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レドックスフロー電池の課題と実証実験事例・解説セミナー【講師:埼玉工業大学・松浦宏昭 氏】

レドックスフロー電池(RFB)の研究開発における
主要課題と実証実験事例2025年版
~エネルギー密度の影響/充電・放電効率/電解液(バナジウム水溶液)の管理/コスト面・実用化等を含めて~
<Zoomによるオンラインセミナー・見逃し配信あり>

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☆本講座では、以下のようなキーワードを軸にポイントを徹底解説いたします!
 ・クリーンエネルギー関連技術や社会情勢、電力貯蔵用定置型蓄電池の位置付け。
 ・レドックスフロー電池の原理や応用、バナジウム系レドックスフロー電池の部材構成や開発要素。
 ・定置型蓄電池としての活用方法、レドックスフロー電池の応用実証etc。
☆詳細な内容情報は、以下案内やプログラム項目をご参照ください!

講師

埼玉工業大学
工学部 生命環境化学科 教授
学長補佐(アドミッションオフィサー)、工学部長
博士(理学)
松浦 宏昭 氏


講師紹介

■経歴
【学歴】
1990年4月~1996年3月 学校法人高知学園 高知中学高等学校 普通科 卒業
1996年4月~2000年3月 埼玉工業大学 工学部 環境工学科 卒業
2000年4月~2005年3月 筑波大学 大学院一貫制博士課程 数理物質科学研究科 化学専攻 修了
【経歴】
2005年4月~2011年9月 理研計器株式会社 技術開発本部 研究部
2011年10月~2015年3月 埼玉工業大学 工学部 生命環境化学科 専任講師
2015年4月~2022年3月 埼玉工業大学 工学部 生命環境化学科 准教授
2015年4月~2022年3月 埼玉工業大学 大学院工学研究科 准教授
2015年4月~現在 埼玉工業大学 大学院工学研究科 大学院研究教育担当資格(博士マル合(Dマル合))認定
2022年4月~現在 埼玉工業大学 工学部 生命環境化学科 教授
2022年4月~現在 埼玉工業大学 大学院工学研究科 教授
2024年4月~現在 埼玉工業大学 学長補佐(アドミッションオフィサー)
2025年4月~現在 埼玉工業大学 工学部 工学部長

■専門および得意な分野・研究
・レドックスフロー電池
・電気化学
・電気分析化学
・材料化学

■関連著書(分担執筆)
・電力貯蔵と供給の最適化技術(2023年10月・株式会社エヌ・ティー・エス)
・再生可能エネルギー導入に向けたレドックスフロー電池の開発最前線(2023年6月・シーエムシー出版)
・二次電池の材料に関する最新技術開発(2022年6月・技術情報協会)

■本テーマ関連学協会での活動
・電気化学会
・エネルギー・資源学会
・表面技術協会
・日本ポーラログラフ学会
・日本分析化学会
・化学センサ研究会

<その他関連セミナー>
電池・エネルギー 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年9月24日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

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・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■講座のポイント
     世界的にエネルギーの脱炭素化を推進する政策が掲げられる中、災害時における柔軟な復旧力を確保するための地域レジリエンス対応も並行して進められており、実証研究が活発に行われています。こうした背景から、電力系統において再生可能エネルギーを安定的かつ有効に活用する技術の一つとして、「定置型蓄電池の充放電動作」が注目されています。これは、発電・送電・需要といった各フェーズを幅広く支える手段となり得ます。
     本講演では、定置型蓄電池の中でも高い安全性と長寿命を特長とする「レドックスフロー電池」について、エネルギーに関する社会的動向、レドックスフロー電池の基礎、開発の要素、さらに応用・実証の事例を交えながらご紹介いたします。

    ■受講後、習得できること
    ・定置型蓄電池の役割や将来
    ・レドックスフロー電池の基礎や運用のポイント
    ・レドックスフロー電池の部材ごとの開発要素
    ・レドックスフロー電池の活用方法

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・蓄電システム全般に係る安全要求事項(JIS)
    ・蓄電池システムの安全基準(JIS)

    ■講演中のキーワード
    ・レドックスフロー電池
    ・電力需給システム
    ・電力貯蔵
    ・再生可能エネルギー
    ・蓄電池
    ・BCP

    セミナー内容

    1.はじめに

    2.蓄電池などのクリーンエネルギーに関連する技術と社会情勢について
     2-1.脱炭素社会の実現に向けた様々な取組み
     2-2.グリーントランスフォーメーション(GX)関連の動き(国や自治体)
     2-3.日本政府のGX実行会議、GX2040ビジョン

    3.電力貯蔵用定置型蓄電池の位置づけ
     3-1.電力貯蔵技術の必要性
     3-2.再生可能エネルギーとそれを活用したエネルギーシステムとの相性
     3-3.定置型蓄電池の種類と特徴

    4.レドックスフロー電池とは?~原理と応用~
     4-1.化学電池の基本的な考え方(酸化還元反応について)
     4-2.他の定置型蓄電池とレドックスフロー電池との比較
     4-3.レドックスフロー電池の原理
     4-4.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)の原理と運用面での特徴
     4-5.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)のエネルギー密度の影響
     4-6.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)の充電・放電効率
     4-7.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)の電解液(バナジウム水溶液)の管理
     4-8.「電解槽型と呼ばれる」レドックスフロー電池と燃料電池、化学センサ
     4-9.「レドックスフロー」+「電池」という名称は分かりにくい?
     4-10.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)の応用利用

    5.バナジウム系レドックスフロー電池(VRFB)の部材構成、開発要素
     5-1.電解液
     5-2.セルスタック
     5-3.電極
     5-4.双極板
     5-5.隔膜と電解液のクロスオーバー現象
     5-6.フレーム
     5-7.送液ポンプ
     5-8.配管
     5-9.モニタリングセル(充電深度管理用)

    6.定置型蓄電池としてのレドックスフロー電池の活用方法(研究事例)
     6-1.MPPT(Maximum Power Point Tracking)機構を取り入れた活用方法
     6-2.複数の入出力に対応した活用方法
     6-3.太陽光や風力発電の入力特性

    7.本学ならびに自治体におけるレドックスフロー電池の応用実証の実例
     7-1.平時ならびに非常災害時を想定した応用実証の事例の紹介

    8.まとめと今後の展望

    9.質疑応答


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