■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)
……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
○基礎原理だけでなく、分析の組み立てや進め方など「分析実務」の考え方を学ぶことで、効果的な分析や業務へのフィードバックの礎に!
○各種分析法の基礎から、分析を始める前の準備、器具の取扱いや試料採取・前処理のポイント、測定からデータ処理、報告レポートの作成まで。
講師
神奈川県立産業技術総合研究所 川崎技術支援部 主任研究員 矢矧 束穂 氏
講師紹介
博士(工学)、技術士(化学部門)
2008年 (財)神奈川科学技術アカデミー(現:(地独)神奈川県立産業技術総合研究所)入所。
現在 (地独)神奈川県立産業技術総合研究所 川崎技術支援部
機器分析、化学分析を応用した各種材料の評価、顕微鏡技術を応用した材料解析手法の研究及び開発、分析に関する技術相談・課題解決業務などに従事。分析に関する初学者向けの書籍として「すぐ身につく分析化学・機器分析の実務」を執筆。
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時::2025年4月18日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付いたします。
・お申込みの際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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→音声が聞こえない場合の対処例
→一部のブラウザは音声が聞こえないなどの不具合が起きる可能性があります。
対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
(iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)
→見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
■はじめに:
今日の社会においては品質管理、研究開発、教育、医療など様々な場面で分析は用いられており、機器分析や化学分析の場面を目にする機会は多くなっています。その一方、分析機器を導入しオペレーターを配置しただけでは分析業務が円滑に進まないことも少なくないです。分析を業務へ効率的に活用するためには、分析機器の操作法習得、分析原理の理解、試料に対する知見に加えて、「分析をどのように進めるのか」という実践的なスキルが必要です。分析を学ぶ上では、分析化学や機器分析の書籍は役に立ちますが、多くの分析関連書籍では、分析の原理や事例に重点が置かれ、分析の進め方や業務への活用方法については十分に触れられておらず、分析によって明らかにされた事象を業務へフィードバックする手順と方法は経験に基づくノウハウとなっています。
本講座は、分析を専門としていない方やこれから分析に携わる方が、業務の中で分析という手段を効率的に使えるようになることを目的としており、「どのように分析を進めるのか?」、「分析でできることは何なのか?」という視点から、実践的なスキルを提供します。
■受講対象者:
・機器分析や分析化学の初学者
・品質管理や研究開発の中で分析を使用している方
・分析データを総合的に解釈して社内報告を行う必要のある方
など
■必要な予備知識:
特に必要ありません。
■本セミナーで習得できること:
・技術的な課題解決に繋がる分析の進め方
・分析を業務へ応用する際の手順
・分析に携わる上での心得と考え方
など
セミナー内容
1.分析の基本
1.1 分析とは?
1.2 分析化学、化学分析、機器分析
1.3 研究開発・不具合解析・品質管理における分析の必要性
2.分析によって明らかになること
2.1 分析で何ができるのか?
2.2 定性分析
2.3 定量分析
2.4 分離分析
2.4.1 HPLC(高速液体クロマトグラフィー)
2.4.2 GC(ガスクロマトグラフィー)
2.4.3 MS(質量分析法)
2.5 微量分析
2.5.1 ICP-AES(誘導結合プラズマ発光分析法)
2.6 状態分析
2.6.1 FTIR(フーリエ変換赤外分光法)
2.7 表面分析
2.7.1 XPS(X線光電子分光法)
2.8 局所分析
2.8.1 SEM-EDS(走査型電子顕微鏡エネルギー分散型X線分光法)
3.分析に必要な考え方
3.1 分析の組み立て方と進め方
3.2 分析の3要素
3.3 分析目的の明確化
3.4 試料採取の考え方
3.5 試料前処理の考え方
3.6 測定
3.7 データ処理
3.8 分析結果のまとめとレポートの作成
4.分析に必要なテクニック
4.1 試料の取り扱い
4.2 具体的な試料採取方法
4.3 代表的な試料前処理技術(切断、粉砕、溶液化、抽出など)
5.分析機器管理の基本
5.1 分析機器の保全
5.2 分析機器の状態を把握するために必要なこと
<質疑応答>
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