……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
〇架橋の種類や物性の変化、形成方法などの基礎から、接着・耐熱性・その他の3つに対象を分け性能改良方法とその事例を詳解!
講師
畠山技術士事務所 所長 技術士(応用理学部門) 畠山 晶 氏
講師紹介
■ご略歴:
1980年 富士写真フイルム株式会社入社
2013年 富士フイルム株式会社退社
2013年 技術コンサルタントとして、企業の商品開発の支援、講演、社員教育活動等を開始し、現在に至る。
■ご専門分野:
接着技術、塗布層の設計技術、表面処理技術、架橋技術
■研究ご経験:
・高機能フィルム(光学フィルム、太陽電池用フィルム、写真フィルム等)の要素研究と商品化研究
・中小企業の商品化(プラスチック材料、高機能塗料、電気自動車部品等)の開発の技術支援
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年6月26日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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セミナーポイント
■はじめに:
架橋はポリマーの性質を改良するための基本的技術である。特に製品の接着や耐熱性などの性能を向上させるために有用である。
本講演は、架橋の理論と応用の両方が理解できる内容としたい。初めにいろいろな架橋について説明する。次に架橋によりポリマーの物性がどのように変化するかを説明する。特に架橋によりポリマー物性が改良される場合とされない場合があるので、この差についても説明する。続いて具体的な架橋の形成方法を紹介する。
ポリマーの架橋には接着剤の内部を架橋する「層内架橋」と接着剤と被着体を架橋する「層間架橋」の2種類がある。ここでは2つを分けて、それぞれの形成方法を説明する。次に架橋による性能の改良について説明する。改良効果を接着、耐熱性、その他の3つに分けてそれぞれの具体例を紹介する。
本講演は特別な架橋の知識を持たない参加者にも理解できる内容にしたい。受講者には架橋技術の全体像をつかみ、具体的な技術開発に応用していただければと思います。
■受講対象者:
・技術開発、商品開発に従事していて架橋技術について知識を得たい技術者、研究者
・実務で架橋のトラブルで困っている技術者、研究者
・実務で接着、耐熱性のトラブルで困っている技術者、研究者
・架橋について基本的な知識を得たい技術者、研究者
など
セミナー内容
1.ポリマーの架橋の種類
1.1 ポリマーの架橋
1.2 色々な架橋
1.3 化学架橋と物理架橋
1.4 可逆的な架橋
1.5 再生可能な架橋
1.6 特別な架橋-スライドリングゲル
1.7 ポリマー形成後の架橋と形成時の架橋
1.8 層内架橋と層間架橋
2.ポリマー鎖の動きと架橋による物性の変化
2.1 温度とポリマーの変形
2.2 ポリマー鎖の動き
2.3 ガラス転移温度
2.4 ガラス転移温度を決めるもの
2.5 自由体積
2.6 自由体積を決めるもの
2.7 架橋の効果
2.8 ガラス状態
2.9 ゴム状態
2.10 ゲル
3.架橋の形成方法
3.1 層間架橋と層内架橋の形成
3.2 硬化
3.3 架橋剤を用いる方法
3.4 シランカップリング剤を用いる方法
3.5 過酸化物を用いる方法
3.6 紫外線を用いる方法
3.7 電子線を用いる方法
4.架橋と接着
4.1 剥離の形態と剥離方法
4.2 接着する力
4.3 接着に影響する因子
5.接着改良のための架橋形成方法
5.1 架橋と接着
5.2 層間架橋
5.3 層間架橋の形成方法
5.4 層内架橋の形成とその効果
6.架橋による耐熱性向上
6.1 硬化による耐熱温度の改良
6.2 加硫による力学特性の改良
6.3 金属架橋による耐熱性の改良
6.4 γ線による耐熱性の改良
6.5 電子線による耐熱性の改良
7.架橋によるその他の性能向上
7.1 金属架橋による耐油性の改良
7.2 スライドリングゲルによる耐傷性の向上
7.3 金属架橋による形成性の改良
7.4 金属架橋による透明性の改良
8.まとめ
<質疑応答>
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