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講師
大阪大学 名誉教授 農学博士 田谷 正仁 氏
秋田大学 大学院理工学研究科 准教授 博士(工学)堀口 一樹 氏
田谷正仁 氏
■経歴
1981年 名古屋大学大学院農学研究科博士後期課程 終了(農学博士)
1981-1988年 名古屋大学工学部 助手
1988-1996年 大阪大学基礎工学部 講師/助教授
1996-2019年 大阪大学基礎工学部/大学院基礎工学研究科 教授
2019年 大阪大学名誉教授
2019年-現在 大阪大学 特任研究員/特任教授
■専門および得意な分野・研究
生物化学工学、組織培養工学
■本テーマ関連学協会での活動
日本生物工学会、化学工学会
堀口一樹 氏
■経歴
2015年 東京大学大学院工学系研究科博士後期課程 修了(博士(工学))
2015-2016年 東京大学生産技術研究所 特任研究員
2016-2017年 東京大学大学院工学系研究科 特任研究員
2017-2022年 大阪大学大学院工学研究科 助教
2022-2025年 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教
2025年-現在 秋田大学大学院理工学研究科 准教授
■専門および得意な分野・研究
化学工学、生物化学工学
■本テーマ関連学協会での活動
化学工学会、日本再生医療学会、日本生物工学会
<その他関連セミナー>
化学工学(分離・反応プロセス等) 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年8月25日(月) 10:00-16:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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セミナー内容
第一部 田谷正仁 氏 10:00~12:00(予定)
■講座のポイント
微生物や動物細胞などの機能や能力を、できる限り高いレベルで発現させる場がバイオリアクターです。その使用範囲も、従来の醸造・醗酵産業から食品や医薬品製造、さらに最近では細胞治療、細胞農業といった新しい分野にも及んでいます。本セミナーでは、培養用バイオリアクターの操作や設計・管理について、取り扱う細胞によらずに適用できる理論や方法論を、主に生物化学工学的観点から解説します。さらに、対象とする細胞種に固有な問題についても触れ、理解を深めることを目的とします。
■受講後、習得できること
・細胞培養工学目線でのバイオリアクター
・装置工学目線でのバイオリアクター
*具体的な例題・演習なども取り入れ、より理解を深めます。
■受講対象
・生物化学工学の知識を習得したい方
・これからバイオリアクターを使う予定の方
・スケールアップなどの開発研究を予定している方
■講演中のキーワード
バイオリアクター、流加培養、通気・攪拌、殺菌・除菌、コンタミネーション(雑菌汚染)リスク、スケールアップ
■その他
・以下の本を「テキスト」的に使用したいと考えています。
『生物化学工学 バイオプロセスの基礎と応用』東京化学同人
小林猛、田谷正仁(編)、本多裕之、上平正道、中島田豊、境慎司、清水一憲(著)
■講演プログラム
1.はじめに
・培養用バイオリアクターとは
・主な培養操作(特徴、留意点など)
2.殺菌、除菌
・殺菌速度論
・培地滅菌における留意点
・バイオリアクターの滅菌操作
・空気の除菌
3.培養操作
・酸素供給と酸素移動容量係数(kLa)
・スケールアップの指標
・スケールアップの実際
・計測、制御、管理
・培養における温度管理(冷却)
・モニタリング事例
4.まとめ
・バイオリアクターに関する現状と今後の問題
第二部 堀口一樹 氏 13:00~15:00(予定)
■講座のポイント
バイオリアクターの設計において、槽内の液流れ・細胞の動きを理解することは重要です。特に再生医療等製品や抗体医薬品などの高付加価値製品の製造に使われる動物細胞・ヒト細胞など、流れによって受ける負荷に敏感な細胞は、培養コストが高く試行錯誤が困難であるため、流体工学の観点から細胞が受ける流動的負荷の評価が重要になります。本セミナーでは、バイオリアクターを含めた細胞培養における流体工学的解析に必要な流体工学の基礎知識の習得と方法論の理解を深めることを目的とします。
■受講後、習得できること
・流体工学的観点からのバイオリアクター設計
・計算流体力学(CFD)の基本的な考え方
・CFDを用いたバイオリアクター設計
■受講対象
・生物化学工学の知識を習得したい方
・これからバイオリアクターを使う予定の方
・スケールアップなどの開発研究を予定している方
■講演中のキーワード
哺乳類細胞培養、流体工学、シミュレーション、CFD、剪断応力
■講演プログラム
1.流体工学的観点によるバイオリアクター設計
・はじめに ~バイオリアクターの中の流れを知る~
・細胞培養と流体工学
・流動の可視化の概要
・細胞培養への応用の実際
2.CFDの基礎
・はじめに ~CFDとの付き合い方~
・CFDの基本原理、基礎式
・バイオリアクター設計におけるCFDの実際
・演習を通したCFD体験
・機械学習を用いたCFD解析
3.まとめ
・これからのバイオリアクターの設計と展開
第三部 全体まとめ&質疑応答 15:10~16:00(予定)
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