■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)
……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
○実務で使える熱計算をExcelで手軽に!当日使用するツールをプレゼントしますので、その日から業務に活用できます。
○伝熱の基礎(熱伝導・対流・放射など)から、事例を交えた温度予測や熱計算手法、熱回路網法による定常/非定常計算、実務で計算する際のポイントまで。
講師
株式会社サーマルデザインラボ 代表取締役 国峯 尚樹 氏
講師紹介
1977年、早稲田大学理工学部 機械工学科卒。同年、沖電気工業に入社。電子交換機やミニコン、パソコン、プリンタ、FDDなどの冷却方式開発や熱設計に従事。 その後、電子機器用熱解析ソフト「XCOOL(後にStar-Cool)」の開発、CAD/CAM/CAEおよび統合PDMの構築などを担当。2007年9月に同社を退職し、サーマル デザイン ラボを設立。
上流熱設計と熱解析の両輪による「熱問題の撲滅」を目指し、製品の熱設計やプロセス改革コンサルティング、研修などを手がける。 主な著書に「熱設計完全制覇」「熱設計完全入門」「電子機器の熱対策設計第2版」「電子機器の熱流体解析入門第2版」「トコトンやさしい熱設計の本第2版」(いずれも日刊工業新聞社)、「熱設計と数値シミュレーション」(オーム社)などがある。
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年4月18日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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→音声が聞こえない場合の対処例
→一部のブラウザは音声が聞こえないなどの不具合が起きる可能性があります。
対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
(iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)
→見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
■本セミナーでは途中、Microsoft Excelを使用した演習を行います。以下を満たすPCをご準備お願いします。
【OS】・・・日本語版のWindows 11/10/8/8.1/7いずれか
【Excel】・・・Excel2010以上、かつVBAが動作すること
※それほど重い処理は行いませんので、著しく古いPCでなければCPUなどは問いません。
■はじめに:
熱は身近な現象であり、感覚で捉えることができます。しかし、定量化が非常に難しく、ちょっと温度を計算したいと思っても、熱伝導、対流、熱放射の基礎式を連立して解かなければなりません。そこでCAEに頼ることになりますが、基本方針を決める段階では当たりをつけることが重要で、設計段階で手軽に温度予測できるようなツールが必要です。
本講座ではExcelを用い、単純な基礎式を組み合わせて実務的な熱計算を行なう「熱回路網法」についてモデル化や実務演習を行います。また多層基板の解析や発熱量の予測など実務に直結した演習も行います。演習に使ったソフトは持ち帰って熱設計に利用できます。
■受講対象者:
・電子機器や部品、基板、加熱冷却機器など、熱設計が必要な製品に関わる方
・EVのサーマルマネジメントに関わる方
・熱流体シミュレーションについてその理解を深めたい方
■必要な予備知識:
高校卒業レベルの物理、数学知識
■本セミナーで習得できること:
・伝熱現象に関する基礎知識
・熱解析・シミュレーションノウハウ
・Excelによる数値計算手法
・冷却デバイスの設計手法
など
セミナー内容
1.伝熱の基礎
1)熱とは何か? 温度とどう違うか?
2)熱移動の基礎式
3)熱伝導のメカニズムと基礎式
4)等価熱伝導率と接触熱抵抗
5)対流のメカニズム
6)平板自然対流・強制対流熱伝達の計算
7)各種熱伝達率の計算(水冷管、モータ冷却)
8)放射のメカニズムと基礎式
9)放射係数と形態係数
10)物質移動による熱輸送の式
【手計算演習】 多層基板の計算、自然対流平板の温度予測
2.温度予測手法とその原理・精度
1)基礎式を組み合わせて解く方法
2)通風筐体の内部温度の計算
3)モータの吹付ファンによる冷却
4)熱回路網法の原理と基本ルール
【Excel演習】 多層基板の計算、自然対流・放射平板の温度予測
3.Excelによる電子機器の熱計算方法
1)基板・コイルの等価熱伝導率計算
2)接触熱抵抗のメカニズムと計算法
3)基板の熱解析(サーマルビアの効果と有効本数)
4)密閉筐体の内部温度計算
5)自然空冷・強制空冷筐体の内部温度
【Excel演習】通風口面積と筐体内部空気温度
4.熱回路網法による定常計算
1)放熱プレートの温度分布計算
2)熱回路網法の基礎原理
3)発熱体を実装した筐体の熱対策検討
【Excel演習】アルミプレートの温度分布、筐体内部温度と通風口面積
5.熱回路網法による非定常計算事例
1)プレートの温度上昇時間
2)センサによる温度制御
3)発熱量の時間変化、温度による発熱制御
4)温風ヒータによる物体の加熱時間
【Excel演習】アルミプレート温度のセンサによる制御
6.電子機器の実務計算への応用
1)多層基板の熱回路モデル化
2)測定温度から発熱量を逆算する手法
3)計算高速化のテクニック
<質疑応答>
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