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☆ここまできた!「細胞培養/細胞農業」技術の2025年現在地!
☆世界的に食料生産・食料供給が不安定化する中で我々に何ができるのか?
☆新たなステージに突入しつつある本研究分野について、
研究・現場の両側面から、おさえるべきポイントを徹底解説します!
講師
非営利活動法人日本細胞農業協会 代表理事
東北大学大学院農学研究科 環境適応植物工学研究室 助教 博士(農学)
五十嵐 圭介 氏
非営利活動法人日本細胞農業協会
東京農工大学大学院農学府農学専攻 森林経営学研究室 修士2年
竹中 夏史 氏
講師紹介
【五十嵐 圭介 氏】
■経歴
2015年 Shojinmeat Projectに参入
2017年 東北大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 博士課程 修了
2017年 株式会社リバネス 入社
2019年 株式会社リバネス 退社
2019年 インテグリカルチャー株式会社 入社
2019年 非営利活動法人日本細胞農業協会 設立
2022年 インテグリカルチャー株式会社 退社
2022年 東北大学大学院農学研究科 環境適応植物工学研究室 助教 就任
■専門および得意な分野・研究
博士号取得時の専門は植物分子遺伝学。イネの大量生産を目指し、ハイブリッドライス作出基盤の基礎研究を行った。食料生産の資源循環の効率化・コンパクト化がこれからの社会には必要であると感じ、細胞農業の研究の中でも中心となる培養肉の研究開発を行っていた。東北大学に就任後、細胞農業の中でも植物領域の開拓を開始した。
■本テーマ関連学協会での活動
2018年 株式会社リバネスにて小中学生向け細胞農業実験教室の講師を担当
第2回細胞農業会議(2019年3月開催)の運営
2019年 第3回アグリプラットフォームコンソーシアムミーティングにて講演
サイエンスアゴラ2019 シンポジウムのパネルディスカッション登壇
2021年 第3回細胞農業会議開催
2022年 第4回細胞農業会議開催
2023年 第5回細胞農業会議開催
2024年 第6回細胞農業会議開催
【竹中 夏史 氏】
■経歴
2020年 東京農工大学 農学部 入学
2021年 インテグリカルチャー株式会社 インターン 入社
2023年 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 研究生 入所
2024年 東京農工大学 農学部 卒業
2024年 東京農工大学 農学府 入学
■専門および得意な分野・研究
専門は環境学。一方で、インテグリカルチャー株式会社と東京女子医科大学に所属し、細胞農業の開発研究の最先端に携わる。その経験を活かしながら、国内外の細胞農業従事者たちと共同し、主テーマである細胞農業の環境影響評価の研究に取り組む。
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年7月14日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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セミナーポイント
■講座のポイント
生物は細胞で構成されています。これまで私達人類は、生物を育てることで食料を生産するという農業活動を行ってきました。細胞農業では、生物を構成する細胞を直接増やすことで農業生産活動を行う考え方です。
現在、世界の農業は大規模化が進み、生産地と消費地が遠く離れ、資源の移動が起こることで資源の不均一化が起きつつあります。それを解決するためには、よりコンパクトに資源が循環する食料生産・消費・再資源化のシステムが必要です。細胞農業による食料の工業的生産が実現すれば、よりコンパクトかつ持続可能な食料生産を行う社会となると考えられます。本講座では近年注目が高まっている植物細胞農業についても紹介します。
■受講後、習得できること
・現在の農業生産が直面している課題が理解できる
・細胞農業がどのように行われるのかが理解できる
・細胞農業が関連する業界分野が見えてくる
・細胞農業が実現するにあたる課題がわかる
■講演中のキーワード
・細胞農業
・培養肉
・細胞培養
・細胞性食品
・植物細胞農業
セミナー内容
1. 世界の食料生産の課題
・気候変動/食料需要の増加
・温室効果ガス排出
2. 細胞培養による食料供給の可能性
・細胞農業開発の歴史的経緯
・細胞農業製品の実例(フォアグラ、クロマグロ、うなぎ、コーヒー、チョコレート等々。)
・スタートアップ企業の事業化計画
3. 細胞性食品の一般的な作り方
・生物細胞、バイオリアクター、培養液
・製造コスト
・実用化(商品化)に必要な技術要件
・低価格化の方法
・培養の効率化
・大規模/普及用の細胞培養
・各種研究事例の紹介
4. 細胞農業の環境影響
・食料生産の環境影響の現状
・環境影響評価の方法:ライフサイクルアセスメント(LCA)
・細胞農業の環境影響
5. 細胞農業の経済的意義
・タンパク源の安全保障問題
・細胞農業ベンチャーが目指す市場規模とビジネスチャンス
6. 細胞農業の文化的意義
・文化/社会的インパクトと国/宗教/社会集団ごとに異なる論点
7. 生命倫理から見た培養細胞の捉え方
・功利主義や動物愛護
8. ベジタリアンやヴィーガンに対する培養肉の印象
・欧米型/東洋型/インド型のベジタリアニズム
・倫理常識に関わる議論
・消費者需要及び意識調査
・細胞農業のエコシステム
・一般普及までの道のり
9. 世界各国の法整備の現状と培養肉が社会実装されるために解決すべき課題
・食品安全衛生
・国内外の最新動向
・技術的課題や社会実装に向けたルール形成/各種取り組み
10. 質疑応答
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