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●世界の最新の技術動向と課題を解説する。日本の今後の廃プラスチックリサイクルの方向とビジネスについてお話させていただきます。
講師
アイシーラボ 代表 室井 髙城 氏
講師紹介
■ご略歴:
1968年 福島高専工業化学科卒業後, 住友金属鉱山(株)入社
1969年 日本エンゲルハルド株式会社 (現エヌ・イーケムキャット株式会社) 出向
1982年 Engelhard プロセスのライセンシング, カスタム触媒グループリーダー
1998年 化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒)
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長、早稲田大学招聘研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット(株)常勤顧問、神奈川大学非常勤講師
2008年 アイシーラボ設立、BASFジャパン 主席顧問
2009年 日本ガス合成執行役員
2014年 NEDO 戦略センター 環境・化学ユニット客員フェロー
[表彰]
2005年 触媒学会功績賞
[著書]
2003年「工業貴金属触媒」JITE社
2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」 S&T社
2010年「エネルギー触媒技術」監修 S&T社
2013年「新しいプロピレン製造プロセス」監修 S&T出版
2013年「工業触媒の最新動向」CMC出版
2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版
2014年「シェールガス革命 “第二の衝撃” 日刊工業新聞社
2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2019」シーエムシー・リサーチ
2020年「「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ
2021年「触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 シーエムシー・リサーチ
2022年「カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品」シーエムシー・リサーチ
2023年「グリーン燃料とグリーン化学品製造」-技術開発動向とコストーサイエンス&テクノロジー
■ご専門および得意な分野・研究:
工業触媒, 触媒化学,CO2触媒反応, 廃プラのケミカルリサイクル
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会, 触媒学会, 日本エネルギー学会, 石油学会
<その他関連セミナー>
環境対応・リサイクル・CO2削減等 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年10月21日(火) 13:00-16:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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セミナーポイント
■はじめに
廃プラスチックのリサイクルが世界的に推進されている。欧州では2031年からPETボトルの30%、2040年には65%の再生PETの使用が義務付けられた。自動車では2029年から自動車に用いられるプラスチックの20%が再生プラスチックでそのうちの15%はバイオベースまたは廃車からの再生プラスチックの使用が義務付けらる。日本では、今まで、ほとんどのプラスチックはサーマルリサイクルと日本だけで呼ばれる効率の悪い温水製造や発電を備えた焼却炉で処分されてきた。資源の乏しい日本は廃プラスチックを再利用しなければならない。まず、マテリアルリサイクルを推進しなければならないが、それには化学的手段が必要である。又、混合・複合プラスチックは、海外では、熱分解し、石油由来のナフサに混合利用するケミカルリサイクルが始まっている。都市ごみに混合した廃プラは都市ごみと共にガス化し、合成ガスとしてからメタノールや航空燃料の製造も行われ始めた。これらの世界の最新の技術動向と課題を解説する。日本の今後の廃プラスチックリサイクルの方向とビジネスに役立つことができれば幸いである。
■ご講演中のキーワード:
廃プラスチックの化学的マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、廃プラの液化、
廃プラスチックからポリマー原料の製造、都市ごみのガス化による燃料と化学品の製造
■受講対象者:
廃プラスチックリサイクルに興味のあるマネジャー, 企画担当者や開発担当者,
廃プラスチックのリサイクルをビジネスにしたいと考えている会社
都市ゴミを原料としてエネルギーを製造したいと考えている技術者
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・ プラスチックリサイクル
―世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望―
・ 2023年「グリーン燃料とグリーン化学品製造」-技術開発動向とコストーサイエンス&テクノロジー などを一読すると更に理解が深まる。
■本セミナーで習得できること:
・廃プラスチックリサイクルの欧州の動向
・廃プラスチックの化学的マテリアルリサイクル
・PETボトルのリサイクル方法
・廃プラスチックのケミカルリサイクルの実際
・バイオマスや都市ゴミから燃料, 化学品の製造方法
セミナー内容
1.廃プラリサイクル規制と現状
1.1 世界の廃プラ規制
1.2 日本の廃プラ規制
1.3 容リ法
2.廃プラの化学的マテリアルリサイクル
2.1 廃プラの選別技術
EREMA, TOMURA, プラニックetc.
2.2 廃ポリスチレンの水平リサイクル
2.3 ポリオレフィンボトルのリサイクル
2.4 溶媒抽出によるリサイクル
2.5 フィルムの脱インキ技術
2.6 添加剤による廃プラのアップグレーディング
3.廃プラのケミカルリサイクル技術
3.1 PETのリサイクル技術
溶融重合, 解重合(着色ボトル,PET繊維), 海外技術
3.2 廃ポリスチレンのケミカルリサイクル
3.3 廃PMMAのケミカルリサイクル
3.4 ポリ乳酸のリサイクル
3.5 ナイロンのリサイクル
3.6 ポリカーボネート, 他
4.廃プラの熱分解
4.1 熱分解の方法
4.2 塩素の除去
4.3 熱分解試験方法
5.廃プラの液化
5.1 廃プラから燃料油の合成
5.2 廃プラからナフサ原料の製造
Quanta Fuel, Mura Technology, etc.
5.3 世界の廃プラリサイクル会社の動向
BASF, Dow, NESTE, Shell, ExxonMobil, LyondellBasell, SK,インドラマ, etc.
5.4 マスバランス方式
5.5 動き出した日本のケミカルリサイクル
6.廃プラから化学品の合成
6.1 廃プラから軽質オレフィンの製造(モノマー化)
6.2 廃プラから芳香族の製造
6.3 廃プラからアスファルト改質材の製造
6.4 廃プラから界面活性剤の合成
7.廃プラのガス化
7.1 廃プラガス化合成ガスから燃料の合成
7.2 廃プラガス化による合成ガスから化学品の合成
水素、アンモニア、メタノール、エタノール、エチレン
8.廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望
8.1 都市ゴミ焼却との組み合わせ
8.2 廃プラケミカルリサイクルビジネスの展望
9.Q & A
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