……会場(対面)受講
●現在も注目の陸上養殖技術!中でも閉鎖循環型による陸上養殖技術の開発が進んでいます。
●沿岸地域における陸上養殖を30年余り続けてきた経験を元に、お話させていただきます。
講師
新沿岸陸上養殖株式会社 代表取締役 佐々倉 玲於 氏
講師及び会社紹介
●新沿岸陸上養殖株式会社は、魚類の生産・販売に携わり紆余曲折ありながらも40年あまり養殖事業を行なってきた。1991年に大手企業・行政が出資した会社が設立され、現在の種苗生産研究施設が作られ、マダイ・イサキ・シマアジなど様々な魚類の種苗生産と養殖を行ってきた。2010年頃、エビ研究が始まり、研究を重ね日本初のしろあしえび(バナメイエビ)の完全養殖を実現させた。現在は、稚エビから親エビまで完全国産によるしろあしえびの生産・販売を行いながら、エビの自給率向上に向けた国内エビ市場の開拓を行っている。
https://konpekilabomf.com/
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年12月18日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
お申込みはこちらから
会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
セミナーポイント
今、陸上養殖が注目されている。中でも閉鎖循環型による陸上養殖技術の開発が進んでおり、本セミナーにおいてもこれまで様々な講座を実施してきています。
しかし、まだまだ難しいところが多い閉鎖循環型に対して、沿岸地域においては、海水を汲み上げ、掛け流し方式による陸上養殖にすることで、比較的簡単に、小規模で陸上養殖を行うことができます。
そんな沿岸地域における陸上養殖を30年余り続けてきた経験を参考に、純国産しろあしえび(バナメイエビ)の海水掛け流し方式による陸上養殖技術と、小規模養殖事業者でも行える生産・加工・販売の考え方をお伝えします。
セミナー内容
1.陸上養殖施設について
沿岸地域の特徴
養殖施設の立地条件
水・海水の活用方法
海水・エアーポンプの検討
電気の必要性
加温設備導入の検討ポイント
設備専門家との地域内連携の重要性
魚養殖とエビ養殖の違い
水槽の容量・数の検討
2.純国産しろあしえびができるまで
純国産しろあしえびが生まれた歴史
卵を産む親エビとは
受精からエビになるまで
稚エビの出荷時期と方法
「種苗生産」と「養殖」の世界の違い・難しさ
完全養殖とは
輸入稚エビに頼るリスク
SDGsを目指すこれからの陸上養殖
3.しろあしえびの養殖
しろあしえびの生態
成長を促す水温とは
エサの質と量の考え方
成長のスピードと養殖期間
養殖密度の考え方
出荷のタイミングと考え方
生産量と売り上げを見据えた養殖規模とは
4.成エビの出荷と加工
顧客が求めるエビの状態とは
エビの品質の捉え方
出荷前日までの段取り
活エビとしての出荷方法と資材
冷凍エビとしての出荷方法と設備
輸送方法の検討
5.成エビの販売と営業方法
純国産・国産・輸入モノの違いと考え方
売り先に合わせたエビ養殖の仕方
美味しいエビとは
美味しいだけじゃないSDGsを目指すエビとは
車海老とバナメイエビの市場価格の違い
養殖し続けられる販売価格とは
しろあしえびにふさわしい売り先の見つけ方
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セミナーコード:AC2512E1