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セミナー:プラスチックの難燃化技術の基礎と応用、難燃剤市場・規制動向、実際の適用・開発事例|2025年10月

プラスチックの難燃化技術の基礎と応用、市場・規制動向、実際の適用・開発事例

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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講師

一般社団法人難燃材料研究会 理事(副会長)
博士(工学)
位地 正年 氏


講師紹介

■経歴
1981年 東京工業大学大学院修士課程修了(2002年:同学から博士(工学)取得)
1981年~1990年:デンカ(株)中央研究所(電子部品実装用プラスチックの研究開発・実用化に従事)
1990年~2017年:日本電気(株)中央研究所 研究マネージャー、研究部長、主席研究員を歴任(電子機器用プラスチックのリサイクル技術、脱ハロゲン難燃性プラスチック、バイオプラスチックの研究開発・実用化に従事)
2018年~2020年:筑波大学 藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター 主幹研究員(藻類バイオマスを利用したバイオプラスチックの研究に従事)
2020年:環境・バイオ・プラスチックリサーチを設立し、代表に就任、現在に至る(プラスチックの環境対策・高機能化に関するコンサルテイングや講演活動を実施中)
同年:一社)難燃材料研究会 理事
2024年:難燃材料研究会 副会長を兼務(プラスチックの難燃化に関する技術セミナーやコンサルテイングを実施中)

■専門および得意な分野・研究
高分子複合材料、難燃化技術、プラスチックリサイクル

<その他関連セミナー>
プラスチック・高分子・成形加工 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年10月24日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

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 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
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  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■講座のポイント
    プラスチックの難燃化技術は様々な耐久製品の火災防止や人命を守る上で必要であり、さらに、難燃化したプラスチックの環境対策もますます重要となっています。本講演では、プラスチックの難燃化技術に関して、基礎(燃焼・難燃化メカニズム)、代表的な難燃剤、評価方法、市場・規制動向、各種プラスチックや製品(電子機器、自動車、建材)での難燃処方、講演者による実際の開発事例、サーキュラーエコノミーでのリサイクルの進め方、今後の動向と展望について、詳細にわかりやすく解説します。

    ■受講後、習得できること
    ・プラスチックの燃焼と難燃化のメカニズム
    ・主要な難燃剤の種類と構造、機構
    ・主要なプラスチックへの難燃剤の適用処方
    ・実際の開発事例による実用開発のノウハウ
    ・リサイクルなど今後の技術動向

    ■受講対象
    ・難燃性プラスチックや難燃剤の開発の関係者(新人からベテランまで)
    ・難燃性プラスチックの製品への利用に関係する製品企画・開発関係者
    ・難燃性プラスチックやこれを利用した製品の技術営業担当者

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・難燃規格(電子機器、自動車、建材)

    ■講演中のキーワード
    ・難燃化技術
    ・難燃剤
    ・難燃性プラスチック
    ・サーキュラーエコノミーに対応するリサイクル
    ・バイオプラスチックの難燃化

    セミナー内容

    1.はじめに
     1-1.難燃化の必要性と課題、最近のトピックス

    2.難燃化技術の基礎
     2-1.燃焼と難燃化のメカニズム
      ・プラスチックの燃焼現象、難燃化のメカニズムと処方
     2-2.難燃剤の種類と難燃機構
      ・臭素系、リン系、金属水酸化物、その他(シリコーン、ナノコンポジット)
     2-3.代表的プラスチックの難燃処方
      ・ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂 

    3.難燃剤の市場と規制の動向
     3-1.欧米、日本での規制動向(臭素系、リン系、PTFE、三酸化アンチモン)

    4.難燃規格と評価方法
     4-1.電子機器用材料(UL、LOI)
     4-2.自動車用材料(内装材用FMV、バッテリー用耐火試験)
     4-3.建材(コーンカロリーメータ)
     4-4.新たな評価方法(マルチコーンカロリーメータ)

    5.製品別プラスチックの難燃化
     5-1.電子製品(外装材、実装材、5~6G対応)
     5-2.自動車(内装、バッテリーケース)
     5-3.建材(木材、塗料)

    6.開発・実用化の事例
     6-1.シリコーン添加ポリカーボネートの開発と電子機器外装材への適用
     6-2.自己消火性エポキシ樹脂複合材の開発と電子部品への適用
     6-3.難燃性バイオマスプラスチック(ポリ乳酸系、セルロース系)の開発と電子機器外装材への適用

    7.サーキュラーエコノミーに対応する難燃性プラスチックのリサイクルの動向
     7-1.マテリアルリサイクル
      ・水平リサイクルの課題と対策(選別・分離技術、劣化判断・物性回復技術など)
     7-2.ケミカルリサイクル
      ・ハロゲン系および非ハロゲン系難燃剤使用材から有価物回収と難燃剤の処理

    8.まとめと今後の課題・展望
     8-1.難燃化技術の今後の課題と対応、将来の展望

    <終了後、質疑応答>


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