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材料・デバイス開発へのデータ活用を基礎から解説!
具体的事例でデータ駆動型アプローチの理解を深めよう!
講師
奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター
先端科学技術研究科 物質創成科学領域 教授 博士(工学) 冨谷 茂隆 氏
■略歴:
ソニー株式会社にて、材料解析、半導体レーザデバイスの開発、半導体製造技術に長年従事。ソニーグループ(株)/ソニーセミコンダクタソリューションズ(株) 材料解析センターの統括部長(センター長)として、材料解析・物性シミュレーション・マテリアルズインフォマティクスの連携を推進し、また、ソニーグループ(株) コーポレート技術戦略部門のCorporate Distinguished Researcherとして全社の材料開発戦略をリード。東京工業大学特任教授として二次元半導体材料の研究に携わり、2023年より奈良先端科学技術大学院大学 教授として計測インフォマティクスの教育・研究に取り組む。応用物理学会フェロー。
■専門および得意な分野・研究:
半導体材料物性、半導体デバイス、材料解析技術、計測インフォマティクス
■本テーマ関連学協会での活動:
応用物理学会 インフォマティクス応用研究会, 副委員長
日本学術振興会 R073 先端計測分析技術の未来創成委員会, 副委員長
日本学術振興会 R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会, 材料分科主査
NEDO 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構, 技術委員
(一社) ワイドギャップ半導体学会 監事
電子材料シンポジウム, 運営委員
<その他関連セミナー>
シミュレーション・分析技術 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月16日(水) 13:30-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
■はじめに:
本セミナーでは、主に半導体を対象に材料・デバイスの研究開発において重要性を増す「計測インフォマティクス」に注目し、材料解析技術とデータ科学を融合した新たなアプローチについて解説します。従来の評価手法に加えて、主成分分析やベイズ推論、深層学習などを用いた実践的な解析事例を紹介し、研究開発の効率化・高精度化に貢献する視点を提供します。さらに、電子ラボノートや研究DX・RXといった研究環境のデジタル化動向にも触れ、計測を基点とした次世代の研究・開発のあり方を考察します。
■受講対象者:
・材料・デバイスの研究開発に従事されている方
・材料評価・物性計測における先端技術の導入を検討している技術者・研究者
・材料・デバイス分野でインフォマティクスやデータ解析手法の活用を目指す方
・新しい研究開発手法の革新を目指す企画・マネージメントに関与する方
■本セミナーで習得できること:
・計測とデータ科学を融合したアプローチへの基本的な理解
・材料・デバイス開発における課題への新たな視点の獲得
・計測インフォマティクスの活用に向けた着想やヒントの取得
・多様な解析手法や考え方の整理と理解の促進
・研究開発におけるデータ活用の方向性についての気づき
セミナー内容
■ 第1部:研究開発パラダイムの変化とデータ科学の役割
1-1. 材料・デバイス開発における現状と課題
1-2. 科科学研究のパラダイムシフトとデータ駆動型アプローチ
1-3. 材料・デバイス研究開発・製造におけるデータ科学の位置づけ
■ 第2部:材料解析技術の基礎と最先端技術 〜代表例を交えて〜
2-1. 材料の不完全性と評価技術について
2-3. 原子構造・組成を可視化する解析手法
— 透過電子顕微鏡(TEM)x 三次元アトムプローブ(3DAP) —
2-3. 異種材料界面の分析技術
— X線光電子分光(XPS) × TEM × 3DAPによるマルチモーダル評価 —
2-4. 結晶・分子配向の評価手法
— 微小角X線回折 (GIXD) × p-偏光多角入射分解分光法 (pMAIRS) —
2-5. 微小領域の電場分布の可視化
— 透過電子顕微鏡を用いた微分位相コントラストイメージング (DPC)—
■ 第3部:計測インフォマティクスと研究・開発の未来
3-1. 計測インフォマティクスとは何か?
3-2. 具体的な事例の紹介
・多変量解析によるEDXスペクトルイメージングの成分分離
・主成分分析(PCA)による複雑なEELSスペクトルの特徴抽出
・非負値行列分解(NMF)による発光スペクトルイメージングの因子分解
・ベイズ推論による発光寿命スペクトル解析
・深層学習による画像セグメンテーションと物体認識
・非剛体レジストレーションによる構造・組成のマルチモーダル統合解析
・Vision Transformerを用いたX線回折スペクトルの分類
3-3. 計測のDX・RXにおける役割と展望
・電子ラボノート(ELN)とデータ管理の連携
・研究開発のデジタルトランスフォーメーション戦略
※ RX:Research Transformation(リサーチトランスフォーメーション)
<質疑応答>
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