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「静電気」オンラインセミナー2025:クリーンルームにおけるゴミ・異物対策および静電気対策の基礎と実践

クリーンルームにおけるゴミ・異物対策および静電気対策の基礎と実践

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


現場で即役立つクリーンルームの維持管理とゴミ・異物対策、静電気対策について、基礎からわかりやすく解説します。

講師

ザッツ ブレイン  代表 矢島 良彦 氏


講師紹介

【個人経歴】
元セイコーエプソン株式会社 液晶表示事業、半導体事業、品質保証推進室、生産技術開発本部 等に在籍し、一貫してクリーン化技術関連業務を担当。全社クリーン化技術活動を牽引。
国内外事業所、海外現地法人のクリーン化支援、人材育成、啓蒙活動を長期間担当(1983~2011年)
全社クリーン化技術専門部会リーダー:5期、全社クリーン化技術推進部会サブリーダー:6期 歴任
日本空気清浄協会 JIS標準作成専門委員会に参画 (2005~2006年度)
現在:クリーン化技術コンサルタント:ザッツ ブレイン 代表(2011/6/21起業~現在に至る)
NCC株式会社 生産環境クリーン化事業部 チーフコーディネーター
日本空気清浄協会 個人会員
元シーズシー有限会社 技術顧問

【保有資格等】
・危険物取り扱い主任者 乙4・6類
・公害防止管理者 水質2種
・有機溶剤取り扱い作業主任者
・特定化学物質取り扱い作業主任者
・ESDコーディネーター資格取得
(RCJ:日本電子部品信頼性センター主催 2003年06月 ESDC-01-0245)
・監督士

<その他関連セミナー>
品質管理・品質保証 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年10月23日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

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  • ⇒よくある事例として「弊社ドメイン(johokiko.co.jp)のメールがスパム扱いとなっている」「メールアドレスのご記載ミス」などがございます。お申込み後にフォームへご記載いただいたメールアドレスへ自動返信メールを送信しますので、こちらのメールが受信できない場合、弊社からのZoom入室URLや配布資料のご案内メールもお届けすることができなくなってしまいます。予め受信できる設定にお願いいたします。
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    申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。(クリックして展開)

  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    【受講対象】
    (1)新入社員の方や配置転換 等ではじめてクリーンルーム内作業に就く方
    (2)クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアの方
    (3)クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
    (4)これから異物対策に携わる管理・監督者の方
    (5)ゴミ・異物不良でお困りの方
    (6)ゴミ・異物を嫌う、ものづくり環境の構築に取組む方

    【必要な予備知識】
    (1)この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
    (2)初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
    (3)実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。
    (4)現在抱える、課題・疑問等あれば、事前若しくは、
      当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。
    書籍の発刊をしています。⇒⇒矢島良彦著 コペル書房  2024/01
    書籍名:実践で差がつく!「ゴミ・異物不良」改善術   ISBN 978-4-9913410-0-7

    【習得できる知識】
    (1)クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方、方法)
    (2)ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理手法
    (3)防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等
    (4)ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
    (5)その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)

    【講座の趣旨】
    「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。
     「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」
    「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」
    こうした声を多く聞く様になりました。
    これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。
    また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。
    5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法、数値管理方法を述べて参ります。
    また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて、管理手法・対策手法を明らかにして参ります。細部に渡り詳細にご説明いたします。
     全体を通して、現場に戻り即役立つ情報・技術・管理手法等を分かりやすく解説致します。
    ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは終了後メールにてお寄せください。
    メールアドレスは配布資料内に記載しています。ご確認ください。
    多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。

    セミナー内容

    1. クリーンルームにおけるゴミ・異物対策の基礎知識
     1-1 なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。
     1-2 クリーンルームの導入効果とは
     1-3 加速するクリーン化の要求
     1-4 ものづくり環境はどうあるべきなのか。
     (1) 良い清浄環境とは?良い製造環境とは?
     1-5 クリーン化関連技術マップの解説
     1-6 クリーンルームの目的とは
     1-7 クリーンルームの活用事例
     1-8 クリーンルームの分類
     1-9 クリーンルームのはじまり~歴史
     1-10 クリーンルームの定義
     1-11 クリーンルーム環境の留意点
     1-12 クリーンルームの方式と特徴
     1-13 2つの清浄化メカニズム
     1-14 HEPA/ULPAフィルターとは
     1-15 エアーフィルターの捕集原理と捕集効率
     1-16 なぜ、クリーン化四原則なのか
     1-17 クリーン度の表し方/クラス比較
     1-18 クリーンルームの日常管理等

    2. クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理
     2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
     2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
     2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
     2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
     2-5 生産環境における清浄化対象箇所とは
     2-6 清掃はいつやるのが良いのか? :始業時?終業時?昼休み前後?
     2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
     2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
     2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
     2-10 「見える化機器」の活用法
     2-11 なぜ、見える化が必要なのか
     2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
     2-13 クリーンルームの清掃方法
     (1)清掃作業員の適正化も大切
     (2)清掃方法の分類と方法:日常/定期/特別と言う捉え
     (3)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる 
     (4)清掃の手順はどうするのか。
     (5)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
     (6)清掃用具類のあり方
     (7)清掃方法の効果と比較
     (8)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
     (9)粘着マットの剥がし方にも注意を!等

    3. 防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策
     3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
     3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
     3-3 人間の動作と発塵量
     3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
     3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
     3-6 防塵衣に求められる性能
     3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
     3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
     3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
     3-10 動作発塵評価方法と評価事例ご紹介
     3-11 ポンピング発塵データご紹介
     3-12 評価環境と機器類とは
     3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニングとは
     3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
     (1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
     (2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
     (3)粗大粒子と言う捉え
     (4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
     (5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
     (6)粗大粒子による影響が大きい現実
     (7)粗大粒子が原因となった不良事例ご紹介
     (8)JISによる粒子の分類と定義
     (9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違いとは
     (10)気中パーティクルカウンターの特性
     (11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
     (12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)
     (13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
     (14)粗大粒子は見える化出来る!
     (15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
     (16)ISO-14644シリーズ規格
     (17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
     (18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要等

    4. クリーン化・異物対策における静電気対策の基礎と実践
    4-0.なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
    4-1.電気とは・・・(動電気/静電気)
    4-2.静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良)
    4-3.静電気対策方法:考え方
    4-4.イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
    4-5.除電のメカニズム
    4-6.イオナイザー使用時の注意点
    4-7.作業環境(湿度)と静電気の発生
    4-8.静電気対策は、費用が掛かる?
    4-9.静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介
    4-10.後戻りしない対策のあり方 :まとめ


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