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「接着接合」セミナー│評価試験│接着│異種材料│表面処理│強度│耐久性

接着接合技術の基礎的評価試験と耐久性
~自動車/航空機/家電に使用される
構造用接着接合の基礎試験および耐久性~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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●接着接合部の劣化のメカニズムを説明し,それを正確に評価する方法を解説!
●最新の研究事例を紹介しながら,接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて,
 何が課題として残っているのかについてお話しさせていただきます。

講師

立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料化学領域 ナノ材料部門 招へい研究員 北條 恵司 氏

※希望者は講師との名刺交換が可能です。

講師紹介

■略歴:
1986年 いすゞ自動車株式会社 研究開発部門(エンジン設計)
1993年 神奈川県庁(機械系職業訓練指導)
2007年 小山工業高等専門学校 機械工学科(材料力学、破壊力学、機械材料の研究)
2018年 産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノ材料部門 接着界面Gr.(接着接合の耐久性の研究)

■専門および得意な分野・研究:
・接着接合,破壊力学,設計製図(特にGPS幾何公差)

<その他関連商品>
表面・界面技術:コーティング・接着・ぬれ性等 一覧はこちら


<日時・会場・受講料・お申込みフォーム

●日時:<2026年6月18日(木) 10:00-16:00*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●会場:[神奈川・川崎]川崎市産業振興会館 9階第2研修室 →「セミナー会場へのアクセス」

●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
 ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
 req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。

●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。
●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)

●講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。また、申込者以外の受講・動画視聴は固くお断りいたします(代理受講ご希望の際は、開催前日までに弊社までご連絡お願いします)。

!--会場注意事項--->

セミナーポイント

■はじめに
 接着接合は機械的接合(ボルトナット,リベット)ではおよそ実現できない多くのすぐれた特性を有している.しかし信頼性の低さ,耐久性予測の困難さなどから普及を妨げている.本講座では接着接合部の劣化のメカニズムを説明し,それを正確に評価する方法を解説している.さらに最新の研究事例を紹介しながら,接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて,何が課題として残っているのかについても言及する.

■ご講演中のキーワード:
接着接合,表面処理,界面強度,エネルギー開放率,疲労強度,衝撃強度

■受講対象者:
・構造用接着接合の研究を始めたばかりの方から,ある程度の研究経験を経た方.
・これから接着接合の研究室を準備しようとされる方.これらについての知見を得たいと考えている方
・接着接合に関する課題をお持ちの方.
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です.

■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
・この分野が初めてでも丁寧に説明します.
・材料試験の基礎知識があればとても分かりやすいと思います.

■本セミナーで習得できること:
・接着接合の基礎知識(接着のメカニズムから接着剤の種類))
・接着剤の強度評価のノウハウ 
・接着接合のトラブル対処法 
・接着接合研究の動向

セミナー内容

【基礎編】
1.なぜ接着接合なのか.長所と短所
1)構造物軽量化の特効薬
2)異種材料接合での接着剤の役割
3)強度,形状などの自由度の高さ
4)静粛性

2.接着剤の種類と特徴
1)構造用接着剤とは
2)接着剤の分類の仕方(成分系,硬化方法など)
3)代表的構造用接着剤:エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系

3.接着のメカニズム
1)機械的結合のメカニズムと特徴(アンカー効果)
2)物理的結合のメカニズムと特徴(分子間力)
3)化学的結合」のメカニズムと特徴(共有/イオン結合)

4.被着体は表面処理が重要=種類と効果
1)表面清浄の種類とはたらき
2)表面改質の種類とはたらき

5.接合強度試験片の種類
1)重ね合わせせん断試験片;SLJ(Single Lap Joint) JIS 6850
  SLJの引張試験の評価の注意点
(1)せん断応力の求め方
(2)曲げモーメントと応力集中に注意
(3)ふたつの強度:界面強度と接着剤強度
(4)重ね合わせ部の残留応力
2)層間破壊じん性試験片;DCB(Double Cantilever Beam) JIS K7086, ASTM D3433
(1)エネルギー開放率G1C測定
(2)き裂進展速度da/dN測定
(3)界面破壊と凝集破壊(接着剤内部の破壊)
3)接着硬化材試験片;Bulk JIS K6878
(1)引張試験から得られる情報
(2)接着剤の疲労破壊のメカニズム
(3)接着剤の物理的劣化と化学的劣化
4)T形はく離試験片:T-Peel JIS6854
5)くさび衝撃試験片;IWP(Impact Wedge Peel) JIS K6865

6.強度評価試験に用いる試験片とその目的
 (それぞれの試験片でどんな評価試験が実施できて,どのようなデータが得られるのか)

【実際の耐久性強度評価】(以下,エポキシ系接着剤とアルミニウム被着体の組み合わせ)
7.考慮すべき環境負荷
1)繰り返しひずみとその累積損傷;振動と寒暖
2)衝撃損傷
3)静的連続荷重(クリープ)
4)温度と湿度(水分)
5)大気中の酸,塩分

8.LJの疲労試験;繰り返しひずみによる強度低下
1)SN線図を求める試験
2)応力比が疲労強度に与える影響
3)試験周波数の決定の仕方
4)試験結果から読み取れること

9.水分による強度低下
1)Bulkの吸水挙動と強度低下
2)FTIR(Fourier Transform Infrared Spectroscopy:フーリエ変換赤外線分光法)による高分子材料の構造分析と強度
3)LJとOpen face LJの試験方法
4)吸水~乾燥 繰り返しの効果

【研究事例】
1)高温強度の正体,なぜ強度は温度に影響をうけるのか.
2)高分子材料(接着硬化材)の広範囲速度依存性(クリープから衝撃までの強度関連性)
3)繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
4)水分により強度劣化したDCB試験片のエネルギー解放率とき裂進展速度の関係


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