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★CSVは文書作成との概念からの脱却。 FDA CSAの「クリティカル・シンキング」とGAMP5 2nd Editionで実現する品質とスピードを両立する新時代のコンピュータ化システム保証。
講師
JSコンサルタント(株) 代表取締役社長 安藤 久禄 氏
講師紹介
■主経歴等
1984年 大阪大学基礎工学部卒業後、日本ロシュ(株)入社し、医薬品の原薬・中間体の合成/培養での製法開発に従事。ERP/MES/WMS導入責任者、CSV責任者、製剤工場の製造管理責任者を歴任。
2002年 中外製薬(株) とロシュグループが戦略的アライアンス締結。サプライチェーン領域の数々のシステム導入及び運用管理責任者、米国FDA査察対応データインテグリティー対応責任者を歴任し、2022年中外製薬工業(株) システム管理責任者、ITQAを担当。
2024年 JSコンサルタント(株)を設立し、 代表取締役社長に就任。
■専門および得意な分野・研究
・医薬品製造管理及び各種関連システム導入及びCSV(Computerized System Validation)
・医薬品関連のデータインテグリティー
・医薬品関連のサプライチェーン
・医薬品製造関連システム導入のプロジェクトマネージメント
<その他関連セミナー>
医薬品製造/製剤技術/品質管理/GMP/CSV/GDP 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年4月22日(水) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
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オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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→音声が聞こえない場合の対処例
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→見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
■講座のポイント
本セミナーでは、CSVの過剰な文書化という課題に対し、FDA CSAガイダンスとGAMP5 2nd Editionが提示する解決策を解説します。
第1部では、CSAが求める「クリティカル・シンキング」によるリスクベースアプローチを解説。従来の文書中心から、品質向上に直結する真のアシュアランスへの転換点を説明します。
第2部では、GAMP5 2nd EditionがCSAの概念を実践的なガイドラインとしての取り込みを考察。Unscripted Testingの活用や、サプライヤー活用について解説し、バリデーション工数の削減の可能性、最新技術の導入スピードを加速させるためのヒントを説明します。
■受講後、習得できること
・FDAのCSAの意図とクリティカル・シンキング及びリスク判定について
・従来の文書化・テスト工数などのバリデーション工数の削減について
・GAMP5 2nd Editionに基づくアジャイルなどの最新手法とCSA概念の組み込みと活用
・ベンダー提供のテスト結果を利用し、自社での重複作業を排除などのサプライヤー活用による効率化
・最新規制に準拠しつつ、新技術の導入を加速させるためのCSV関連の見直しポイントから、組織全体のコンプライアンスとスピードの両立について
セミナー内容
■講演プログラム
第1部「FDA CSAガイダンスの概要~査察対応へのドキュメント偏重からの脱却~」
1.CSVの現状と課題
1.1 従来のCSVにおける課題(過剰な文書化、コスト増大、導入の遅れなど)
1.2 「バリデーション」から「アシュアランス(保証)」への意識改革
1.3 FDAの意図:コンプライアンスのための活動から、品質向上のための活動へセミナーの目的とゴール
2.CSAガイダンスのコンセプト
2.1 リスクベースアプローチの再定義:患者の安全性・製品品質・データの完全性への影響度
2.2 クリティカル・シンキングの重要性:盲目的なテンプレート利用からの脱却
3.CSAにおける保証活動
3.1 テスト戦略の最適化
・スクリプト付きテスト(Scripted Testing)が必要なケース
・スクリプトなしのテスト(Unscripted Testing / Ad-hoc Testing)の活用
3.2 ベンダー活動の活用:既存のベンダー監査やベンダー提供資料の利用
4.文書化の簡素化
4.1 「証拠」として何を残すべきか
4.2 スクリーンショット地獄からの解放
4.3 エラー発見時の対応と記録
第2部「GAMP5 2nd EditionのCSAからの理解~CSAの概念をどう組み込み、活用するか~」
5.GAMP5 2nd Edition 改定の背景
5.1 1st Edition(2008年)からの変化:クラウド、アジャイル、AI/MLの台頭
5.2 FDA CSAガイダンスとの整合性
6.GAMP5 2ndにおけるCSA概念の包摂
6.1 クリティカル・シンキングの明文化:プロセス知識と製品知識に基づく判断
6.2 ソフトウェアカテゴリの考え方:カテゴリ設定の現状と、リスク評価への適用
6.3 サプライヤー(ベンダー)活用の強化
・SaaS/クラウド環境における責任分界点とベンダー評価
・重複作業の排除(ベンダーがやったことを繰り返さない)
7.ライフサイクルアプローチの進化
7.1 線形モデル(Vモデル)から反復モデル(アジャイル)へ:GAMP5 2ndが推奨する「Linear」と「Agile」の共存
8.CSA × GAMP5 2nd 導入のメリットと実践
8.1 具体的なメリット
・バリデーション工数の削減
・最新テクノロジー(AI、自動化ツール)導入の迅速化
・品質部門とIT部門のリソースの最適化
8.2 導入へのステップ
・SOP(標準作業手順書)の見直しポイント
・組織文化の変革(「文書を作ること」だけが仕事ではない)
(質疑応答)
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セミナーコード:AB2604N9


