……会場(対面)受講
・【製品の信頼性確保は、日本企業の興亡の分かれ目】
・都内会場セミナー:一日じっくり
・受講特典:講師との電話による技術相談は無期限で無料です。
講師
神奈川大学 名誉教授 総合理学研究所 客員研究員 工学博士 大石 不二夫 氏
講師紹介
昭和38年東京都立大学工学部卒業、国鉄本社入社、鉄道技術研究所配属、主任研究員から有機化学ユニットリーダー。昭和62年国鉄改革に伴い(財)鉄道総合技術研究所へ移り、理事長直属主幹研究員。平成2年神奈川大学理学部教授就任、平成22年に定年退職し、帝京大学短期大学教授就任、令和3年に勇退。
《受賞》
昭和37年デービット・サーノフスカラシップ受賞、昭和60年高分子学会賞、環境庁環境賞。平成2年JREA優秀論文賞。平成9年マテリアルライフ学会論文賞。平成15年マテリアルライフ学会功績賞。
《学会活動》
高分子学会フェロー、神奈川支部運営委員、元企画委員、元研究会運営委員長。繊維学会元評議員、夏季セミナー元実行委員長、ニューテック元委員長。プラスチック成形加工学会元副会長。日本ゴム協会元評議員、研究部会幹事、元主査。マテリアルライフ学会理事、元会長、耐久性研究会運営委員長。日本化学会元会員など。複合材料学会元評議員など。
《非常勤講師歴》
東京都立大学、東京農工大学、山形大学、福島大学、東京電機大学、東京理科大学、工学院大学。
《主な著書》
「プラスチックの耐久性」(工業調査会)「高分子材料の耐久性」(工業調査会)「高分子材料の活用技術」(日刊工業新聞社)「プラスチック材料の寿命」(日刊工業新聞社)「開発工学-SNJ-」(朝倉書店)「活用ガイド高分子材料」(共著、オーム社)「ゴムの選び方、使い方」(共著、オーム社)「プラスチックのはなし」(日本実業出版社)。「プラスチックが一番わかる」(技術評論社、2011.6)ほか、共著多数。
《研究論文》
J. Applied Polymer Science, Polymer Degradation and Stability 他 約110報。
<その他関連セミナー>
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年1月29日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
お申込みはこちらから
会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
セミナーポイント
○講師より
市場の国際化にともないものづくり企業の競争はますます激化している。国内・海外市場における競争に勝ち抜くのは価格競争ではなく、製品の信頼性の確保であろう。
本講座では、製品の信頼性の確保と構成する材料の耐久性の評価方法を学び、国内・国際競争に勝ち抜くことを期待したい。構成材料に関しては講師の62年間の実績から高分子材料(プラスチック・ゴム・熱可塑性エラストマー・塗料・接着剤など)を中心に、金属(鉄鋼・非鉄金属)とセラミック(陶磁器・コンクリート・ガラス)を採り上げる。
高分子材料に関しては、劣化の調べ方・耐久性の評価法・寿命予測法を具体的に示す。なお事前に寄せられた質問はもちろん、セミナー当日の質問にも可能な限り回答する。また以下の「セミナー内容」において、特に重点的に知りたい項目があれば、それに応じる予定である。
○受講対象者
・プラスチック・ゴム・複合材料を取り扱う技術者(設計・製造など)の方
・高分子材料の研究者・開発者で、耐久性の評価・寿命予測や信頼性の構築に従事している方
・高分子材料を用いた商品・製品の品質評価・品質保証担当者(耐用年数を決める立場の方やクレーム処理の担当者)
・製品の信頼性にかかわる仕事に従事してる方。信頼性に関心のある方
・企業の経営陣の方で、製品の信頼性に関心のある人
○受講して得られる知見、情報
・製品の信頼性の概要と信頼性の向上策の理解。
・製品の信頼性を支える構成材料の耐久性とその評価法。
・高分子材料の劣化解析法・耐久性評価法。
・寿命予測・耐用年数の定め方についての考え方と具体的手法
セミナー内容
はじめに:本講座のねらい
PART1 製品の信頼性を確保するには?
1. 製品の信頼性の概念
2. 信頼性の尺度と特性値
3. 信頼性向上のヒント ~自動車不具合発生原因一覧~
4. 信頼性保証のための技術標準
5. 機械・構造系製品の信頼性保証
6. 信頼性設計と安全性設計 ~強度設計・疲労強度設計~
7. 信頼性データ解析
PART2 構成材料の耐久性
1. 金属材料の耐久性
1.1 鉄鋼材料
1.2 非鉄金属
2.無機材料の耐久性
2.1 セラミック
2.2 ガラス
2.3 コンクリート
3.高分子材料の耐久性
3.1 信頼性を支える耐久性:ほかの要素はなにか?
3.2 高分子の特徴
3.3 高分子材料の劣化の基本メカニズム
3.4 劣化解析法
3.5 耐久性の種別とその評価法
3.6 寿命予測法
3.6.1 講師が考案した「C形寿命予測法」
3.6.2 アレニウス法
3.6.3 その他の寿命予測法
結び ~今後のご相談への対応~
<質疑応答・名刺交換・個別相談>
*講座終了後も講師への電話相談は無期限で無料です。
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セミナーコード:AC260117