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〇陸上/洋上風力発電設備の概要、世界の風力発電導入量・コスト・ポテンシャルなどの現状から、洋上風力発電を中心とした開発の歴史と最新技術動向まで。
講師
横山技術事務所 代表 横山 直樹 氏
講師紹介
(学歴)
1981.3. 東北大学 工学部 応用化学科 卒
2007.3. 工学博士 岐阜大学大学院 工学研究科 物質工学専攻
(職歴)
1981.4.~2018.3. 新日鉄住金化学株式会社(現 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社)総合研究所 勤務
主幹研究員で定年退職
2018.4.~2023.1. 日塗化学株式会社(大日本塗料株式会社Gr.の塗料・樹脂メーカー)勤務、環境品質保証部長
2014.11.~現在. 横山技術事務所を経営
(専門分野)
材料化学(エポキシ樹脂、ポリウレタン、顔料分散)、化学工学(蒸留、反応)、環境・エネルギー(カーボンニュートラルと再エネ・水素・CCUS、環境負荷物質と法令)、品質管理(統計的品質管理、ISO 9001受診対策)
(受賞歴)
・日本接着学会論文賞;半導体封止材用エポキシ樹脂(2006)
・Excellent Poster Award on 2nd Asian Conference of Adhesion in Beijing:フレキシブルプリント基板接着剤用エポキシ樹脂(2007)
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年4月16日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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はじめに
風力発電関係の業務に携わることになられた事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、環境管理部門の皆様および経営層の皆様を対象に、風力発電の現状と日本の技術を解説いたします。貴社の技術が適用できる分野を見出していただければ幸いです。
セミナー内容
1.背景
・全地球のCO2濃度の推移
・世界の年平均気温変化
・地球温暖化による自然災害と生態系破壊
など
2.風力発電の現状
2-1. CO2排出削減に向けた風力発電の位置付け
・世界の総発電量とエネンルギー源構成およびその中の風力発電の割合
・各国の電源構成の比較
・日本の再エネの電源構成比とその中の風力発電の割合の推移
など
2-2. 風力発電設備の内容
・風力発電設備の構成
・世界の洋上風力発電用風車最大サイズの推移
・世界の風車シェア
など
2-3. 世界と日本の風力発電導入量の推移
・世界の風力発電の累積導入量推移
・日本の風力発電の今後の導入目標量
など
2-4. 陸上風力発電
・日本の陸上風況マップ
・日本の陸上風力の地域別導入ポテンシャル
・日本の陸上風力発電コストの世界との比較
など
2-5. 洋上風力発電
・世界の洋上風況マップ
・世界の洋上風力発電導入量および地域別内訳の推移
・世界の洋上風力発電のコスト推移
・日本の洋上風況マップ
・日本の着床式洋上風力発電の地域別導入ポテンシャル
・日本の浮体式洋上風力発電の地域別導入ポテンシャル
・日本の広域連携系統のマスタープラン
など
2-6. 再エネ海域利用法による促進区域指定 (経産省) および基地港湾指定 (国交省) による洋上風力発電の推進
・再エネ海域利用法による日本の洋上風力の促進区域とその進捗状況
・基地港湾計画
<再エネ海域利用法の促進区域および基地港湾における風力発電事業体>
・五島フローティングウィンドファーム合同会社
・秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド合同会社
・千葉銚子オフショアウィンド合同会社
・ひびきウィンドエナジー株式会社
3.海外の技術 ―着床式風力発電技術―
3-1. 欧州風力発電 (着床式) の歴史
・30年以上に渡る試行錯誤
・開発初期のトラブル事例
など
3-2. 欧州で開発されてきた技術
・風車ナセルの定負荷試験用設備
・モノパイル打設時の岩石遭遇時にドリルで岩石を破砕する技術
・モノパイル打設時の傾きをトランジッションピースで補正する技術
・モノパイル基礎の量産技術
・低コスト重力式基礎技術
・洋上ジャケット基礎技術
など
4.日本の技術 ―浮体式洋上風力発電技術―
4-1. これまでの技術開発成果
<環境省の洋上風力発電実証事業 (2010~2015年度) >
・戸田建設株式会社他によるハイブリッドスパー型浮体式洋上風力発電技術 (2MW)
<NEDOの次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究 (2015.1.~2024.3.) >
・カナデビア株式会社他によるバージ型浮体式洋上風力発電技術 (3MW)
<福島洋上風力コンソーシアム (2011~2021年度) >
・三井E&S造船株式会社他によるコンパクトセミサブ型浮体式洋上風力発電技術 (2MW)
・JMU株式会社他によるアドバンストスパー型浮体式洋上風力発電技術 (5MW)
・三菱重工業株式会社他によるV字形セミサブ型浮体式洋上風力発電技術 (7MW)
4-2. 現在~将来の技術開発内容
<経産省 (NEDO) のグリーンイノベーション (GI) 基金による洋上風力低コスト化プロジェクト (2021年~) >
・次世代風車技術開発
・浮体式基礎製造・設置低コスト化技術開発
・洋上風力関連電気システム技術開発
・洋上風力運転保守高度化技術開発
5.まとめ
<質疑応答>
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