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「発酵」セミナー│有用微生物の探索・育種。バイオものづくりとして 11月10日オンライン

発酵の基礎と有用微生物の探索・育種
~代謝と発酵、発酵プロセス、育種、バイオものづくり応用~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


・「バイオものづくり」応用としての【発酵】
・発酵プロセスは? ラボでの培養管理の方法・コツは?
・自社内に発酵に関するノウハウが無く(少なく)、その考え方や方法を基礎から学びたい方にもご受講いただきたいです。

講師

別府大学 食物栄養科学部 発酵食品学科 教授 博士(農学)陶山 明子 氏


講師紹介

1995年 九州大学大学院農学研究院農芸化学専攻(発酵化学講座)修了
1995年 東和科学株式会社入社
1995年 九州大学大学院農学研究院受託研究員(東和科学から出向)
2003年 博士(農学)(九州大学 生資環博乙第34号)
2003年 独立行政土木研究所材料地盤研究グループ(リサイクルチーム)交流研究員(東和科学から出向)
2007年 東和科学株式会社退社
2007年 九州大学大学院農学研究院 学術研究員、テクニカルスタッフ等
2017年 別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 准教授
2020年 同教授

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年11月10日(月) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

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  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ○講師より/本セミナーのポイント
     発酵は、微生物の働きで人間にとって有益なものを作り出すことであり、食品、医薬品、化成品、エネルギー等の生産や環境浄化に役立てられています。本セミナーでは新たに学びたい方、着手しはじめた/しようとしている方、代謝工学に関心のある方に向け、①発酵工業に使用されている微生物 ②代謝と発酵の基礎 ③発酵プロセス ④自然界からの各種有用微生物の探索と育種 ⑤有用微生物の育種とバイオ技術の利用 などを解説いたします。

    ○主な受講対象者は?
    ・発酵について体系的に学びたい研究者・開発者
    ・発酵または微生物を商品に利活用しようと試みている方
    ・自社内に発酵に関するノウハウが無く(少なく)、その考え方や方法を基礎から学びたい方 等

    ○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
    ・発酵に携わる方なら知っておきたい基礎知識
    ・発酵プロセスの仕組み
    ・各種発酵プロセスと培養管理の方法・コツ(ラボレベルでの)
    ・自然界からの有用微生物の探索
    ・有用微生物の選別と育種、そのノウハウ
    ・バイオ技術の利用 等

    セミナー内容

    1. 発酵工業に利用される主要微生物と産業応用
     1.1 食品用微生物
      1.1.1酵母(パン酵母、日本酒酵母、ワイン・ビール酵母などの特徴と用途の違い)
      1.1.2 麹菌(酵素生産能力、味噌・醤油・清酒での役割)
      1.1.3 乳酸菌(ヨーグルト、チーズ、漬物などでの利用と機能性(整腸作用・免疫調整))
      1.1.4 酢酸菌(酢の発酵と機能性食品への応用)
     1.2 化成品・エネルギー用微生物(アミノ酸、タンパク質有機酸、バイオ燃料、抗生物質)
     1.3 工業用株に求められる特性(高生産性、耐ストレス性、遺伝的安定性、副産物制御)

    2. 微生物代謝と発酵の基礎
     2.1 代謝の基礎(解糖系、クエン酸回路、電子伝達系、ATP生成)
     2.2 発酵の基礎(アルコール、乳酸、酢酸、アミノ酸、香気成分の生成と代謝経路)
     2.3 微生物の培養
      2.3.1 炭素源とエネルギー源(糖、脂肪酸、タンパク質、光、無機物などと代謝制御の関係)
      2.3.2 窒素源(アミノ酸、アンモニウム塩などの影響)
      2.3.3 その他の栄養源(ミネラル、ビタミンなど)
      2.3.4 培養条件(温度、pH、溶存酸素などの調整が収率・風味に与える影響)

    3. 発酵プロセス設計の基礎
     3.1 アルコール発酵(清酒、ワイン、ビール、バイオエタノール)
     3.2 有機酸発酵(乳酸、酢酸、有機酸生成の制御と副産物抑制)
     3.3 アミノ酸発酵(グルタミン酸、リシン等)
     3.4 その他(バイオ燃料、微生物由来高分子、香気成分生成、機能性成分強化など)
     
    4. 有用微生物の探索と評価
     4.1 有用微生物の探索
      4.1.1 食品分野:酵母(清酒、ワイン、ビール)、麹菌、乳酸菌、酢酸菌
      4.1.2 環境・化学品分野
      4.1.3 その他の微生物
     4.2 評価と選抜(生産性、副産物、安定性、安全性の評価)
     4.3 微生物の保存(凍結乾燥、液体窒素保存、継代の注意点)

    5. 有用微生物の育種とバイオ技術の利用
     5.1 古典的育種(自然変異、紫外線・化学誘発による株改良)
     5.2 バイオ技術(代謝工学・合成生物学)による育種
      5.2.1 代謝工学とは
      5.2.2 代謝経路の選択・設計
      5.2.3 宿主の選択
      5.2.4 導入する異種タンパク質遺伝子配列の最適化
      5.2.5 異種タンパク質発現の確認
      5.2.6 プロモーター設計と代謝バランス検証
      5.2.7 高生産のための培養条件検討(培地、培養温度など)
     5.3 最新のバイオ技術の利用(ゲノム編集、合成生物学による食品・化成品応用事例)
     5.4 今後の展望と産業的課題

    <質疑応答>


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    セミナーコード:AD251113

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