……Zoomオンライン受講
・瞳孔や眼球の動きをどのように計測・解析するのか? そこから何が読み取れるのか?
・アニメーション、動画、実データを示しながら解説!
・生体情報計測、ディスプレイ・ゲーム機開発、リハビリ……毎回様々な分野の方に受講いただいております
講師
中部大学 大学院 工学研究科 ロボット理工学専攻 / 理工学部 AIロボティクス学科 教授 博士(工学) 平田 豊 氏
講師紹介
脳の情報処理、特に、生存する空間内での自己の運動知覚,運動の学習と記憶に関わる情報処理を理解し、工学・医療等へ応用することを目指している。
・中部大学 AI数理データサイエンスセンター 兼務 (センター長)
・中部大学 創発学術院 兼務
・中部大学 学長補佐
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月24日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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セミナーポイント
○講師より/本セミナーのポイント
「目は口ほどにものをいう」と言われますが,脳の意識的,無意識的な状態が眼球運動や瞳孔運動に反映されるので,「口以上にものをいう」可能性があります.眼球運動には様々な種類があり,Yaw, Pitch, Rollの3次元回転をしますが,それぞれに異なる脳部位が関わっています.ウェアラブルデバイスにより容易に目が常時観測可能になった今,目から人の様々な状態(覚醒度,注意,嗜好,空間認知)をリアルタイムモニタリングすることが可能になりつつあります.
本講演では,眼球,瞳孔運動の生理解剖学的な基礎から,各種眼球,瞳孔運動の人の状態推定への応用法について取り上げます.適宜,アニメーションや動画,実データを示して解説します.
○主な受講対象者は?
・眼球運動や各種生体情報を計測・解析・応用したい方
・眼球・瞳孔の動きにまつわる応用技術・新製品・新商品を検討したい方
・ディスプレイ、テレビ、ゲーム機等の研究開発者
・ドライバーの状態検知,居眠り運転防止技術従事者
・アスリートの運動能力向上技術の研究者
・医療・保健やリハビリテーションに携わる方
・生体を計測するためのセンサ・デバイスの研究開発者 等
○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
・瞳孔や眼球運動、各種生体情報の計測と解析・解釈方法
・生体現象の数理モデル化とシミュレーション解析の方法
・各種の応用事例
セミナー内容
1 眼球運動と瞳孔の解剖学概論
1.0 はじめに:眼球運動の目的と機能
1.1 眼球と筋肉系の構造
1.2 三次元剛体回転の非可換性と眼球運動
1.3 眼球運動に関わる脳部位
1.4 瞳孔筋系の構造
1.5 瞳孔制御に関わる脳部位
2 様々な眼球運動:役割と性質
2.1 サッカード
2.2 サッカード後の眼位保持(中枢神経積分器)
2.3 滑動性眼球運動
2.4 輻輳眼球運動
2.5 視運動性眼球運動(OKR)
2.6 前庭動眼反射(VOR)
2.7 固視微動
2.8 瞳孔(縮瞳,散瞳,ゆらぎ)
3 眼球・瞳孔運動に基づく人の状態(眠気,注意,自律神経活動)検知に関する知見・研究事例紹介(順不同)
3.1 瞳孔応答からの自律神経活動推定
3.2 瞳孔に現れる眠気とその予兆
3.3 瞳孔と単語学習
3.4 マイクロサッカードと注意状態推定
3.5 前庭動眼反射(VOR)と覚醒度
3.6 心拍と前庭動眼反射
3.6 輻輳眼球運動に現れる眠気とその予兆
3.7 視運動性眼球運動と未来予測
3.8 自動車運転時に評価可能な眼球運動
3.9 3次元眼球運動から知る自己運動の脳内推定状態
4 今後のウェアラブルデバイス開発等に向けて
4.1 デバイスに求められる特性(講師の開発経験を交えて)
・眼鏡への着脱可能な眼球・頭部運動計測装置
・スマートフォンアプリ:眠気予兆インジケータ
・ハードウェアに求められる諸要素
・ソフトウェアに求められる諸要素
4.2 今後の展望
・目からヒトの状態評価
・目によるヒトの状態操作(オキュロフィードバック技術)
・HMI・HCI
<質疑応答>
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