……会場(対面)受講
●ラジカル重合が初めての方、課題に直面している方、最新の重合手法を取入れたい方などを対象に、重合反応の解析・基礎から実践的な課題の解決、最新の情報、リビング重合までをやさしく解説します。
講師
徳島大学 名誉教授 田中 均 氏
講師紹介
■略歴:
2014年 徳島大学定年退職 名誉教授
■専門および得意な分野・研究:
高分子化学、特にラジカル重合と機能性高分子
■本テーマ関連学協会でのご活動:
高分子学会、日本化学会、アメリカ化学会
<その他関連セミナー>
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年2月10日(火) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階第1特別講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。
●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
●講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。また、申込者以外の受講・動画視聴は固くお断りいたします(代理受講ご希望の際は、開催前日までに弊社までご連絡お願いします)。
セミナーポイント
■はじめに
ビニルポリマーの80%以上はラジカル重合で製造され、ほぼ完成した重合法と云われてきましたが、近年、基礎的な領域においてさえも見直しが行われ、新しい重合手法・考え方が取入れられるなど、目を離せない状況になってきています。一方、残念ながらラジカル重合の基礎からこれら最新の情報までを学ぶ機会は現在ほぼ失われています。ラジカル重合が初めての方、課題に直面している方、最新の重合手法を取入れたい方などを対象に、重合反応の解析・基礎から実践的な課題の解決、最新の情報、リビング重合までをやさしく解説します。特に、会場受講者は、具体的な課題にも気軽に質問できます。
■ご講演中のキーワード:
ラジカル重合,反応解析,イレギュラー反応,共重合,リビング重合,機能性材料,SDGs
■受講対象者:
・高分子材料の研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方
・業務に活かすため、ラジカル重合についての知見を得たいと考えている方
・ラジカル重合法による高分子材料の合成に現在取り組んでいるが、なかなか成果が得られずに困っている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・化学の基礎知識。大学教養課程レベルの化学の知識。
・この分野に興味のある方なら、特に予備知識がなくても問題ない。
■本セミナーで習得できること:
・ラジカル重合の基礎知識 ・最新の改定データー ・重合方法のノウハウ
・実験手法 ・異常反応のトラブル対処法 ・リビングラジカル重合の基礎と具体例 ・現在直面している課題を解決するヒント
セミナー内容
1.はじめに
1)重合の種類
2)ラジカル重合とイオン重合の比較
2.素反応の解析
1)素反応の種類
2)重合速度。速度の求め方
3)分子量と分子量分布。実測値と理論値
4)重合速度と分子量の経時変化
5)重合のエネルギー
6)重合操作法
3.単独重合
1)単独重合性モノマーの特徴
2)開始反応。開始剤の種類と選び方
3)成長反応。成長の限界
4)停止反応。新しい反応機構
5)連鎖移動反応
6)禁止反応。酸素とキノンなどの働き
4.共重合
1)種類。共重合化のメリット
2)素反応の解析。モノマー反応性比
3)モノマーの構造と反応性。Q-e値
5.リビングラジカル重合
1)重合の特徴
2)原理
3)具体例と注意点
6.新しい機能性モノマーの重合
1)米国指定バイオマス由来物質
2)キャプトデイティブ置換化合物
7.実践的課題と質疑応答
1)残存モノマー除去法
2)滴下共重合の滴下時期
3)異常構造ポリマーの生成
4)参加者の個別質問など
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セミナーコード:AC2602E6


