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グリーン水素・カーボンリサイクル技術セミナー|2025年11月7日開催

脱炭素社会を支える
グリーン水素・アンモニアとカーボンリサイクル技術

~CO2排出量の削減を目的とした最新アプローチ~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


水素・アンモニア製造やCO2資源化に関する制度・技術・導入事例をわかりやすく解説!
GX推進に向けた企業の実務対応の参考になれば幸いです。

講師

高分子学会 無機高分子研究会 運営副委員長
日本化学会 界面コロイド部会 事業企画委員
早稲田大学 各務記念材料技術研究所 招聘研究員
 博士(工学)西見 大成 氏

講師プロフィール(クリック・タップして展開ください)

【略歴】
1992年:九州大学大学院 工学部研究科 合成化学専攻 博士課程修了(国武豊喜研究室)
1991年~1993年:日本学術振興会 特別研究員として、Mainz大学 Ringsdorf研究室、Emory大学 Menger研究室に留学。
1993年~2014年:富士写真フイルム 足柄研究所および先端コア技術研究所にて、写真フイルムの改良研究、バイオセンサー商品化研究等に従事。
この間、1998年~2000年:訪問研究員として、Rice大学Miller研究室に留学。
2014年~2021年:人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem) 技術部長・業務部長。
2022年~2025年5月:人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem) 研究知財部長
2025年6月~:早稲田大学 各務記念材料技術研究所 招聘研究員

受賞歴
2000年:International Conference on Colloid and Surface ScienceにてBest Poster Award 受賞。
2006年:日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 技術奨励賞受賞。

【専門】
分子組織化学、界面コロイド化学、環境エネルギー科学

【本テーマ関連学協会での活動】
人工光合成化学プロセス技術研究組合 (元)研究知財部長
高分子学会 無機高分子研究会 運営副委員長
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 事業企画委員
環境監査研究会 会員

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年11月7日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■はじめに
    地球温暖化抑制を目標として2015年に採択されたパリ協定以来、CO2排出量削減は全世界的な共通課題となっている。本セミナーでは、CO2排出量削減に関する国内外の動向を概説するとともに、日本が注力しているグリーン水素製造技術、グリーンアンモニア製造技術、カーボンリサイクル技術について、人工光合成技術を含む最新動向について解説する。
    CO2排出量削減の観点からは、植物そのものの利用も一つの有力な方向である。このような観点から、バイオ燃料製造・木材を原料としたプラスチック製造について解説する。さらに、バイオ燃料を含めたCO2フリーエネルギーの各種輸送機関(自動車・航空機等)への適用についても解説する。

    ■想定される主な受講対象者
    ・グリーン水素・グリーンアンモニア・メタネーション・e-fuel・SAF等に関心のある方
    ・カーボンリサイクル技術に関心のある方
    ・バイオ燃料・バイオプラスチック関連技術に関心のある方
    ・脱炭素技術の研究・開発に従事している企業研究者
    ・環境経営・ESG・SDGs・サステナビリティ推進関連部署等で、CO2削減問題・GX(グリーントランスフォーメーション)戦略等に従事している企業担当者

    ■本セミナーに参加して修得できること
    ・CO2削減技術の全体像
    ・グリーン水素・グリーンアンモニア関連技術の現状と社会実装に向けた課題
    ・カーボンリサイクル関連技術の現状と社会実装に向けた課題
    ・人工光合成技術に関する詳細
    ・バイオ燃料とバイオプラスチックに関する技術動向
    ・各種輸送機関(自動車・航空機等)へのCO2フリーエネルギーの適用可能性

    セミナー内容

    1.はじめに:脱炭素社会をめぐる国内外の動向、GX(グリーントランスフォーメーション)戦略

     1-1. 地球温暖化から地球沸騰化へ
     1-2. 気候変動対策に関する世界的取り組みの歴史
     1-3. 日本における脱炭素化の取り組み
     1-4. 海外における脱炭素化の取り組み
     1-5. 脱炭素化に向けた金融界の取り組み
         1-5-1.ESG投資
         1-5-2. トランジションファイナンス
         1-5-3.GX(グリーントランスフォーメーション)戦略
         1-5-4.三井住友信託銀行の取り組み
         1-5-5.三菱UFJフィナンシャル・グループの取り組み

    2.グリーン水素製造に関する取り組み

     2-1.水素の色分け:グレー水素・ブルー水素・グリーン水素
     2-2.日本における水素基本戦略
     2-3.海外における水素戦略
     2-4.再生可能電力を用いた水の電気分解に基づくグリーン水素製造技術
     2-5. 水分解光触媒を用いたグリーン水素製造技術(人工光合成)
         2-5-1.水分解光触媒開発の歴史
         2-5-2.光触媒に用いられる各種材料
          2-5-2-1.単独で水の全分解が可能な光触媒
          2-5-2-2.水素発生光触媒
          2-5-2-3.酸素発生光触媒
          2-5-2-4.水素発生光触媒と酸素発生光触媒を組み合わせた2段階水分解(Zスキーム)
          2-5-2-5.助触媒
         2-5-3.光触媒シートの開発
         2-5-4.酸素・水素分離膜の開発
         2-5-5.水分解光触媒と酸素水素分離膜の組み合わせによるグリーン水素製造と100㎡フィールドテスト

    3.グリーン水素を原料としたグリーンアンモニア製造に関する取り組み

     3-1. アンモニアの性質
     3-2. ハーバー・ボッシュ法によるアンモニア製造
     3-3. 新たなアンモニア製造技術
     3-4. アンモニア発電の可能性

    4.カーボンリサイクル技術

     4-1.カーボンリサイクルとは
     4-2.大気からの二酸化炭素回収技術(DAC:Direct Air Capture)
         4-2-1.吸着剤を利用した二酸化炭素回収技術
         4-2-2.分離膜を利用した二酸化炭素回収技術
     4-3.二酸化炭素の資源化技術
         4-3-1.二酸化炭素の化学反応
         4-3-2.CO2を原料とするコンクリート製造
         4-3-3.CO2とグリーン水素との反応に基づく有機物合成
          4-3-3-1. ギ酸製造
          4-3-3-2.メタノール製造
          4-3-3-3.メタン製造
          4-3-3-4.e-fuel/e-SAF製造(Fischer-Tropsch法)
          4-3-2-5.ポリマー製造
               ・ポリカーボネート製造
               ・ポリオレフィンの原料製造(人工光合成プロジェクト)

    5.植物の直接利用技術

     5-1.光合成とは
     5-2.植物由来の燃料
         5-2-1.バイオ燃料開発の歴史
         5-2-2.バイオエタノール
         5-2-3.藻類を用いたSAF製造
         5-2-4.廃食油を用いたSAF製造
         5-2-5.ポンガミアを用いたSAF製造
     5-3.木材由来のプラスチック
         5-3-1.木材の構造
         5-3-2.木材由来のプラスチック製造における確立された技術
          5-3-2-1.セルロース(紙パルプ)製造
          5-3-2-2.セルロース誘導体(酢酸セルロース等)製造
         5-3-3.木材由来のプラスチック製造における開発中の技術
          5-3-3-1.イオン液体を利用した木材からのプラスチック製造
          5-3-3-2.リグニンの改質によるプラスチック製造

    6.各種輸送機関へのCO2フリーエネルギーの適用(再生可能エネルギー由来の電力、グリーン水素、e-fuel、バイオ燃料)

     6-1.重量・体積の観点から見た、輸送機関とエネルギーの関係
     6-2.乗用車の場合
     6-3.バス・トラックの場合
     6-4.鉄道の場合
     6-5.航空機の場合
     6-6.船舶の場合

    7.まとめ


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    セミナーコード:AD251182

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