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グリーン水素製造向け水電解装置 セミナー:2025年11月7日オンライン講座。

グリーン水素製造向け水電解装置と

その開発・活用状況および今後の展望

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


★各メーカーの取り組みや装置導入状況等、国内外の水電解関連ビジネスの最新動向を把握!
★現状の装置スペック・実力値からコスト内訳およびコストダウンの方策まで!
 アルカリ、PEM、AEM、SOEC等様々な水電解装置の実証試験に携わってきた講師が、
 そのポイントを詳しく説明します!

講師

テクノ2050中島技術士事務所 代表
九州大学 水素エネルギー国際研究センター 客員教授  中島 良 氏


講師紹介

*ご略歴:
 東京大学工学部卒、米国UCLA理工学大学院修士課程修了。
 1982年に株式会社東芝に入社し、燃料電池、超電導、核融合、熱分解ガス化炉など新エネルギー関連の技術開発に従事。
 2012年から燃料電池事業開発室長として家庭用燃料電池エネファームの開発、2014年から全社プロジェクトの技術責任者として水素エネルギー関連の技術開発や実証事業等を統括、2018年に水素・燃料電池技師長。
 2019年に同社を退職後、技術士事務所を開設。主に水素エネルギーシステム、水電解等に関した技術アドバイザーとして活動中。
 2021年に九州大学水素エネルギー国際研究センター客員教授に着任。

*本テーマ関連の活動:
 日本技術士会、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、水素エネルギー協会(HESS)、日本機械学会、各会員
 
*ご専門および得意な分野・研究等:
 水素エネルギーシステム、燃料電池、水電解装置等の新エネルギー関連の新技術開発及び事業開発

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年11月7日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

     カーボンニュートラルの達成に向けて、世界中でグリーン水素の活用が進められています。そのため、再生可能エネルギー由来の電力で低炭素水素を製造する水電解装置関連のビジネスが急拡大してきました。一方最近、米国では地球温暖化対策に懐疑的な動きが顕著になるなど、水電解を取り巻く動向には目が離せません。
     日本では2020年に福島県浪江町で実証運転を開始したFH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)が、当時世界最大の10MWのアルカリ水電解装置でした。しかしその後、海外では既に100MWを超える水電解装置が設置されており、計画中の案件は数10GW規模に達しています。昨今の世界情勢の変化の中で、大規模水素製造プロジェクトの中には中断、延期されているものも散見されますが、最終投資決定(FID)された案件は着実に増加しています。
     このような状況を踏まえ、本セミナーでは、以下の内容を解説します。
     ・脱炭素に向けた国内外の水素の取り組み概要
     ・水電解装置の基本と活用事例
     ・国内外メーカーの取り組み状況
     ・現状の実力値や今後の課題
     FH2Rをはじめ、各種水電解装置(アルカリ、PEM、AEM、SOEC)による実証試験や技術開発に携わってきた専門家が、これらのポイントを詳しく説明します。水素エネルギーシステム分野への参入を検討されている方、最新の技術動向を知りたい方にとって、有益な情報を提供するセミナーです。

    ○受講対象:
     ・水電解装置の現状について理解を深めたい方
     ・理論的には理解しているが、水電解装置が実際どのようなものか経験の少ない方
     ・水電解技術に関わる関連部材の開発に携わる・または参入をお考えの方
     ・水電解を活用した水素エネルギーシステム分野への参入を検討されている方
     ・水電解の方式やメーカーの選定を検討されている方
     ・エネルギー業界で新しい技術やビジネスチャンスを探している経営者・ビジネスマン
     ・環境政策やエネルギー政策に関わる政府・自治体関係者
     ・再生可能エネルギーやグリーンテクノロジーに関心のある研究者・学生
     など

    ○受講後、習得できること:
     ・水電解の原理、構造、種類についての基本的な理解を得られます。
     ・セルスタック構造や要素部材、システム構成、装置スペックの見方などの理解を深めることができます。
     ・水電解装置の具体的な活用事例を通じて、現場での応用方法や注意点を学ぶことができます。
     ・主要メーカーの取り組みや市場動向、技術開発の現状について把握し、業界全体のトレンドを理解することができます。
     ・水電解装置の性能や効率、コストなどの実力値を理解し、自社の技術開発や導入計画に役立てることができます。
     ・現在の課題やそれに対する対応状況を学び、水電解装置の技術開発やビジネス戦略に活用することができます。
     ・水電解技術を活用した水素エネルギーシステムの事業開発に必要な知識を得ることができます。
     など

    セミナー内容


    1.背景
     1)カーボンニュートラル達成に向けたグリーン水素の役割
      a) 水素の製造・輸送・利用の全体像
      b) 低炭素化に資する水素の活用
      c) 水素の取組概要(日本、海外)
     2)グリーン水素製造に水電解が必要とされる理由
      a) 水素の区分(色分け)
      b) グリーン水素の定義(日本、海外)
      c) RE100への対応
     3)水素の必要量(製造と需要の観点)

    2.水電解技術の原理と特徴
     1)水電解の原理
     2)各種電解方式の特徴
      a) AWE(アルカリ型水電解)
      b) PEM(固体高分子型水電解)
      c) AEM(アニオン交換膜型水電解)
      d) SOEC(固体酸化物型水蒸気電解)

    3.水電解装置の概要と取り扱い
     1)システム全体構成
     2)スタック構造とセル要素(電極、隔膜、電解質膜など)
     3)システム構成要素・機器(整流器、ガス洗浄、電解液、純水供給など)
     4)装置スペックの見方と注意点
     5)安全対策

    4.国内外の導入状況
     1)水電解による水素エネルギーの各種プロジェクト概観
     2)日本のグリーン水素製造実証事例
      a) Power to Gasのプロジェクト
      b) 各種再エネ利用による水素製造実証(太陽光、風力、水力など)
      c) 地産地消型水素エネルギーシステム
     3)海外の大規模プロジェクト事例と最近の動向

    5.装置メーカーの開発状況
     1)水電解装置メーカーの概観(実績と計画、製造能力など)
     2)代表的メーカーの製品例と取組状況(日本、欧州、北米、中国)

    6.開発の方向性と課題
     1)水素と水電解装置のコスト目標
     2)水電解装置に要求される課題と対応
      a) 水電解装置のコストダウン検討事例(コスト構造、コスト内訳)
      b) コストダウンのための大型化(スケールアップ則)と量産化(量産効果)の実際
      c) 再エネ変動入力が水電解槽へ与える影響
      d) 性能向上(効率・耐久性向上)の取組
      e) グリーンイノベーション計画

    7.今後の展望
     1)グリーン水素の導入拡大
      a) 水素社会推進法
      b) 水素の品質
     2)普及に向けたヒント
      a) 水素需要量の確保
      b) 水電解装置の量産に向けて

      <質疑応答>


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