)
・JP5534383B(EP3020855B1):柔らかな生地/強度に富む生地/柔らかな生地
・ソフトクリーム:1904年のセントルイス万国博覧会でアイスクリーム屋とワッフル屋との共同発明 斯の発明が特許になる事に、何故、気付かなかったのか
3.2.2 引き算(抜擢・除去・分割)の原理とそのコツ
・JP2628404B:青色ダイオード(中村特許発明)
3.2.3 並び替え(順列)の原理
・JP7474005B:色素含有水溶液に起泡剤(界面活性剤)を添加するシャンプー製法
3.3 逆張りの原理:人の行く道の裏に道あり花の山(千利休)
・JP6529173B:CVDに際して過剰量の固体金属錯体を溶媒中に添加:少⇒多
・JP7328486B:液体の深さが浅い個所で脱気:垂直(深い)⇒水平(浅い)
・JP7130253B:パイプの向きを垂直方向に設定して溶接:水平方向⇒垂直方向
・JP89663B :捕鯨の銛先端を尖った形⇒平坦な形
・独特許第854157号:車体のボディをハード材料⇒ソフト材料
・表面がツルツルだったゴルフボールの表面に、ディンプル(凹凸)が何故に出来た?
・鉄道レールの継ぎ目には、何故、隙間がなくなったか
・水争いでかつては死傷者すら出ていた稲作に水田は必須か?
3.4 良いとこ取り(適材適所)の原理
・ポーチのファスナー[数値限定発明]
・加熱式喫煙装置[条件限定発明]
3.5 部分解決の原理
・課題を置き換える
・見方を変える
≪質疑応答≫
お申込みはこちらから
セミナーコード:AC251115