……会場(対面)受講
☆皆さまのお力添えにより、2019年の開講以降、第15回目のセミナー実施が決定いたしました!
☆本講座では、過去実施してきた‘P&ID(配管計装図)’へのご意見・ご感想を含めて、
最大限に要望を汲む形で、やさしく解説・フォローアップいたします!
☆当日は個別のご質問やご相談も大歓迎ですので、この機会を是非、ご活用ください!
講師
千代田化工建設株式会社
システム設計部P&ID設計セクション Senior Lead Engineer
中野 了 氏
講師紹介
■経歴
2012年 千代田化工建設株式会社入社 P&ID設計セクション配属
2013年 フィリピン国ニッケル精錬プラントEPC 建設現場赴任 工事・試運転
2014-2015年 露国LNGプラント EPC P&ID設計
2015年 米国LNGプラント EPC 米国オフィス赴任 P&ID設計
2016年 露国LNGプラント EPC P&ID設計
2017-2019年 米国LNGプラント EPC 建設現場赴任 試運転・性能保証
2019-2021年 米国LNGプラント EPC P&ID設計 (Area Lead Engineer)
2021-2023年 カタール国LNGプラント EPC P&ID設計 (Assistant Lead Engineer)
2023年 フィリピン国 金属精製プラントPreFEED P&ID設計 (Lead Engineer)
2024年 国内 水電解装置プラント P&ID設計 (Lead Engineer)
■専門および得意な分野・研究
・化学工学
■関連学協会での活動
・化学工学会「P&IDの作り方」講座 講師
<その他関連セミナー>
化学工学(分離・反応プロセス等) 一覧はこちら
日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月24日(木) 12:30-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
お申込みはこちらから
会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
セミナーポイント
■講座のポイント
P&IDとは何か、どのような種類の図面があるかという基本的な事項から説明を行います。P&IDにはプラントの配管、機器、計装情報が記載されますが、それらの情報の描き方を具体的に解説します。P&IDの作図や図面改訂際の注意点についても、講師の経験を踏まえて説明します。加えて、P&IDを実際に作成する演習やP&ID上の間違いを指摘する演習を用意しており、実践的なスキルも身に着けることができます。
■受講後、習得できること
・P&IDを読むためのLead Sheetを理解出来るようになる
・P&IDが読めるようになる
・P&ID作成上のポイントが習得できる
・P&ID管理上のポイントが習得できる
■講演中のキーワード
・P&ID
・プラント
・HAZOP
・Lead sheet
・ラインナンバー
・安全弁
・Piping and Instrumentation Diagram
セミナー内容
1. P&IDとは
2. P&IDには何が記載されているか?
・PFDとP&IDの違い
3. P&IDの種類
・図面リスト
・Lead Sheet
・P&ID
・Header diagram
・Vendor P&ID
4. 配管関係の描き方
・配管の表現方法(配管シンボル/配管タイプ)
・弁の表現方法(仕切弁/玉形弁/ニードル弁/ボール弁/三方弁/蝶形弁/ダイヤフラム弁etc)
・弁以外の配管要素(コーンストレーナー/スチームトラップ/フランジetc)
・識別番号(ラインナンバー)や記号番号(流体記号/装置番号/通し番号)
・配管材料や配管サービスクラス
5. 機器関係の描き方
・機器のシンボル化
・蒸留塔などの内部にトレイを有する機器の場合
・機器番号の使用と区別
6. 計装関係の描き方
・バルーン表示
・計装番号の使用と区別
・計装記号例
・実際の表記方法
7. P&IDでの他の留意点
・P&IDを作図する上での一般的な考え方
・図面のタイトル部分に書く情報
・図面改訂時の注意事項
・保留箇所の明示
・NOTE欄(備考欄)の使用方法
・新設・既設の区別
・短い単語で注意事項を表記する例
・NO/NC、及び、LO/LC表記
・試料(サンプル)採取点
・予備がある機器周りのP&ID
・温度計の設置箇所
・サービスクラス区分の考え方
・ナンバリングの考え方(コツ)
・配管形状- P&ID上と実際の施工
・フランジの表記方法
・P&IDの確定度
・P&ID発行の流れ
・Positive Isolationの考え方
・制御弁周りの構成
・HAZOPの定義と実施方法
・PFDとP&IDの違い
・PFDからP&IDの姿を想像する
・配管要素の描き方-P&ID上と実際の違い
・安全弁周りの構成
8. 演習
・演習①:PFD(プロセスフロー図)を元にP&IDを作成する。
・演習②:P&ID上の間違い探し(情報の過不足/記載内容の誤り等)
9. 質疑応答&個別質問
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