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「全固体リチウムイオン二次電池」オンラインセミナー2025│基礎・最新開発動向・設計方法

全固体リチウムイオン二次電池の基礎・最新開発動向と設計方法
~基本構成から界面設計、用途展開まで~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


〇基礎から界面設計技術のポイント、電池の作製と評価法、様々な用途展開や要求性能、LCAや価格の推定まで。
〇最新動向や現状課題と展望も交えて解説します!

講師

大阪公立大学 全固体電池研究所 特任准教授 棟方 裕一 氏


講師紹介

■ご略歴:
平成16年3月 大阪大学大学院工学研究科物質化学専攻 博士課程修了 博士(工学)
平成16年4月~平成20年3月 独立行政法人 科学技術振興機構 博士研究員
平成20年4月~同年8月 首都大学東京 都市環境学部 特任助教
平成20年9月~令和2年3月 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 助教
令和2年4月~令和7年3月 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 助教
令和7年4月~ 大阪公立大学 全固体電池研究所 特任准教授

■ご専門および得意な分野・研究:
電気化学、材料化学

■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会、電気化学会、日本セラミックス協会

<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年6月19日(木) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • セミナーポイント

    ■はじめに:
     固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池は、安全性に優れた次世代の二次電池として、我が国だけでなく世界各国で研究開発が進められている。近年は車載用を中心とした大型用途への展開が活発化し、二酸化炭素の排出量の削減に貢献する環境デバイスとしての役割も重視されている。しかし、これまでの電池技術は主に電解液の使用を前提に開発されてきたため、全固体リチウム二次電池の実現には、新たな材料や設計技術が必要となる。
     本講演では、全固体リチウム二次電池の構成部材の開発から電池作製までの各段階における最近の取り組みや課題を、具体例を交えながら紹介する。また、全固体化によって実現される新しい電池の構造や用途展開についても言及する。

    ■受講対象者:
    ・電池および電池部材の開発に携わっている方
    ・新しい電池に興味がある方
    ・セラミック材料および技術の新展開に興味がある方

    ■必要な予備知識:
    大学卒業レベルの化学の知識

    ■本セミナーで習得できること:
    ・二次電池の基礎
    ・リチウムイオン電池における課題と全固体化のメリット
    ・全固体リチウム二次電池の構成部材に関する基礎知識
    ・固体-固体界面の設計に関する基礎知識
    ・電池設計に関する考え方
    ・用途に基づく電池設計指針
    など

    セミナー内容

    1.二次電池の基礎
     1)電池の構造と構成部材
     2)各二次電池の特徴
     3)エネルギー密度と出力密度
     4)充放電反応とは

    2.全固体化とは
     1)現行のリチウムイオン電池の課題
     2)全固体化のメリット

    3.全固体リチウム二次電池の構成材料
     1)様々な固体電解質(種類と特徴)
     2)電解液との比較
     3)固体電解質の合成と注意点
     4)適用できる電極材料

    4.界面設計技術
     1)電極と固体電解質の組み合わせ
     2)界面形成における課題
     3)中間層の形成
     4)各種接合プロセス
     5)固体電解質に適した電極活物質の設計
     6)擬固体電解質シートの開発

    5.構造化技術
     1)三次元構造化の有効性
     2)バイポーラ型への展開

    6.全固体リチウム二次電池の用途展開
     1)電池の市場
     2)用途と要求性能
     3)環境デバイスとしての役割(自動車への適用)
     4)ライフサイクルアセスメント
     5)価格の推定
     6)展望と課題

    <質疑応答>


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