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〇半導体・液晶、医薬品、フィルム製造ほか様々な業界で問題となっている“静電気障害”を防ぐには?
〇静電気の基礎と引き起こす障害から、イオナイザーや接地による具体的な対策と評価法、イオナイザーの適切な選定や使用法まで。網羅的にやさしく解説します!
講師
静電気対策コンサルタント 代表 鈴木 政典 氏
講師紹介
1984年3月 名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程化学工学専攻修了
1984年4月 株式会社テクノ菱和入社、技術開発研究所へ配属
2002年8月 豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程環境・生命工学専攻入学
2005年7月 豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程環境・生命工学専攻修了
「清浄環境下におけるイオナイザーによる静電気除去技術に関する研究」で博士(工学)取得。
2021年9月 株式会社テクノ菱和(技術開発研究所 主席研究員)退社
2021年10月 静電気対策コンサルタント設立
現在に至る
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年4月23日(水) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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セミナー開催にあたって
■はじめに:
半導体・液晶製造、医薬品製造、フィルム製造等のクリーンルームにおいて、 静電気帯電による塵埃の吸着や静電気放電による電気回路パターンの損傷等の静電気障害が製品不良を引起し、大きな問題になっている。
本講演では、理解を深めるため、まず静電気の基礎について説明する。次に半導体・液晶製造、医薬品製造、フィルム製造等のクリーンルームにおける静電気障害について説明し、その対策として、イオナイザーについて、イオナイザーの除電原理、イオナイザーの種類と特徴、イオナイザーの具体的な選定方法と使用上の注意点、イオナイザーの除電性能評価方法を説明する。また、イオナイザーをクリーンルームで使用する上での問題点とクリーンルーム用イオナイザーについて述べる。更に、イオナイザーを使用しない接地による静電気対策(防爆施設等における静電気対策)についても具体的に平易に詳細に説明する。本講演では、聴講者が、静電気の基礎から静電気対策全般までの広範囲な知識(初心者から上級者までのレベル)を習得できるように、平易に詳細に説明する。
また、イオナイザーは、用途によっていろいろなタイプのものが多数市販されている。除電対象に合わせて適切なイオナイザーを選定することは、除電効果を決める重要なポイントである。それ故、本講演では、聴講者が、イオナイザーの適切な選定方法や使用方法を習得できるように配慮して説明する。更に、イオナイザーを使用しない接地による静電気対策についても、聴講者が実際に静電気対策を実施できるように配慮して説明する。
■受講対象者:
半導体・液晶製造関連、フィルム製造関連、タッチパネル製造関連、プリンテッドエレクトロニクス関連、プラスチック成型関連、医薬品製造関連の技術者・研究者および製造責任者、品質管理担当者の方など(初心者から上級者まで)。
■必要な予備知識:
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
・静電気の基礎から静電気対策全般までの広範囲な知識(初心者から上級者までのレベル)を習得できるように、平易に詳細に説明します。
■本セミナーで習得できること:
・静電気の基礎
・イオナイザーの適切な選定方法や使用方法
・イオナイザーの除電性能の評価方法
・イオナイザーをクリーンルームで使用する上での注意点
・クリーンルーム用イオナイザー
・接地による静電気対策の具体的な方法とその評価指標(防爆施設等における静電気対策の方法)
など静電気の基礎から静電気対策全般までの広範囲な知識(初心者から上級者までのレベル)を習得できるように、平易に詳細に説明します。
セミナー内容
1.はじめに
2.静電気の基礎
2.1 動電気と静電気
2.2 物質は電気エネルギーを持つ
2.3 静電気はこうして現れる
(1)静電気発生
(2)静電気発生機構
(3)発生の原因
(4)静電誘導
(5)帯電列
3.半導体・液晶製造、医薬品製造等のクリーンルームにおける静電気障害
3.1 静電気帯電の実態
3.2 静電気障害
3.2.1 静電気帯電による静電気障害 浮遊微粒子汚染
3.2.2 静電気放電による静電気障害 静電破壊
4.半導体・液晶製造、医薬品製造等のクリーンルームにおける静電気対策
4.1 静電気対策の方法
4.1.1 接地により静電荷を散逸させる方法(防爆施設における静電気対策)
(1)帯電量、帯電性を評価するための主な物理量
(2)測定装置及び測定方法
(3)静電気対策と評価指標(目安)
1)導体の帯電防止
2)作業者の帯電防止
3)作業床の導電化
4)不導体の帯電防止
(4)防爆施設の各工程における静電気対策
4.1.2 イオナイザーからの空気イオンにより静電荷を中和する方法
4.2 イオナイザーの除電原理
4.3 イオナイザーの種類と特徴
4.4 イオナイザーの選定方法及び使用上の注意点
4.4.1 イオナイザーの選定方法
4.4.2 イオナイザーの使用上の注意点
4.5 イオナイザーの除電性能の評価方法
4.5.1 有効除電電流による性能評価
4.5.2 帯電プレートモニタによる性能評価
4.6 クリーンルーム用イオナイザー
4.6.1 クリーンルームにおけるイオナイザーの問題点
4.6.2 シースエア式低発塵イオナイザー(コロナ放電式)
4.6.3 イオン化気流放出型イオナイザー(軟X線照射式)
(1)液晶 カセット用イオン化気流放出型イオナイザー
(2)チャンバー型無発塵イオナイザー(イオンカラム)
(3)静電気対策用層流吹出口(イオンキューブ)
4.6.4 防爆型無発塵イオナイザー(軟X線照射式)
4.6.5 静電気対策の実施例
5.おわりに
<質疑応答>
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